2015/10/31

S・C・F番外編「女愛するのも仕事のうち?」

これは、私がまだ占い師の仕事を始めたばかりの頃
ずっと、ずっと昔の話・・・になります。
(昔っていっても、100年とか50年前とかじゃないですよ。昭和の話です)


自宅で電話鑑定の仕事をしていたときのこと。

平日の昼間はどうしても、
主婦とかの不倫相談が多かったり。

気分は、みのもんた(嘘です)。

まあ、その相談はそのような相談ではありませんでした。


※以降、
スピリチュアル・ケース・ファイル番外編を、
略して、S・C・Fとすることにします。


その方の恋人・・・というか、付き合っている人が浮気性で
そのときは反省するものの、次から次へと女性が寄ってきて、
くるものこばまずで浮気をしてしまうのだと。
どうしたら、彼の浮気は収まるのか?という相談だった。

当時は占い師だったので、
占星術で天体配置を見たり、
タロットカードをシャッフルして・・・だったのだけれど。

ふと、彼と彼女の過去生が見えてきた。

彼は江戸時代、某所の殿様だった。
世の中は安泰しているから、することはそんなにない。
そんなんで、子孫を残すために女性選び放題。
何しろ、自分のためにハーレムがあるのである。
彼に見初められようと、女性があの手この手でにじりよってくる。

彼女はこの時代の彼の、側室のひとりだった。
お気に入りの、もっとも愛された一人ではあったものの、
ほかにもライバルたちがひしめいていて、
彼を自分ひとりのものにすることができず、苦しんだ人だった。

そんなんで、
ふたたび出会った2人は過去の関係を繰り返していた・・・というケース。

今の彼は事業者で、彼女は従業員。

彼は性格温厚で社交的、
男性には妬まれるものの、人の上に立つカリスマ性があった。
過去生で女性の扱いを学習したというか、
お手の物になっているので、モテる理由がある。

しかも、大勢の奥さんを持っていた人で、
立場上それを赦され、むしろ奨励されていた人である。
下世話な言い方すると、
毎日違う女性といたすのが日課というか仕事だった人だもん。
(それが苦痛だったわけでなく、
エンジョイしてたのは幸いというか何と言うか)
ただ一人の女性とだけ・・・というのは、
慣れていないというか、ムリな気が。


そうか・・・時々、

「すべての女性はボクの恋人! ボクはみんなを愛してる」

みたいな男性がいるのは、
過去にウハウハな時代を生きちゃった人だから・・・かも知れない。

確かに、その習慣は簡単にはぬけないかも。
たった一人に絞れっていうのは、
そういう、
たくさんの女性を同時に愛せちゃう人にとっては酷ってもんかも知れない。

と、私はその時、なんとなくそう理解した。

というものの、現代は昔と違うし、
日本という国の常識では、非常識というか、やはり不道徳なことなので。
(一夫多妻制だし、恋愛も人間関係と考えると、不誠実なのは困る)
お互いがそれを納得できるかっていうか、許容できるかってのが、問題かと。
でも、そういう理解あるパートナーを見つけるのは難しいと思うし。
一般的な女性にとっては、浮気は「許せない」ことだから。


こんな風な、
「世界中がアイ・ラブ・ユー」な男性に恋してしまったなら、世の破滅って感じ?

彼がほうっておけない女性も含めて、
彼のすべてを愛せるだけのウツワを持ってる女性でないと、難しいですわね。

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