2015/10/30

ワークショップ(セルフヒプノ)体験談⑤

Aさん 30代 女性



①迎えに来てくれたガイドさんはどんな人でした?印象、性別、雰囲気など

前の過去世体験の時と同じ人。
シルクハットにタキシードのおじ様です。
今回はちょいと若くなってました。
でも寡黙な人なので、話してくれないです。


②時代はいつ頃?

1700年代だそうです。


③どこの国?

ヨーロッパ辺り。
港がある地域の、もう少し内陸に入った、森の中の集落って感じでした。


④その人生での自分について教えてください。どんな人物だったか。
 
三つ編みの赤毛(肩位までの長さ)でそばかすの女の子。14歳。
なんだか結構諦めが早いっていうか、ドライな感じ。
『ま、いっかー。仕方ないかー』で済ませてきたことが多いみたい。
毎日ではないけれど、教会みたいなとこで多少勉強を教わってたみたいです。


⑤家族構成は? 家族との関係は?
 
父親と二人暮らし。
中の下くらいのボロさの平屋で、
いわゆる少し広いワンルームみたいな家で暮らしてました。
ベッドはついたてで隠してる、という感じ。
父親は仕事か何かでいつもいなくて、たま~に一緒に食事するくらい。
大抵彼女一人で家の事をやったりしてました。
彼(父親)は今の時代、今まさに生まれてきてるみたいです。
家族というか、父親との関係が希薄だったので、
この影響で今の人生の
今時珍しいくらい一緒に行動する家族』を選んで生まれてきたようです。

集落の人々は、ああいう小さなところって結束力が強いと思うのだけど、
私が居たところはそうでもなかったみたい。
今の私とは関係がないみたいです。


⑥その人生で出会った人々、構築した人間関係はどんなのがあった?

この辺はあまり見えなかったというか、感じなかったというか。


⑦さて、本題。
 その人生での一番の事件。
 今の恋愛観に影響を与えた異性との間に起きた事件、
 それはどんな経験、出来事でしたか?
 そのことが起きたことによって、その人生はその後どうなった?
 自分の人格形成、運命のパターンはどう変化した?

父親が他の女性と結婚してどっかに行ったらしく、
自分、村に置いてかれてました(笑)
(いや、もしかしたら自分から残ったのかも?)
さーてどうしようか、ってなった時に、村のそれなりに偉い人が、
お屋敷に女中に来なさいって言ってくれたらしくて、
そこに住み込みで勤めてたみたい(家はそのまま)。
この偉い人が今の旦那でした。

その家ではそれなりに楽しく働いて、
ご主人ともそれなりに仲良くやってたと思うのだけど
(女中さんはそんなに多くなかった)、
ある日ご主人の結婚式で自分、ぽかーん(笑)。
あれ、なんでこうなった? なんでご主人他の人と結婚してんの?
アタシは????って
若干パニックしながら式のお手伝いしたりしてました。

どうやらご主人と結構良い感じで仲良かったんで、
結婚できるかも~なんて夢見てたみたいです(笑)。
でも既成事実等が無かった辺り、詰めが甘かった。

で、いつものパターンで『ま、仕方が無い』で、
辞めもせずにずっと働いてました。女中頭みたいな地位にもあったし。
不倫も無く淡々とご家族のお世話してました。
代替わりしてお子さんがご主人になった時に、
お暇貰って自分の家に帰っていったようです。

なんか荒れた家の中をやれやれーとか思いながら掃除してましたわ。


⑧どんな死だった? その人生の最後の瞬間について

50~60歳くらいで、おじいさんのお医者さんと看護婦さんに看取られて
そこそこ安らかに逝ったようです。病気っぽい。
結婚はしてなかった。そういう意味では寂しい最後、かな?


⑨死ぬときにその人生を振り返って、何を思ったか。

赤毛の自分は、その時は可も無く不可もなく、淡々とした人生であったと。
ま、人生こんなもんよねー、という事らしいです。
ちょびっと『あの時ヤっときゃ良かったー!!』
と思うことはあったみたいだけど(笑)


⑩その人生で自分が学ばなければいけなかったことは何か。
 
ある意味彼女の人生は安定したものだったので、
無意識にそれを壊すことを避けていたから父親とも離れたし、
ご主人様も別な人と結婚してしまったのだな、と。
自分から動かなければ何も得られないのは、今も昔も同じですね。
今生では少しでも重い腰をあげて行動しないと、ですねぇ。


⑪過去の自分から今の自分へのメッセージはあった?
 逆に今の自分が過去の自分に伝えてあげたいことは?

『やりたいことはやっときなー(色んな意味で)』
って笑いながら言われました。
あと彼女が体から抜けたときに抱き合って、
『アンタのときはちょっと寂しい家族関係だったけど、
後からそりゃもう仲良しこよしな家族関係があるからね』って伝えました。
こういうので釣り合いって取れるんですねぇ。
(彼女は父親との関係を別に寂しがってはいなかったけども)

あ。あのご主人様、今の旦那だよって伝えればよかったですね。


⑫光の存在、ガイドたちからいただいたメッセージは?

言葉は貰えなかったけれど、
ありがとうございましたって抱きついたら、頭をぽんぽんしてくれました。


⑬この体験、人生を振り返って、一言どうぞ。

300年越しの片思いを実らせた自分、ある意味凄いかも(笑)
淡々としてたようで執念深かったようです。
できれぱ、
その時代生きてたときに
この執念を発揮できたら最高だったんでしょうけどね。
『やりたい時にやっておけ』、過去の自分の言葉を胸に生きていきます。

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