2015/11/05

学ぶ楽しみ教える悦び(前半)

やはり雑談になりますが、
ここ数年のメイン、センセーとしての仕事のお話。


私はちゃんと勉強したのは小学校のときくらいで、
親も田舎モンだし学歴ないし、、、、

そして組織に向かず、社会性も社交性もないのに関わらず、
人に「教える」ことなんかしちゃってて、詐欺みたいだと思ったり。


でも、気がつけば、イトコたちは幼稚園の先生だったり、
保育士だったり、保育園を経営していたり、
なぜか姪たちも甥夫婦も中学や高校の教師だったりする。
(ああ、あと自衛隊の教育係もいましたね)

私が教えていることは、彼らの仕事とは並びもつかないし、
こういうことの先生ですよ、とは簡単には話せませんけれども。

そういう偶然の共通点も面白いもんだと思ったり。
数としては決して多くはないんですけどね。

父方は代々の農家だし、母方は明治以前は武家だから、
家業的な家系ってんでもないわけですが。


そういえば、母は民生委員ですが児童委員でもあるわけで、
お年寄りの世話役だけでなく、
地域の若いお母さんたちの子育ての相談にも乗っていたり。
(私からすれば、子育てできなかった人がと苦笑いですが、
育児ノイローゼになった経験のある人だから、それはそれ、
ある意味では彼女の成長のため、カルマの解消には必要なこと)


今生の肉体で受け継いだ遺伝的なもの、
家系的なルーツとしてのものは負の遺産ばかりで、
どちらに似ても手先が器用になるはずがならなくて、
父方からは極端な偏食、母方からは霊媒体質って位。

私がオカルト的なことやスピリチュアルなことなど、
「教えること」ができているのは、
私自身の過去生の影響のほうが大きいのだろう、と思います。

シャーマンやらメディシンウーマンやら占いや呪術的な仕事とは別に、
何度か、伝統かつ秘教的な叡智を教えた人生があったようなので。
あと、哲学者兼占星学者兼天文学者兼オカルト医者みたいなの?
その時の人生で、お弟子さんたち?を持っていたようです。
ただ、ものすごく偏屈な爺ーさんで(自分でも思い出すと憂鬱になる)、
教えるのが上手かったとは決して言えないんですよね。
自説にこだわるあまり、他者に対して批判的で押し付けがましかったモン。

今の人生ではまったく無学に近いけれど、
男性だったその当時の人生では、いちおう教養もあったのでしょう。
その時、多少なりとも脳みそを鍛えてくれたので、
考える力がなんとか、使えるレベルにあると言えるのかな。


そのうち、ちゃんとしたテーマにして改めて書こうと思うけど、
職業的適性や資質っていうのは、環境や遺伝が決めるものではなく、
その人が今の人生に至るまで、どんな経験を蓄えてきたか、
どのような技術を磨き、能力を開発してきたか、なんですね。
とはいうものの、過去に蓄えてきたスキルや得意分野だけで、
未来の「なりたい職業」を決めてしまうのは早計すぎますけど。



あ、いつもながら前置きが長すぎ。


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20数年前、私はぼんやりと自分の理想の晩年をイメージしていました。

当時、それが何かは具体的にはイメージできなかったけれども、
ちょうど東洋医学のお世話になりながら交通事故の後遺症から立ち直った頃で、
ハーブ療法やホリスティック医学、アロマテラピーやフィトテラピーを学びながら、
心と身体の両方の健康にアプローチする仕事がしたいと考えていたわけですが、
それと同時に、自宅で生徒さんたちを集めて、
自分が教えられることを教えることをしたいなあ・・・なんて。

気がつけば、庭のある自然に囲まれた家にこそ住んでいないけど、
私が得意なことで、それを必要としている人に教えられているのですよ。

夢というか、願望はしっかりと叶っているのです。


グループレッスン(スクール)で、
スピリチュアリズムやサイキカルなワークやトレーニングを教えることは、
私のライフワークであると言えるでしょう。

おかげさまで生徒さんたちからは、教えることの悦びを頂けています。

みなの成長ぶりには毎度、感動させられますし、
これからの様相も、とても楽しみです。


で、私はアストロロジィストでもあるのですが、
私のネイタルチャートでの太陽は8ハウスにあって、
これは「次世代に自分自身のスピリットを継承させること」
に深い陶酔感と情熱、魂が震えるほどの喜びと生きがいを、
感じるってことを暗示しているのですね。
(幸福感、幸福のありかは木星が示しているので別分野。
太陽は自己投影の場所、魂の表現方法になります)

ようするに、何かの「財産」を誰かに遺すこと。
この場合、知識や技術など無形の知的財産も含むんですが。

スクールでは、そんな風に皆さんに
私が培ってきた知識とか、経験とかをお分けできるのが、とても嬉しく、
単に「教えている」っていうのではなくて、いろんなものをお渡しして、
未来にかくあるべきその人の姿になっていくのを、
間近に見ることができて・・・

なんかもう、感慨深くて・・・充実感で満たされる仕事だなあ、と思います。


つづく


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