2015/11/05

モンスター・クライアント~ワガママで自己中な人々

前後編くらいで終わらせようとしたこの内容、
思ったよりも長く続いてしまいました。

いい加減、本題に入ってとっとと終わらせないとっっ汗
とはいうものの、これまで書いてきた内容は、
タイトルとかなーりかけ離れているような気も・・・。

さて、このテーマでのブログ記事を書こうと思ったのは、
それなりのきっかけがあったからです。

ですが、直接的に書くことはやはり憚られるので、
かなり湾曲的に、それとなーく・・・
まどろっこしい書き方にてスミマセン。


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サイトを立ち上げた当時、
(方向転換をする前でまだ占い師の肩書きだった頃ですが)

「原稿を載せてあげますから、
 タダで毎月の占い書いてください」

「私のことを無料で占ってください。
 知りたいことは○○です。」

そんな失礼なメールがけっこー届いたもので。

既にプロとしての活動を10年以上していたし、
占い館での対面鑑定はもちろん、
占い専門誌に特集記事とか毎月の連載も持ってたし、
ネットの有料コンテンツのサービスも提供していて・・・

「アマチュアさんではないし、
 練習相手とか別に募集してないんだけど~」

と、うんざりさせられることも。

ただ、そういう失礼なメールは、
無視して返信しなければいいだけのこと。
で・・・・・

失礼だな~って思うのは、
私のような職業の人間のことを、アンサーロボットのごとく、
自分の聞きたいことに、いつでも答えてくれる存在か、
まるで自分専用の便利屋か何かのように依存してくる人。

セッションのアフターフォローなら、いいんですね。
聞き忘れたり、聞いた後で忘れてしまったこととか、
セッションの後だからこそ、出てくる疑問もあるでしょうし。
一週間とか10日以内なら、私も覚えていられるかなあ、と思うし。
原則、相談に乗っている範疇のことに関することならね。

でも、直後のセッションで相談されたこととは、
まったく関係のないことを・・・別件に関する質問を、
当然のように聞いてくることが困っちゃうんですね。


また、これまでにも触れたように、
友人と呼べるような関係性にはないのに、
対人関係の境界線を越えて、
本来は肉親やかなり親しい友人に求めるような、
サービス以上のものを期待されることも違うかと。
なんていうか、私みたいな職業のものに、
自己投影して、欠落の埋め合わせを求めてくる人ね・・・。
このあたりは、プチ・ボーダーな人と言えるかな。

若い人は・・・いやさ育った環境によっては、
マナーとか対人関係のルールを知らない人も多いから、
そういうのを指摘したり、教えるのは、
仕事というよりは、ちょっとばかり長く生きている
人生の先輩としての役割になりますでしょうか。

知らないことは教えてあげるべきだし、
それであーそうなんだって、本人が理解できて、
気をつけられるようになるなら、それでよし、ですから。

ただ、
最近増え続けている『モンスター』なお客さんてのは、
はっきりいって精神疾患といいますか、
病んでいる人になりますので、
常識は通じず、正常な会話も成り立たず、
意志の疎通がうまくいきません。
自分ルールの世界の中で生きている人ですので、
正攻法で対処すること事態、あきらめるほか無いのです。


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精神科やメンタル系の職業の比ではありませんが、
占い師やチャネラー、ヒーラーや霊能者、スピ系の仕事などは、
一般のサービス業より、どうしても
こうしたお客さんに悩まされる確立が高くなってしまいます。

精神科や心療内科にいく人は、
当人あるいは少なくとも周囲がその問題に気づいていて、
何とかしようと選択した結果の通院ですから、
自覚があるだけマシなのかも知れません。


『モンスター』な人は、
まず自分側に問題があるということを認めようとはしません。
なので、人の言葉を聞きません。
というか、自分が聞きたい言葉以外は聞こえず、
見たいもの以外は見ようとはせず、
自分が求めているもの以外のものを決して認めません。

彼らが、サイキカルな事柄やスピ系に答えを求めることは、
はっきりいって不毛の一言です。
いくら「答え」を与えても、真理を語っても、道を諭しても、
それらは彼らの求めるものではないので、
聞こえず、見えず、欲求不満を高めるだけです。

彼らにはとうてい理解できない内容なのですから。

モンスターと呼ばれる人にとって、
自分の要求に対し、
相手が『YES』以外の答えを言うことは想定外であり、
それらは認められることではないのです。

彼らにとって、
自分に『NO』という人こそが、『モンスター』であり、
間違っている側であり、ありえない存在で害悪なのですから。


見えない世界のことが、
モンスターさんがモンスターになってしまっている元凶だったり、
そのような問題を引き起こしている場合、
サイキックやその種の施療行為によって、
そのような問題が解決することがあったりもします。

けれど、問題の根が、「性格(人格)」にある場合、
こればかりはどうしようもありません。

『モンスター』さんは、自分はいつだって与えらてれ当然で、
自分が求めるものを与えてくれない他者や世間はおかしいと・・・
そういう観念から、それをしないものに対して憤りと恨みを抱き、
自分の思い通りに物事が運ぶことしか、それしか正解がないので。

問題を指摘しても、聞く耳を持たず。
何を言っても自分に都合の良い解釈をし、
自分の悪いところを一切振り返らず、
すべてを他人のせいにする。

自分が相手に対して、
どれほどモラルのない、失礼な態度を取っているのか・・・
こちらの指摘にもそうしたことを一切省みず、
自分が知りたい答えをくれないことに対しての、
疑問と憤りをぶつけるばかり。

自分のそうした性質が、全ての歪みであり、
諸悪の根源であることを認めようとはいっさいしない。
本人がそこに気づいて、変わろうとしないことには、
誰にも、『モンスター』さんのエゴイズムという着ぐるみを、
ひっぺがえす手伝いは出来やしないのです。

その一歩を選んでくれないことには・・・


変わることを選ぶか選ばないかは本人が選ぶこと。

ですが、変わろうとはせず、気づこうともせず、
人の言葉も他人も出来事の意味も理解しようとはせず、
自分だけが相手から理解されたいと望み、
自分の満足のいくサービスだけを求め、
どこまで言っても自分の要求を通そうとするだけの人は、
もはや「お客さん」には成り得ないんですね。

ヒーリングもセラピーもリーディングも占いもカウンセリングも、
エゴイズムを満足させるための手法ではないので。

私のような職業の人間は、
他者の人生を改善するためのサポートをしているわけですが、
「本来の力を取り戻させたり」「気づかせる」ことを目的として、
本人の自主的な意志と積極的な参加(協力)のもと、
セラピーやヒーリングなどの施療を行っているのであって、
個人の身勝手なワガママをかなえるための便利屋ではないんです。


残念なことに、こうした「自分がルールブック」という
自己中な人は昨今増え続けています。

相手の気持ちや人間性を考えず、平気で人を利用し、踏みつけ、
他者を自分を満足させるための道具のようにしか見れない人は・・・。

他人のことには常に批判的でうるさくてちょっとしたことも許さず、
そのくせ自分に対しては甘く、ルーズで、
自分の気持ちには敏感で傷つきやすいけれども、
他人の気持ちには恐ろしいまでに鈍感で。
自分がどれほど失礼なことをしているのか、迷惑をかけているのか、
周囲をどれだけ不愉快な気持ちにさせているのか・・・
知ろうとも気づこうともしない。
すべてを他人のせいにして、世や人を恨んで、

被害者意識だけはやたら強いのに、
自分が加害者側であることは夢にも思わない。

ストーカーが、その最もたる代表と言えるでしょう。


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前回ちらりと書いた友人のトラウマになった出来事。
詳しくは書けませんが、

最初お客さんだった女性で、
友人を崇拝し、依存しまくっていて、
無理やり彼女の経営する店に入り込んだかと思うと、
急に豹変して横暴になり、
まるでDVオトコか!というような態度を取り始めたんですね。

それまでは、従順な下僕のように下に出て、
友人を持ち上げていたのに。
暴言を吐いて、あちこちで彼女の悪口を言いふらし、
自分に対して感謝やねぎらいが足りないと毒づく。
自分は恩を仇で返すようなことをしておいて、です。

あまりにも酷かったので、
お客さんをそのまま持ってっていいから~
と独立を促して、フェードアウトしていただいたとのこと。

でもって、
その方は友人のコピーか?という位、色々とマネをしてました。
(「ルームメイト」という映画を思い出します)


真似っ子もストーカー気質の人の特徴。

妄執・・・というのかな、
そういった執念深さ、愛着ではない愛憎的な執着。

ファン心理が高じて、相手を憎み、
塩酸掛けちゃったり、殴っちゃったり、
ヘタしたら殺してしまった・・・なんてのもいますから。

(知り合いの関西の占い師さんで、
めちゃ美人でナイスバディな人がいるのですが、
その人もお客さんのストーカーに悩まされ、年に何回も引越。
先輩の男性占い師さんも、勝手に恋心抱かれて・・・
妄想の中で恋人にされてしまったり、告白や誘惑ならまだしも、
トラブルとかエライ目に合っちゃう人は多いのでした)



私の場合もいろいろありましたよ。

何回か来る内に、
プライベートな空間を見せろ、と、強引に
私室に入ろうとする人とか、いたし・・・(女性ですが)
毎日毎日、サイトを見に来て、ちょっとしたことをチェックして、
あーだこーだ・・・mixi入ってた頃は一日に何度も足跡。
誰かわかっているだけに精神的に消耗しました。

その他ひとつひとつ全部を語れないので、
かなり不愉快でプンスカしたことをひとつ。

その方は最初はおとなしく、物腰が柔らかかったのですが、
段々と・・・態度が大きくなってきたんですね。

始まりはギフト攻撃だったかな。
当初は断る理由もなく、ありがたく受け取っていたのですが、
興味がないと断ったものまで押し付けてくる。

そして、段々とエスカレートしてきて、見下す発言が多くなり、
私のプライベートな友人関係にケチをつけ、
持ち物や服装にケチをつけ初め、
あーでもないこーでもないと色々と意見を押し付けてきて。
さすがに友達の悪口を言われた日には限界でした。

奢ってあげる、モノをあげてる・・お金を払ってあげてる、は、
力関係において「やってあげている」になりがちです。
そんな風に物質的なものによって縛りを与えることで、
相手より優位に立ったつもりになって、
他者をコントロールしようとする人は少なくありません。

(私がお客さんから断固として、
モノを頂かないルールを設けさせて頂いた理由のひとつでもあり)


友人がトラウマになった上記の彼女にしても、
私のほうのその人にしても、同じではないけど、
根本は似たようなモノです。

友人に対して、DVオトコのようにふるまったその人は、
友人に憧れていたんですよね。
彼女になりたくてなれなかった。嫉妬とか羨望があった。
愛憎入れ乱れた複雑な感情というのかな。
だから、彼女の欠点が許せなかった。
自分を必要として欲しいのに、傍に置いて欲しいのに、
必要とはせず、受け入れてくれないことに対して、恨みを抱いた。

私のほうも、そんな感じ。

私に対して 『自己承認』を求めていたのですね。
それはよくある、自己に無いものを相手に求めるという、
埋め合わせのための投影でしかないのですが・・・
結果的に、その人は力関係において優位に立てないこと、
対等に扱われないことに対して、不満を抱き、
彼女が押し付けてくる世界をこちらが受け入れないことに対して、
感情を暴発させてしまったのです。


私からしてあくまでその人はお客さんであって、
彼女の人間的な問題を何とかすること、
今生のカルマとどう向き合わせるか。。。
それしか見えてなくて。

たぶん、仕事とは別のところで出会っていたなら、
絶対に親しくなることはありえなかったと思う。
プライベートでは絶対に友達にはならないタイプの方で。



でも、こうしたトラブルは、やはり私自身の問題の表れです。
なめられてしまう私にも非があると言えば、そうなのです。


とりあえず、そういう問題が起きたときにどう対処するか・・・

学びとスキルアップのための貴重な機会と考えて、
常にベストを尽くすしかないです。


でも、お手上げだ~と思うときには、
「誰か、降りてきて~ 後はまかせた!」と、手抜き?して、
(チャネリング嫌いといいつつ)

自分ではない誰かに返信を委託しちゃったりとか・・

そんな横着も、よくありますね。


ダメか、それじゃ・・・私の経験値にならんて。
彼女が押し付けてくる世界をこちらが受け入れないことに対して、
感情を暴発させてしまったのです。


私からしてあくまでその人はお客さんであって、
彼女の人間的な問題を何とかすること、
今生のカルマとどう向き合わせるか。。。
それしか見えてなくて。

「人」としてみたときには、仲良くなれるタイプの人ではないというか、
どこまでいっても、「お客さん」として考えられない人でしたし、
「指導」すること以外で関わることは不可というか。

たぶん、仕事とは別のところで出会っていたなら、
絶対に親しくなることはありえなかったと思う。


でも、こうしたトラブルは、やはり私自身の問題の表れです。
なめられてしまう私にも非があると言えば、そうなのです。


とりあえず、そういう問題が起きたときにどう対処するか・・・

学びとスキルアップのための貴重な機会と考えて、
常にベストを尽くすしかないです。



後はねー

お客さんでエネルギーパンパイアな人にエーテルコード刺されたり、
生霊とばされるのは、ホント・・日常茶飯事で、
これもまた致し方ないというか、何というか、ですかね。

やれやれ、といったところで。


でもまあ、このテーマでありこれ書きたくなってしまったのは、

私みたいな職業の人間の人間が、
何をしてもいい存在と扱われることに対して・・・・
どれほど不躾で不遜なことをしても許してもらえて当然とばかりに、
こちらの人権を無視され続け、
非常識で失礼なことをさんざんされ続けることに、
いい加減、辟易とうんざりを通り越して、
疲労もピーク・・・になってしまったからかも知れません。


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