ピンドーラ・バーラドヴァージャというものあり
弟子たちの中で獅子吼第一と呼ばれ、
神通力=超能力に秀でていた。
ある時、人の甘言に乗り、神通力を用いて、
座ったまま高いところにある栴檀の鉢を取るなど、
人々を前にして自由自在に誇示して見せた
それを知った釈迦は、
「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、
人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」
・・・と、
修行者らしからぬ行いをしたことを叱責、
また、正法が尽きるまで涅槃に入らぬように命じ、
彼を退けて閻浮提を去り、西牛貨洲に移り人々を教化した
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このテーマについては一か月くらい前から書こうと思いつつ、
二月に一気書きというか短期間に記事を書いて、それで、
一年分もの記事を大量に書いたつもりでいたものだから、
しばらく力尽きていました。
今日たまたま、あることを検索していたら、
「レイキ、詐欺」という言葉が出てきて何気に見る気になって、
クリックしてみたらば、知恵袋にて。
"偽者?詐欺?悪い方向へ流されている?ヒーラーたち・・・
ヒーラーさんたちに感じた違和感等について"
という記事が出てきまして、少しペーストさせて頂きますと、
①ブログやセミナーで生徒のプライベートや未熟な言動を、
許可なく教訓話として語る。匿名でも誰の事かわかるし、
自分の事も言われていると思えて不愉快
②突然、感情的なメールを送ってくる。
意にそわない相手や言動に対し、
酷い言葉で容赦なく人格否定する等
③自分の前世は歴史上の有名人だと主張
④頼みもしないのに前世を軽々しく教える。
しかし後日そんな話はしていない、勘違いだと言う
⑤自分の非を認めないで責任転嫁
・・・あら、私のことかしら?
まあ・・・よしんば私でない他の方のことにしても、
上記のことに当てはまるところ、たくさんあると思われます。
①に関しては、このブログを読まれている方ならご存じの通り、
クライアントさんや生徒さんたちのことを書いていますし、
許可を取ってないで書いていることもあります。
公のブログでこのようなことを書く意図とか趣旨はあるものの、
詭弁だの欺瞞だの自己満足的なイイワケと言われればその通り。
③は無いにしても(有名人だったことはないから)
④はもしかしたらやっちゃってるかも知れないし、
②も⑤もあるかも。
ていうか、実際私はかなり感情的なのは周知の通りだし、
お客さんや生徒さんたちに怒ったりすることもあるし、
不快感を表したり、感情的な態度を取ったこともあるから。
レイキや氣によるヒーリングが詐欺がどうかってことに関しては、
気功の一種だから、詐欺ってことはないんだけども、
単なる気功のことを人生において奇跡を起こす何かのように、
買いかぶりすぎている人が多いのが根本原因のような気がする。
うん。過大評価されすぎ。
レイキで改善されたり治癒することはあっても、
それは問題を解決するためのアプローチが出来ただけだったり、
別にヒーリングの方法そのものやヒーラー自体が
優秀だったということもない。助けになったくらいのこと。
だって病気を治すのはいつだって、当人だもの。
他人か治すんじゃない。
ヘルスケアはヘルスケアでしかないんですよ。
確かに氣が充実することで心身ともに改善されることもあるけど。
続けないと意味がなかったり、効果がないのは運動も習慣も同じ。
レイキヒーリングは誰でも出来るし、身に着けられるし、
それは本当にそれだけなの。
それが出来るからって別に大したことではないし、
習い事みたいなもんで、練習すれば上達もする。
誰もが出来るようになること出来たからって、大したことじゃない。
レイキ出来るようになったからって、
それはサイキックな能力とも、
スピリチュアルな資質ともまったく関係ないし、影響もない。
だからレイキヒーリングを習得することで、
そういうのを期待しすぎてる人とか、勘違いしている人がいるのが、
レイキに対する誤解を生んだり、おかしくなっている源かと。
どんなものもようは使いようでしかなく、使い方次第と思いますが。
私自身、レイキのティーチャーであって、
スピリチュアリズムを教えている先生ではあるけど、
別にプロのヒーラーは育ててない。
レイキに関しては、家庭でできるヘルスケアの位置づけで教えてる。
Gレッスンでは応用的な使い方教えたりもするけど。
レイキはレイキであって、サイコノエティカルイメージを使う
やり方のほうがレッスンでは主流だから。
最近はないんだけど以前何度か
「レイキを受講すれれば、
先生みたいに過去生が分かる人になれますか」
と言われたこともあるけど、
(つまりリーディングが出来るようになるか否か)
そういう時は「・・・さあ?」としかいいようがないんですよね。
私はたまたま子供の頃は視える人だったとか、
占いの仕事に長く従事していた延長戦上のこの道だったから。
なわけで、
レイキを受講すれば私と同じような仕事が出来るようになる
みたいに誤解されてしまうのも困ってしまうわけです。
重ねていいますけど、
レイキヒーリングをするようになったから、
私は他人の過去生だのエレメンタル(想念)が
読めるようになったというわけでないのです。
(レッスンに参加して下さる生徒さんもそう)
セッションの場ではレイキヒーリングを使うし、
組み合わせてもいますけど、
レイキヒーリングだけで
すべてを解決しようとしているわけではないのです。
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そもそもヒーリングとかリーディングとかとか
優れた、立派な人格者だからそれが出来るのだ・・・って、
そういうのも思い込みでしかなく、美しき誤解だと思うのです。
ヒーリングやリーディングが出来るからって、
尊敬に値する素晴らしい人ってことではないのです。
サイキック能力は特技のひとつでしかなくて、
その人の人間性や霊性の高さを証明するものではないんです。
どんな職業の人だってそうです。
医師、看護師、政治家、役人、教師、弁護士、検事、警察官、
芸能人、スポーツマン、アナウンサーも、
その人の職業上の技術能力と人間性は別ものですから。
人格が卑しくても、人間性が欠けて劣っていたとしても、
スキルや腕は一流って人たくさんいます。
サイキカルな能力の断片を見せている人・・・
ヒーラーや霊能力者や占い師やチャネラーなんかが、
皆、聖人君子で誤ちを一度も犯したことのない、
人間的にも秀でた人だとは思わないで下さい。
ふつーの人間です。
特別な人間なんかじゃありません。
専門性のあるちょっと特殊な職業を生業としているってだけ。
これらの職業の人は専門的なアドバイスをする専門家って、
そういう風に考えるべきだと思います。
私を含めてこれらの専門的なアドバイスをするものたちの意見、
専門的なサービスの内容がいつも正しく間違いのないものだと、
信頼しすぎないで下さい。
また、サービスの内容は情報として捉えるべきで、
それを発信する「人」にも依存しない事、これ大事です。
自分にとって有益なサービスであるかどうか、
自分の抱えている問題を解決するのにその提案が
有意義で最適であるかどうか、それだけですよ。
スピリチュアルな職業に従事している人間だって、
間違いもたくさん犯すし、他人に迷惑をもかけることもある。
失敗もするし、迷いもあるし、悩みも葛藤もある。
誘惑にも簡単に負けてしまう弱さも腹黒さもたくさん持ってる。
世間知らずだったり、傲慢だったり、勘違いも抱えてるし、
社会性がなかったり、どっかズレてたりもする。
(どうしても関わったクライアントさんのカルマを
最低でも一割は引き受けることになるから、
"歪み"や"黒さ"が出てきちゃうのも致し方ないんですけどね)
他の人は分からないけれども、少なくとも私はそうです。
人間的にはまだまだ未熟だし、心に毒も闇も歪みもあるし、
性格も欠点だらけで、エゴイズムもてんこもりです。
やり方を間違えたり、物事を見誤ったりもたくさんする。
すべての人間関係をソツなくこなす器用さもない。
長所やイイトコなんてひとつもないかも知れません。
人に好かれるような性格ではないし、嫌われ者だと思います。
ぶっちゃけ人としてはダメ人間ですよ(笑)
今の仕事を通してだって、
その時々でベストは尽くしてきたつもりだけど、
あくまで私のほうがそう思ってるだけで、
クライアントさんとしてはそうではないでしょうね。
私のところに来て、言われたことで気分を害したり、傷ついたり、
お金の無駄だったと腹を立てて帰った人もいるでしょう。
私のこと、怒っているクライアントさん、
酷いヒーラーに出会ってしまったと・・・
そう思っているクライアントさんもたくさんいるでしょう。
現実問題として、叩かれているのは知ってるし、
スクールを辞められた生徒さんたちが、
あれやこれや仰っているのは知っています。
わざわざ教えてくれる人もいるから。
そういう人たちからしたら、私は悪いヒーラーで先生で、
うちに来て、払ったお金は詐欺にあったようなものであり、
悪徳商法に掛かったような悪しき想い出なのでしょう。
何一つためになったことはなく、
お金も人生の貴重な時間も、無駄にしたようなもので、
自分たちを洗脳して、嘘八百を吹き込み、
お金を巻き上げたあげく、ヒステリックに自己否定をするキチガイで、
ブログで他人のプライバシーをネタにしてあげつらう誇大妄想BBA
・・・なんでしょうね。
事実その通りなんだと思いますよ。
非難されていたとしても反論することは私には出来ません。
すべては私の不徳の致すところだし、
相性が悪かったということだけで済む問題でないこともあり、
すべては私の未熟さゆえといえばそうなのですから。
それに残念ながら私は
すべてのクライアントさんのニーズを満たせるような、
優れたサイキック能力や高いスピリチュアル性は備えていず、
訪れてくれた100%の人を満足させられるだけの、
能力はまったく持ち合わせてないんですよね。
そもそもこの仕事をする上でのリスクというのかな・・・
相手にとって残酷なこと、侮辱とも取れるような酷いこと、
意地悪なこと、たくさん言わなくてはいけない仕事ですから、
恨みを買うのも承知の上であるというか・・・
それはもうこの仕事をする上では覚悟するしかないんです。
ぶっちゃけ、いいひとでいたかったら、この仕事は出来ない。
真面目に、真摯にこの仕事をしようと思ったら、
辛くしんどくとも、心を固く、冷たくしなきゃいけないことも
たっくさんあるから。
親が子に対して甘やかすばかりでないように。
ぶっちゃけ、いいひとでいたかったら、この仕事は出来ない。
真面目に、真摯にこの仕事をしようと思ったら、
辛くしんどくとも、心を固く、冷たくしなきゃいけないことも
たっくさんあるから。
親が子に対して甘やかすばかりでないように。
鬼と言われようと、嫌われようと憎まれようと。
感謝されたいがためにこの仕事をしているわけではないし、
まして私自身を認め、理解してもらいたいがためでもない。
お客さんに慕われ、尊敬され、好かれたいと思うなら、
スピリチュアルな仕事はすべきでないし、
感謝とか理解とか求めては絶対にいけない。
何が相手のためになるのか・・・
クライアントさんや生徒さんたちに対して、
自分が演じるべき役に徹して、
お金を頂戴した分の役回りをするだけです。
感謝されたいがためにこの仕事をしているわけではないし、
まして私自身を認め、理解してもらいたいがためでもない。
お客さんに慕われ、尊敬され、好かれたいと思うなら、
スピリチュアルな仕事はすべきでないし、
感謝とか理解とか求めては絶対にいけない。
何が相手のためになるのか・・・
クライアントさんや生徒さんたちに対して、
自分が演じるべき役に徹して、
お金を頂戴した分の役回りをするだけです。
だから、
相手に対して必要なことだとこちらが思って伝えたとしても、
目に見えない次元でのことをかさにきて、
相手を脅しているようにしか見えないと言われればそれまで。
過去生だのカルマのレッスンだの持ち出して、
「だから、貴方の人生そうなのよ」
とか
「あなたのその性格、思い癖、考え方が問題を引き起こしているの」
だとか、
相手の問題を指摘することは一歩間違えると、
スピリチュアル・ハラスメント以外の何物でもないから。
そういわれても仕方ない。
そうした意味では、私もお客さんや生徒さんに対して、
たくさんスピリチュアル・ハラスメントをしている側ということになる。
思うに、スピリチュアルな職業全般においては、
ハラスメントになる行為(言動)とそうでない行為(言動)の
境界線は極めて曖昧で区分けが難しいものだと思う。
何故なら、スピリチュアルな観点からのアドバイスをするとき、
相手の受け取り方によっては、
すべてがハラスメントに相当すると言ってもいいような、
微妙な問題を含んでいるから。
規範となるべき規定がない業界だからこそ、
サービスを提供する側として、その問題は自戒部分を含め、
一度きちんと向き合って考えていかなければいけない
問題でもあると思う。
だけど「スピリチュアル依存と中毒」で語ったような、
モンスターやスピリチュアルジプシーたちの存在を考えると、
ぶっちゃけスピリチュアル・ハラスメントな苦言や対応を
せざるを得ない状況もあるので、線引きは難しいと実感している。
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