2016/01/01

2015 レポートNo.10 「T・Nさん」

レポートの再提出にあたって


始めのレポートと別の観点で
この2年(さらにはそれ以前)を振り返り、
体感世界にどっぷりいたことを客観的に
視点でとらえられるようになり、
思考欲望型エレメンタルに
何度も立ち戻りつつ取り組めることができた。

スクールでのアルマさんをはじめとする
皆のコメントを振り返っていくと、
バラバラしていた様々な事象が集約されていき、
今在る現実と相まって、
それらが何を現わしているのかをわかりかけてきて、
「もっとこうなったら、していければいいな」と
能動的な思いが出てくるようになった。

2年前から日常のことを
以前のように出来なくなる体験を通して、
小さい頃から度々あった心ここにあらず、
生きることへの意欲のなさを
自分の内側の思考パターンとして認識するようになった。

今迄の自分の考え方や気持ちの持ちようが行動に表れ、
自分のエネルギーや現実に反映されていることに思い当たる。
現実は持っている考え方や思い、信念と繋がっていて、
「何を思い考えるか」というより、
「どのように思い捉え(反応)考えるか」が大きいとわかり、
いかに潜在意識(エゴイズム・エレメンタル)に意識的にいて、
今在る自分の現実との関係性を観ていくことは、
人生をとても豊かにし、自分自身を真に生きることを
助けてくれると捉えられるようになった。

また、自己満足に終わることなく、自己表現・創造していくことが
自分にとって大事なことだとわかってくる。
自分の感じていることや意思にもっと目を向けて、
それをカタチにすることに思考をもっと上手に生かし、
思考を使っていくことを楽しみながら、
どうのようにして外へ表現していくかということに
意識を注いでいきたいと考えられるようになった。

特にここ一年は、仕事や人と会うことで
外との世界と関わっていくことは、
凝り固まっていく自分の世界から抜け出しやすく、
良くも悪くも自分を知り表現する機会に恵まれると深く実感、
ありがたさを感じる。

一年前からの体験を通して、感情のリアルさを知る。
他人の感情を感じることや
自分の感情を表現することの豊かさを知り、
感情表現への興味と関心が出てくるようになった。
周りのひとへの依存と拒絶、期待や甘え、
かまってほしいという気持ちに気付きやすく、
仕事ではそこに翻弄されないように
切り替えて取り組めるようになる。

それに加え、感情レベルで自分や相手の興味や関心に
もっと意識的になり大事にして、
関係性を深められるようなっていければなと思うようになった。
異性に対しては、相手を異性として意識し始めるか、
相手から意識されて近づいてこられると、
その気持ちに自分の感情が揺れ動かないように、
反応することを避けるように
相手との間に一定の距離を置き、抑制しようとするところがある。

今は、このひとのことをもっと知りたいという気持ちを
素直に感じることもあり、自分や相手の気持ちとともに
そこに居ることを考えたとき、
そこに深い安堵感をも感じるようになった。

好きな人たちと自然に一緒にいたいという思いを感じるままに、
それとともに一緒にいられるように、
自分の気持ちや感じていることを相手にわかるように
伝えていく工夫をしていけるように
(この一文はアルマさんのコメントを拝借しました)、
自分のため、相手のために意識的でいたいなと思う。

気になる考えやコメントがあると、
それを頭で自分に教えこもうとし、
気付くとその知識に盲目的になりやすい。
自分を通して感じ、判断し、
知識止まりでなく知恵となるように生かしていきたい。

自分の文章のパターンについては、
語尾の表現が長くなり、くどくなる傾向がある。
読み手や自分の心にすっと入っていくような、
もっとシンプルで伝えたいことを
ストレートに文章にしていければと思った。

現状に満足していないと、
その不満から満足を求めて行動を起こすことが多いが、
それだけではなく、自分からこうしたい、
こう在りたいと自然に思え、
よろこびから動き出せるようになっていければと思う。

自分のしあわせ、よろこびのため、
のびのびと自分の感情を表現し、
精神の限りない自由さから生まれる自分を
仕事や活動、日々の暮らしで表現していければと思う。
それが自分自身に対して、人に対して、
世界に対して自分をひらいていくことなのかなと思う。

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