2016/01/01

2015 レポートNo.11 「H・Mさん」

【スクールに参加して】


私が、スクールに参加し始めて、4年くらいになります。
始めは、霊的真理の事も、短期講座で学んだだけで、
実際には何もわからない状態からの参加でした。

グループレッスンを重ねていくと、
短期講座で学んだことが肌で感じて、実感するようになり、
頭で理解していたことが、自分の血肉になってると感じてきました。

一見、霊的真理のスクールというと、
能力開発的な感じに思われるかもしれませんが、一切違います。
なんというか、人間修行の場というのが一番ピッタリです。
人として、日本人として、地球人として、どのように生きていくか。
人生を全うしていくか。壮大なテーマに聞こえますが、
決して大袈裟ではなく、毎日を真摯に過ごしていく大切さだと思いました。
まあ、結果的に、それぞれの能力が開花してきてるとは思いますが…。

スクールでは、毎回テーマがあり、
実践や真理を探究していきますが、
どこまでいっても自分との対峙です。
人の事は、良くわかるのに、
自分のことは、なかなか分からなかったりするものです。
己の弱さや至らなさ、エゴイズムをとことん見つめて、
自分と向き合うということに尽きます。

そのお陰で、普段では気づかないような、
思い癖を発見したり、気づかされる事がたくさんありました。

また、グループレッスンを通して、参加しているメンバーの
現在起きている問題や課題も共に考えていくこともあります。
これは、『他の人が抱えている問題』と分離せず、
自分の内面にもある問題なのだと思えるようになった事は、
とても深い学びになりました。

結局、自身の内面の世界が、現実の世界に現れます。
自分の周りに起こっている事も
自分自身の内情の表れなんですよね。
そう思えることによって、
より深く相手を思えるようなりましたし、
自分のことも知るようになりました。
また、周りの人が悩みや壁を克服した時に、
喜びも23倍になるのを実感しています。

スクールのメンバーは、年齢も職業も性格もバラバラです。
そういった人達が、互いに理解し合い、協力し合い、
たまにはお互いの悪い所指摘したり、
また良い所を教えてあげたり、スクールという範囲は狭いですが、
社会の縮図のような場だと思っています。
その中でしっかり向き合い、学んでいくことは、
社会でも通じると思いました。

これからも、お互い切磋琢磨し合いながら、
それぞれがそれぞれの使命を全うできる人生になること、
心から願っています。



[この二年を振り返って思うこと]


2013
私にとって2013年は、
自身の夢に向かって行動して、大きな一歩を踏み出した年でした。
それまでの10年務めた会社を辞め、
全く畑違いのマッサージの仕事に就くためにハワイに短期留学し、
技術を習得してきました。

そんな人生の大きな決断をしたわけですが、
それでも、これでいいのか。後悔はないか。思い悩む日々もありました。
そんな折に、私にとってグループレッスンは
自分の気持ちに向き合う場でありました。
グループレッスンでは、ひたすら自分自身に向き合うことをします。
自分が心から望むものはなにか。その奥底には何が隠れているのか。
探りに探って、シンプルな素の自分の思いをあぶり出していく作業を経て、
私の中で「知りたい」という一つの素直な欲求が出てきました。
人の身体の不思議を知りたい。筋肉の不思議を知りたい。
心と身体の不思議な繫がりを知りたいと。
私は心から挑戦しようと決意を固くすることができました。

マッサージを習得していくにつれ、私の思いは確信に変わっていきました。
楽しくて、楽しくて仕方がないのです。
人の身体をマッサージしている時の、あの集中している感覚。
身体と会話しているかのような感覚。自分に合っているという感覚でした。
マッサージを仕事にしていきたいと思いました。

また、それまで霊的真理を学んでいたことにより、
より深く身体を洞察することができる自分に気付きました。
今までは、短期講座にてテキストで学んでいたことが
実際に身体に触れて、感じることや違和感などを、
なぜだろう?と一つ一つ思い返すと、
精神的な事が身体に影響を及ぼしていること、
心と身体の深い繫がりを実感として感じることができました。
より、心の在り方の重要性を感じましたし、
また身体を整えていくことの大切さも痛感しました。



2014
昨年までは、目標に向かって邁進し、
学んだものひたすら吸収するだけで良かったものが、
ここからは、学んだものをいかに提供していくか。
仕事として確立して、展開していくか。
という目標に変わっていきました。

マッサージを学んだからといってすぐに仕事ができる訳もなく、
どのように展開していくか悩みました。
幸いなことに、
私のマッサージを受けたいと言ってくださる方がいらっしゃいまして、
私は出張という形で、仕事をスタートすることができました。

仕事を始めるにあたり、決めないといけないのは、値段設定です。
値段を決めている段階で自分自身の自信の無さが露呈していきました。
高い値段が付けられないのです。
高い値段と言っても相場価格ですが。
私は、初めは練習期間として破格の値段でスタートし、
徐々に上げていこうと決めました。
破格の値段ということもあり、友人を紹介して下さり、
依頼の数は増えていきました。
それでも、初めはマッサージをする機会があるだけで満足でしたし、
喜んでくれる顔を見るだけで幸せでした。

ある程度の人数のお客様を経験した私は、
値段を上げる決意をしましたが、これが怖くてしかたありませんでした。
今まで喜んで受けてくれていた方達はどう思うか。
離れて行ってしまうのではないか。不安で仕方がなかったのです。

そんな折に、アルマさんよりアドバイスをいただき、
自分自身に対しての価値の低さ、技術に対しての価値の低さ、
または価格を低くすることで
業界全体に対しての価値を低くしてしまうことに気づきました。
それでも、価格をあげるのは怖かったです。
私は、ある程度自分でも納得できる価格に設定し、
その価格でも受けたいと言って下さる方に
全力で施術にあたろうと心を変えていきました。

また、その価格帯でも満足して納得して頂けるように、
自分の技術に対しても絶えず、向上していこうと決意しました。
この期間は、マッサージだけでは、生活できず、
他にアルバイトをしながらの仕事でした。
そのひとつが、早朝の清掃のバイトです。
これは私にとって貴重な体験になりました。
昔から朝がめっぽう弱い私にとって、
毎日5時起床は、ものすごい挑戦でした。

その上でのトイレ掃除は心を磨く作業だったように思います。
今までは駅のホームで掃除の作業をしている方に対して
すれ違っても何とも思っていなかったのですが、
清掃のバイトをするようになると、その苦労や大変さがわかるので、
心の中で「御苦労さまです」と思うようになり、
公共のトイレを使うときも丁寧に使うようになりました。


2015
だんだん出張スタイルでの仕事に限界を感じるようになった私は、
サロンに入って、固定の場所で仕事をしてみよう。と思うようになりました。
そんな折に話が舞い込んだのが、接骨院での仕事。
私の技術をそのまま使って良いという話だったので、
迷いながら受けた話でしたが、ここでの出会いは、
カルマの繫がりとはここまで出てくるのか。と思った出来事でした。

反省点としては、しっかり仕事を承諾する前に
、条件などを吟味した上で答えを出すべきであったこと。
その時に自分が感じた嫌悪感。
嫌な予感をうやむやにせずに考えるべきだったこと。

自分の思っていることを飲み込まずに
その都度伝えることをすれば良かったと思いました。
結果、3か月でこの接骨院は退社することになりましたが、
院長とのカルマを無事に?解消することができてほっとしています。
最後は、冷静に相手に伝えることができましたし、
情や変な責任感よりも、自分を大切に思えるようになりました。

それまでは、紹介で入ったから、最低1年間は続けなければいけない。
とか、この接骨院事態の体制を変えなければ。
という変な使命感に燃えるような私の体質があったのですが、
シンプルに嫌なものは嫌と思っていい、
自分が幸せと思えないこの環境に身を投じて、
無駄な時間を過ごすことよりも、どんな悪口を言われてもいいから、
自分が幸せな毎日の方が重要と思えたことです。
そう心が変わったら、決断は早かったです。
また、いかに自分が心を押し殺して働いていたか。
心を押し殺して、頭で考えて理性で動いていたとしても、
身体に症状がでる状態にまでなっていました。

数ヵ月後、新たなサロンで働くことになり、現在に至りますが、
やはりここでもカルマの繫がりが浮かび上がってきました。
カルマの解消や自身の思い癖を克服するには、
何度も何度、状況や環境が変わっても、
手を変え、品を変え、お試しが来るのだと痛感しました。

ここでも、経営者との確執、思いの違いですね。
自分が目指す志に対して、
あまりにも違いすぎるため違和感を覚える状態です。
経営者なのだから売上、利益率、稼働率を考えるのは当たり前で、
とても大事なことです。
それは、今後の私にとって勉強になるところもたくさんあります。
そこをしっかりと認めてなくてはと思っています。

清く正しい志であれば、すべて良い。それはそうかもしれませんが、
そうでないものは「悪い」と思う自分の心はどうなのか。
ジャッジしている自分自身は何様なのか?
「良い」「悪い」で判断してしまう己の狭さを超えるための環境のような気がします。
また、このサロンに働くようになり、
たくさんのお客様の身体を触る機会に恵まれています。
そこで心底思ったのが、やっぱり私は身体だけではなく、
心も癒してあげたいな。というところです。

身体を触ると、
これは精神的なものからくる身体の固さだな。と思うお客様が多いです。
心の固さがそのまま身体の固さになっている。
でも、今の職場は身体のみをマッサージする職場なので言えません。
もどかしい気持ちになることも多々あります。
アルマさんから課題があがったように、
今は手のみで癒しを促せるように波動を伝えて、
少しでも楽になって頂けるように、
修行だと思って毎日施術に当たらせて頂いています。
そういうことができる環境が整ったときに、しっかりと対応できるように、
今はたくさんの身体を触らせて頂いているのだと思って頑張ってまいります。


・グループレッスン
グループレッスンでは、ひたすら自分と向き合います。
時には他の仲間が直面している問題に光をあて、
みんなで考えていくこともあります。
しかし、不思議と自分には当てはまらない問題のように見えて、
奥底では自分にもある問題だったりします。
その出来事はどのようなエゴイズムが隠れているのか。
人の思い癖の動き方や偏りやすい傾向など、
探っていくと一人ひとりの新たな一面が見えたりと、
人は側面だけではわからないということが理解できたり、
相手を理解していくには、多角的に相手を見たり、
その奥の生きてきた年輪を見たりと、
しっかり洞察することができるようになってきました。

なによりも、アルマさんやグループの仲間が愛を持って、
私をはじめ他のメンバーにも接してくれるので、安心感というか、
何度もみなさんに励まして頂きました。今ではかけがえない仲間です。


・これからの課題について
私が初めて、アルマさんの門を叩いたのは、
家族の問題で相談したのがきっかけでしたが、
今、再び家族の問題が浮上しています。
家族のことになると、なかなか客観的に見られないものです。
毎日の忙しさにかまけて後回しになってしまうのが最近の反省点です。

自分へのエクササイズをしっかりと取り組む。
人の身体を触る仕事しているのだから、
普通の人よりもしっかりと自己ヒーリングをしないといけないのですが、
疲れて寝てしまう毎日。気づくと自分の中に毒素がたまってしまうのを
しっかりと自己管理をできる余裕を持つことです。

今、自分に余裕がないせいか、
人のこと気にかける余裕がないなと痛感しています。
周りを見られる自分になれるようになりたいです。

自分自身を分析するのが苦手な私です。
感覚で動いてしまう私は、自分のことを文章や言葉にするのが苦手です。
自分を表現することを意識的にしていきたいです。

  

まだまだ、道半ばで至らないところばかりですが、これからもよろしくお願い致します。


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