2020/01/27

潜在意識へのアプローチとエレメンタルの書き換え①

自分が被験者の立場で色々と試みてみることは
何にしてもとても貴重な体験であり
有用な実験的データでもあり

知識と実体験が融合するということは
クライアントに対してナビゲーターである第三者が
それを試す対象者としての被験者すなわち
クライアントの置かれた立場を理解した上で
自らの体験と結果から得た効果的な手法を
現場において用いることが出来るということです



ちょっと回りくどい言い方ですね




話代わって

私事ですし今更ですが
つくづく自分はこの仕事をするための人生を
選んで生まれてきたのだと思います
ある意味では
過去の人生で疑問に思ったこと(人生への問い)を
その立場になることで自らの体験を通して
知るという人生でもあるわけですが

今の人生を通して経験したことはすべて
今の仕事のためには必要だったのだと本当に改めて

最近ちょっと遅まきながら
潜在意識に対してアプローチする方法や
セルフイメージを高めるレッスンを
あるプログラムを受けることで
トレーニングしていたりしました
それ以外にも自分への洗脳(よい意味での)も継続中
実質的には去年の夏くらいから
少しずつ段階的にトライしていました

刷り込みというのは本当に怖いものです

このblogでは匂わせ程度で
あまり詳しいところまで
書いてはいなかったように思うのですが
少し触れておきます

生家に問題があって機能不全家族に育ち
父親がシスコンでマザコンの実家大好き人間
経済DV野郎で俺様気質ってことは書きましたっけね

そういう劣悪な状況での夫婦生活でしたから
母親は心を病んでしまったわけです
姉が生まれて兄が死んだあと母は自殺未遂を図ったり
とうとう離婚を決意して家出したのですが
私を妊娠しているのが分かって結局もと鞘に
中卒で学も資格も技術もない子供抱えた田舎者が
一人で生きていけるほど昭和の時代は甘くなかった
(精神的に参っていたので
 中絶できない時期まで気付けなかったそうです)

とはいうものの
もと鞘に戻ったからといって
何かが変わるわけではありません
相変わらずの日常

てなわけで母は私のことを愛せなかったのです

せっかく離婚しようと決意したのに
私がお腹にいたから離婚できなくなっちゃったから

そんなこんなで物心ついてから
私は母から虐待を受けることになりました
母にとって私は諸悪の権化だったのですね

殴る蹴るご飯抜き水風呂攻め熱湯攻め
そして言葉の暴力と家畜扱い
姉も母に便乗して妹の私を下僕にするし
父は見てみぬふり
幼稚園児の年長さんくらいから
家事はあらかたさせられてましたよ

詳しく書いてたらキリがないのでアレですが
着ているものは下着までもお下がりで
高校生になりアルバイトして自分で買えるまで
冬のコートとか無かったし
持ち物はぜんぶ姉の使い古し
愛犬は親に殺されちゃいましたし
持ち物捨てられる燃やされるも日常茶飯事で
色々あったベリーハードな幼少期

家を出るまでの約20年間
褒められたり肯定されたことはもちないわけで
とにかく自分を否定される言葉しか
聞いたことはないです

「生まれてきてすみません」
て言葉が考えるよりも先にすぐに出てきて
「死」に恋焦がれるほどには
劣等感と厭世観と憎しみと怒りの刷り込みの日々

家を出てからも
呪いの言葉からの呪縛はなかなか解けなかったです
フラッシュバックに苦しめられる日々で
でも私の人格形成に影を落としていた部分というか
心と性格の歪みの原因なんで
何とかしないとってずっとあがいていたんですね

真面目に取り組んだのは30代過ぎてから
20年はかかりました
それでまあ だいぶ抜けたかなー
怒りも解放できたかなー
でもまだあるなー 出てくるなー
と時間かけて対処してきましたか
(否応なく向きあわされてきた)

それでもまだ完全ではないなあ…と
うすうす気づいているというか
何処かでは解っていたのでしょう

で今回
ちょっと私の人生にとって
一番の障害とも言えるとある問題について
もうちょっと真剣に取り組もうと思ったわけです

さんざん自分のスキルで取り組んでみたものの
どうにもこうにも解決しなかった部分

霊的な知識の考え方からは
マイナス思考から出来てしまった
エレメンタルの書き換えが必要なのは
否が応でも頭では理解できているんです
けれどもどうにも上手くいかない創れない

そんな時にとあるメソッド
潜在意識にアプローチするワークを
トレーニングとして初めて
セルフイメージの問題が大きかったな
それが背景にあったから
ポジティブエレメンタルの創造とか
ネガティブエレメンタルのミイラ化が
上手くいかなかったんだ!って
ところに辿り着けたのです

そりゃあそーだよなーって思いました
20年間近く毎日 呪いの言葉を刷り込まれて
毒を体内に蓄積されてきたわけですから
ちょっとやそっとじゃ抜けないです
こんな強力なエレメンタル
一日とか一週間とか一か月やそこいらで
どーにかなるわけないわ

ほんの少しの時間のアファメーションで
対抗できるエレメンタルなんて作れやしません

そういうことにも改めて気付きました

エレメンタルとは戦ってはいけないけど
(勝ち目はないので)
これほどに長年に渡って創られて
力を蓄えて性格の根源に居座っている
強力なエレメンタルに対しては
戦いを放棄して無視するだけではダメで
しつこいくらいに
ポジティブな言葉や思考の刷り込みを
脳がショートして拒否反応を起こすくらいには
根気よくやりまくらないといけないんだなってハイ
うん これでもかってくらいに
しつこく粘り強く集中砲火のごとく
ひたすら朝から晩まで寝てる間にも
それをし続ける必要があります
(人や程度にもよると思いますが)

ようするに
エレメンタルを創るっていう目線ではなくて
潜在意識に変化を起こすという角度から
セルフイメージを引き上げて
思い癖や考えの癖を矯正していくっていう
そういうやり方の方がたやすいわって
今回自分を被験者にして体験してみて
痛感させられました

でも実際はそれだけではダメなんですけどね

そして私の場合は幸いなことに
性的暴力とかの伴わない虐待経験で
監禁やネグレクトとも違っていて
虐待の中でも全然マシなほうだったと思います

(外部(幼馴染や友人)との接触があったし
救いはありました
だからといって周囲が助けてくれたわけではないですが
当時は悪さをした子供を木に縛りつける親とか
それは普通の躾の範疇で当たり前だったし 
子供に対する折檻と言われて片付けられて
境界線も曖昧だったのです
大人は頼りにならない信用できないってのは
子供心に嫌というほど刻まれていましたし)


私よりもっと重篤な人の場合
自力で克服するなんて無理だと思うのです

もっともっとたくさんの年月がいるだろうし
専門家の本格的な治療と周囲の理解が必要でしょう
本人の努力だけで
対処し克服できる問題ではないと思います



でもその渦中にいた当時はともかくとして
今となっては今生においてこのような経験をしたことは
とても貴重な財産だと思っています
もう一度同じ経験をしたいかと言われればNoだけど

こういった幼少期の経験があり
毒親や長男教な毒親戚を持ったからこそ
色々と解ることもあるわけです

同じように毒親を持つ人の気持ちとか
複雑な家庭環境や身内との間に
確執や問題を抱えている人の心境とか
虐待やDVの被害者とか
フラッシュバッグやPTSDの後遺症で苦しむ人の
周囲に理解されないあれやこれやとか

斜め横に醒めた目で物事や他人を見る癖があり
20代の若い時から占い師という職に就いて
自分より倍以上の年齢の人に対して
あれやこれやエラソーな講釈を垂れたり
人生相談をすることが出来ていたのも
(他人の不幸話に動じない神経があるという意味で)
こういう体験が土壌にあってのことです

あと今の仕事で他人の過去生において
むごい殺され方をした映像とか
様々な人間ドラマの醜悪なドロドロや
残酷な現実に対して感情移入しないで
冷静かつ客観的にいられるのも
今の人生のお陰なんですよ

蝶よ花よと愛でられて
何不自由なく親に愛されて育った
箱入り娘とか幸福な幼少期を過ごしていたなら
たぶん人間の深いところの秘密や
時に過去の悪行三昧の罪深さを知る仕事は
出来なかったでしょう

人の欲って本当に醜悪だし怖いものですよ
人は利己的な欲のためなら
悪魔よりも残酷に生きられますからね
心がおキレイな人には
注視に耐えられない世界ですもの

それは私のサイキカルな素養とは
まったく別の資質でスキルなんですね

確かに過去生でも
ベリーハードな経験はそれなりにしていますが
それはやはり今生とは違って
記憶に埋もれた遠い過去の出来事です
今の人生での経験に勝るものはありません

心に傷と闇を抱えることになってしまったお陰で
プライベートな人生では人間関係を構築するのに
様々な弊害が出ているのが玉に瑕だけれども
今の仕事をする上ではとても役に立つ経験であり
欠かせない私自身の一部分であり
必要だった人生の時間です

こうした面を癒す過程において
知ることや身に着けるスキルも含めてすべて

また家事能力も徹底的に叩き込まれましたし
(裁縫だけはどうにも素養無しでダメだったけど)
誰にも頼らないで一人で生きる基盤を作れた
という意味では生きる上での収穫はあり
プラスに働いたこともたくさんあるのです 

そしてちょっと長くなっちゃったので
2分割します

0 件のコメント:

コメントを投稿