2020/10/26

百尺竿頭〜仕事を深める


















先日も、とある方の家族(親子)間の関係性に対して
遠隔ではありますがリーディング含むアプローチ
(ヒーリング)をさせて頂く機会を持ったのですが

本当に縁(えにし)というのは
実に上手く巧妙に仕組まれたものだと
つくづく痛感させられます

宇宙の仕組みというか天の配剤は
本当に絶妙なタイミングで人と人を結び付けているものだと…

なんて言いますかね
宇宙の意志の前では私たち人間の我欲や思惑など
とても小さくて取るに足らない底の浅い考えなのだと
そう思い知らされざるを得ません


遠隔によるやり方でそのような問題に働きかけることを
これまではしてこなかったので今回で三度目になるのですが
そんな風に毎回新しい発見と気づきがありますね


ちなみに家族に対する働きかけっていうか
家族間のヒーリングはどんな風にアプローチしているかというと
参照まで

お父様に対するヒーリングと父子であるその方との関係性
お母様に対するヒーリングと母子であるその方との関係性
あとは兄弟姉妹各自に対するヒーリングとその方との関係性
そしてその方自身の家族への感情に対するヒーリング 
家そのものに宿っている残留思念の掃除・浄化
時に家庭と家族 先祖や家系に対するヒーリングなどなど

ざっくり言うとそんな感じです 
人数多いと長期的プロジェクトになりますが


ヒーリングの仕事を初めたのは
ほんのついこの間のような気がしていましたが
気がつけば15年も経っていました

そのくらいやっていればもうベテランだろうって
世間ではそのように言われる立ち位置なのでしょうが
(それ以前には占い師の仕事もしていましたしね)
今さらながら この仕事は奥が深いなって思いますし
毎日毎回が新しい発見と気付きでいっぱいで
その都度知己が開かれるようなことばかりで

似たような事例やパターンがあったとしても
クライアントさん一人ひとりが違っていて
決して同じには図れなくて 毎回新しい試みが求められて
それぞれが異なるカルマのレッスンを持っていて
(こじらせ方も違うというか)
もちろん霊的成長の段階も違うし(体質が異なるようなもの)
創られているエレメンタルの質も種々様々で

クライアントさんとしてその方がお越しいただく前に
事前知識の予習を必然かつ偶発的にさせられることも多くて

毎度新しい事例に出会わされているといっても過言ではなく

同時に何も手出しできない関与ができないケースもあって
歯痒い想いをさせられつつ 
ただ応急処置のようなことをするだけで
時期を待ち 本人の意識がそちらに向くまでは
見守る姿勢を貫き あえて何もせず突き放す冷徹さも必要と

大事なのは何よりも当人に「気付き」を与えることだから
当人にとって必要な経験を取り上げることではなく
こちらがすべてを御膳立てして整えてしまうことでもなく
宇宙(神的な創造存在)の意志に、その人の魂の計画に沿って
あくまで脇役としてサポートすることなので
「治さない」「言わない」「教えない」
それも大事なことだと

ようやく15年経って 己が立ち位置が見えてきて

対面であれ遠隔であれ 
一見さんにせよリピーターさんにせよ
一期一会の出会いである その一回のセッションは
毎回異なる ただ一度きりのものであり
一回のその数時間に集中し 全身全霊かけて
自分にできること 与えられた役割をすること
これらの一つひとつの仕事を丁寧に行っていくということは
一人ひとりの人生と真摯に向き合っていくことなんだと

一回のセッションの たった数時間という短い時間は

何十年何百年何千年もの長い年月 行き場をなくし 
出口を求め救済を欲していた 幾重にも絡み合った人生 
過去に置き去りにされてしまった複数の人々の思いや
歴史に埋もれてしまった人の声なき声など 

生き埋めになった人々を掘り起こすがごとく
封印されていた箱を開けて 闇を光と入れ替えて
閉じ込められていたものを解放する

そうした時間で

まったく気を抜くことなど出来はしないし
毎回が真剣勝負で 同じ時間ということはない


でも 
やり遂げた後の爽快感というか充実感
達成感は半端ないんですけどね

クライアントさん自身というより

解放された過去生のパーソナリティといった
人格を持ったエレメンタルたち
たまたまクライアントさんのオーラに引っかかり
捕らえられてしまった存在たちから
「ありがとう」って言葉をもらえることは本当に
涙が出るほど嬉しいし
この仕事をしていて良かったなあ

こう言うことができる私で良かったなあって
自分の個性を 生まれついたこのような能力を
持ってて良かったなって褒めてあげたくなる瞬間です

この仕事ってやっぱり職人なんだなあって思いますよ

てなわけで相変わらず毎回というかその都度が勉強です
毎回初心者です・・・って感じなんですよね

何年やっててもこれで十分ってことはない
まだまだって先があって もっと磨くべきものがあって
知識にも技術にも終わりがない

たぶんこんなものだって思って流すようになってしまったら
成長が止まるどころかその時点で仕事は失敗しているんだろう


知識や技術を教えることもアチューンメントすることも
こうやってセッションでサポートすることも
人生の終わりのその瞬間までやっていたいけど

人生の時間には限りがあるから いつまでできるのかなあ
あと何人の人に対して 助けになれるのかなあと思いつつ

この仕事が出来ていることの喜びを噛み締めてもいたりする

0 件のコメント:

コメントを投稿