2016/02/10

スピリチュアリズムはスピリチュアルにあらず

日本語にすると、スピリチュアリズムは「心霊主義」
スピリチュアルは「霊性」のこと。

何かというとスピリチュアル「霊性」を口にするものの、
肝心要の「心霊主義」を知らない人は多いかもしれない。

ちなみに皆がスピリチュアルと言っているものは、
正しくは「スピリチュアリティ」のことだったりする。
使い方が間違って広まったというべきか。

で、スピリチュアル(スピリチュアリティ)と
スピリチュアリズムはまったく違う。

なので、
私が教えていることや実践していることは、
スピリチュアリティを含んでいても、スピリチュアルにあらず。

バックボーンにあるのは、スピリチュアリズムなので。

何がなんだか、違いがわからん。。。て人、多いだろうな。



スピリチュアリズムが発生したのは、19世紀ではあるけれど、
実のところ、このムーブメントは
グノーシスの教義の復活が目的だったりする。

誤って広まってしまった霊的教義を正すこと、
そして宗教が社会において道徳的規範の模範とならず、
もはや意味をなさなくなってしまったことから、
どんどん唯物主義に染まっていくことに危機感を覚えた
透明なヘルパーさんたちが(すでに解脱した人々ネ)

「地上をどげんとせんとかアカン!」

と立ち上がって、
いろいろと準備をして(それこそ100年位)、
アメリカとイギリスという、影響力の強い国において、
それを興すことを始めたわけです。

だって、肉体を持っていない人々はさ、
肉体を持っている人々に対して働きかけるの大変なの。
ものすごいパワーが必要なの。
肉体を持った、生きている人間の意志だけでは無理だし、
肉体を持っていない存在の意志だけでも無理。
双方向からの働きかけというか、一致がないとネ。

地上に生まれてメッセージを伝える役をする人が
ちょうどいい場所に生まれないとか、
あれやこれや打ち合わせと「調整」が必要だったわけです。

解脱した人々はあくまで中心部にいる人たちのことで、
英語で言うとアセンデッドマスター。
何しろ人手不足だから、解脱してない人もメンバーにいたりする。
これはグループで自主的に活動してて、
何個か目的別にあったりする。日本語だと霊団というね。
無給のボランティア的活動でNGOとかNPOみたいなもの。
有名なのは神智学にも良く出てくる白色同胞団。
ここが一番スケールがでかいことをしてて、
規模も大きく人数も多い、赤十字やユニセフみたいなもん。
白色同胞団以外にも、そこから枝分かれした、
ちんまりした団体だとか、それなりにある。
みんなそれぞれ得意分野があって、協力しあって働いてる。


この辺りは置いておいて・・・


そもそも、私たちが何故この地球において、
人という器を持って存在することになったのか・・・
人間が人間として生まれてきた目的とは?
最終的な目標、究極のゴールとは?とか・・・

そういうことを最初、人間はなんとなく覚えてたわけです。
なんとなくってこともなく、ちゃんと理解してた人々がいた。
転生を重ねて人間としての人生経験が増えていくたび、
そういう記憶としての「知識」を忘れてしまうんものだから、
その中でもちょっと意識高い系の人たち(笑)

つまりは神官とかそういった役職の人たちなんかが、
口伝とか書物に表したりなんかして、残すことをしたわけ。

でも、「文字」がなかった時代なんか、
正しく伝わらず、伝言ゲームよろしくどんどん
話が歪んでおかしくなっていっちゃった。

(マヤやアステカで黄金の心臓って言われてるのは、
生きた心臓のことではないのよ。
彼らは伝えられた知識を間違って解釈してしまった。
黄金の心臓とは肉体の心臓のことではなく、
サイコノエティカル体の中心部であり、育てる前の最初の形。
神道でいうところの直霊のことで神体のこと。仏教だと宝珠ネ。
そんな風に本当の意味を解釈できる人がいなくなってしまった)


神話や伝説はその名残でしょうね。

色んな大陸、文明にて、それは記録されていたものの、

かなり原本(オリジナル)というか真実に近い形で、
伝承されていたのは、エジプト文明だったかしら。

その頃には地上というか人間はかなり堕落していて、
霊性は低いものになりつつあり・・・
だから、一般の人々にその知識を伝えても、
エゴイズム的解釈をされてしまうのがオチなので、
アトン神殿の神官と一部の王族たちだけに伝えられてたよね。

エジプトではその「教義」は神殿の壁に絵で描かれてた。

モーゼがエジプトを出る時、それを模写して持ち出した人がいて

それが「カバラ」となり、ユダヤの教義になった。

モーゼはまあ、ちょっとはその絵の意味を理解できた人だけども、
ほとんどの人はちゃんとした意味を理解できてなかった。
だから誤った解釈、意味がここでも伝承されることになっちゃった。

例えば、カバラでは「人は神になるために生きている」とされてる。
でも、そこは合ってるけど、肝心なとこが抜けてるし、
かなーり誤解釈されてる。生命の樹の絵も間違って模写されてる。
オリジナルと違ってるし・・・まあ、慌ててたんだろうね。
逃避行の直前だったし。

だから、このカバラ・・・
もともとの教えが正しく伝わってないものだから、
この教えを探究した現代魔術はどうなってしまったのか?

間違いだらけだ。

ちなみに賢者の石は人間の身体の中にあって、
私たち人間が育てていくもの、だったりする。
身体の外にあるものではないんだよね。

ああ、大天使たちは自由自在に使えたりする。
けど、彼らはそれを持っていないし必要ともしない。



エジプトの壁画から写し取った「教義」を
バイブルのように持ち歩くためにタロットの
もとになったものが創られたわけだけれども・・


タロットが何故78枚なんだと思う?

本当は足りない部分がある。
写し忘れている部分があったってこと。

サイキカル界の49層とノエティカル界の49層、
そしてマテリアル界の1層。サイコノエティカル界の1層。
この数自体も教義なんだけども。


アトン信仰が滅び、アメン信仰が優勢を誇ったとき、
それまでかろうじて、かなり真実に近い形で
地上に伝わっていた教えは滅びてしまった。

「教義」の正当な継承者でないものたち・・・
ユダヤ人たちが持ち出した「写し」は不完全で、
きちんとした教えを受けてないものだから、
間違って、勘違いして解釈されるままに、
そのまま定着してしまい、広まってもしまった。


ちなみに代々のアトン神殿の神官たちの中には、
後にエドガー・ケイシーという名で生まれたものもいる。
アトン信仰への弾圧が始まったころの神官には、
後にプラトンそしてレオナルド・ダ・ヴィンチとして生まれるものもいた。
彼はキリストが誕生したときにも、その地にいた。




キリスト・・・ジョシュアはユダヤ人が犯した過ち、
間違って広めてしまった「神聖なる計画」を
正しく伝え、間違いを正すために、
ユダヤ人として生まれてきた。
(意味取り違えてまんがな~違いまっせ~
そうじゃおまへんのや・・・と言ったかどうか知らんが)

ヨハネはジョシュアをサポートするために
これまた生まれてきた。



しかし、ここでもまたジョシュアの教えは、
正しく広められることはなかった。

時の権力者たち、人間のエゴイズムに利用され、
肝心な部分が削られて、歪められて・・・


そして、スピリチュアリズムという、ムーブメントが計画された。

「神聖なる計画」を
もう一度きちんと教えて理解させるためというよりも、
それ以前の問題というか、
人類のグタグダ、霊性の堕落に対して、
とりあえず、「見えない世界」に関心を持たせ、
興味を持ってもらい、今一度霊性に対して、
人類の目を開かせるために。

いきなり「神聖なる計画」を教えるには、
人類の霊性は低くなりすぎてて、退化してるっていうのかな。

例えば、キリストは12人の弟子たちにしか
「神聖なる計画」についてきちんと教えてないわけだけど、
それって大学院レベルの話(勉強)として考えたほうがいい。

で19世紀の人々には、
とにかく幼稚園生レベルのお勉強から始めないと、だった。

シルバー・バーチの霊訓はそのレベルの話なのよ。
ものすごぉく分かり易い道徳のお勉強からしてくれてた。
まずは初心者マークの優しいお話しからっっっという具合に。

日本のスピリチュアリズムムーブメントは
皆が知っているように映画「リング」のモデルになった事件、
福来博士のときに起きたわけだけど、失敗しちゃったのね。

で、近年ようやっと。
美輪さんも江原さんもその前の丹波さんも、
同じ霊的グループの人たちで、
ちゃんと後ろのバックアップを受けて、お役目背負ってる。

これもまた、初心者向けの優しい話から・・・
だからどうしても、「矛盾」のある話になってしまう。


難しい真理の話を理解できる(というかしてもいい人)
霊性に達した人は少ないからね、今の世の中。残念ながら。




さて、
霊界と呼ばれる場所、つまりサイキカル界とノエティカル界
で中間生(転生の合間)でこういう勉強は出来るんですよ。
学校があるから。





ちなみに20世紀になって、「神聖なる計画」のことを、
ジョシュアが教えていた本当のグノーシスの教えについて、
ちゃんとまとめてくれた人はいます。

でもこういう地味な話は、
キメイ目スピリチュアルが好きな人は興味ないのよね(笑)


てなわけで、
私が教えているのはスピリチュアリズムであり、
あの偉大なる先輩たちが一生懸命守ってきた知識であり、
ジョシュアとヨハネが再度編集してくれた内容ですかね。

そして、ハンドヒーリングでよく出てくる霊授という方法、
このアチューンメントは、霊的エクササイズの一つとして、
アトン(太陽)メン(人間)になるために、
エジプトでは秘儀としてよく行われていた方法だったりする。
まあ、霊格を高めていくために、ちょっとズルする方法?
だったりするわけです。

もちろん、エジプト以前の大昔から存在していた
霊的エクササイズで、古典的かつ原始的な方法なのでした。


まあ、信じなくてもいいです。


てなわけで、私がやってることは、
スピリチュアルちゃうねん、スピリチュアリズムやねん。

で、こういうことを教えることになったのは、
過去生でも学んでいた知識だったりするので。
昔習った知識だから、馴染みやすく理解しやすいというだけ。

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