ここのところ真面目にブログを書いています。
三か月更新していなかったし、
やる気がなくなったら多分ブチッと放置してしまうので、
書けるうちに書いておかないと・・・という感じでしょうか。
さて、いつまで続くか判りませんが。
まとめサイトを閲覧するようになって、早一年半くらい。
世の中色々な出来事があると、楽しませてもらっていますが、
嫁姑問題において、家柄自慢というのかしら?
家の格式がどうのこうのとかいう人たちが未だにいるんだと。
昭和はすでに遠く、平成になってからだいぶ経つのに。
時代錯誤というか何というか・・・
まあ、でも
そういうのにしがみついていたい人は確かにいるんですよね。
けど、それって「家柄」を取ったら、自分には何もないって、
家以外自慢できることがないって言ってるようなものだけど。
学歴や会社自慢もそうかなあ・・・
親の職業なんかも勿論。
うちは、父親の職業が建具職人だったものだから、
近所の「アテクシ、東京生まれですのよ」ってのが自慢の、
気取ったオバハンから、差別されたものです。
でも、今は千葉に住んでんじゃん・・・だったけど。
なんかその人曰く、
「うちの親は学習院(で働いていた)なんですのよ」ですって。
(でも単なる警備員さんだったらしい)
子供同士でどうのこうのはなかったんだけれど、
「あんな家の子と遊ぶんじゃありません!」てよくやられた。
別にその家の子と遊ばなくても他に幼馴染とかいたし、
一部の人たちだけのことだったから、実害はなかったかな。
思うに、ヨイトマケの仕事の人たちなんか、
もっと差別されてたんだろうなって思う。
ただ、私の時代は親の職業で差別されるようなのが、
徐々に無くなっていってた昭和の良き時代だったので、
そういう意味では露骨にイヤな思いをしないで済んだ。
確かに父親は職人で、家には、
大工さん、左官さん、その他土木建設関係者などの、
むさくるしいおっさんたちがよく出入りしてたから、
そういうお鼻のお高いオバサマからしたらば、
得体のしれない野蛮人とでも思われてたのかもね。
でも、父方はなんてことない田舎の農家(けど金持ち)ざぁますが、
母方は祖父母とも南北朝まで遡れる薩摩藩の士族の家系(しかし貧乏)で、
祖父に至っては平安まで辿れる平家の子孫ですが何か?
って言ったなら、あのオバハンはどういう顔をしたんだろうか。
まーたぶん信じないだろうし、
ブルーカラーの職業に従事してるってだけでOUTなんだろう。
それに証明しようにも家系図は焼けちゃって無いしね。
あと、武士はなんだかんだ言っても、人殺しだもん。
欧米の貴族、騎士なんかもそう。
たくさん人殺して屍築いて、民百姓踏みつけて出世したのって、
自慢できることではないよなあ。
恨みいっぱい買ってるわけだし。怨念てんこもり。
そういうツケで子孫が苦労しているのが事実。
(お家騒動とか乗っ取りとかお手討ちとかあれやこれや)
それと、家が続いているからって、
血(DNA)が続いているわけではないのですよ。
昔は養子縁組多かったし、遺伝子検査もないから、
托卵されてても、誰も気づかなかったであろう(完全に2ch脳)。
そして、たまたまその「家」に生まれただけなのにねぇ。
前にも書いたけど、
その「家」に生まれて、両親を親として選んで産まれるのは、
自分が取り組むべき最適なレッスンがそこにあるから。
適切な環境があるってそれだけ。
たくさんある候補の中の、たまたまのひとつ、に
単純に偶然とタイミングだけで生まれてきただけという・・・
(そこではない他という可能性もあったわけです)
で、
たまたま生まれた家のご先祖様が立派な人だったと。
だけども、肝心の自分はどうよってのがある。
その先祖の子孫として生まれてくるのに、
ふさわしい人徳者だと錯覚するのはこれいかに。
ご立派な先祖様の子孫として生まれてくる人が、
似たような素晴らしい人物とは限らない。
逆にどうしようもない悪評高い家柄の家に、
人類の至宝みたいな徳の高い魂が生まれてくることもある。
ご先祖様自慢、家柄自慢をする人の
過去生をちらっと見やったときに・・・
「なんだ、雲助してたンぢゃん」
「差別される側だったんですね」
なんてのもよくあること。
そういえば、バブリーな頃、
ホテル関係のバイトしてたんだけども、
「アテクシたち、お客なのよ!」
「アテクシを誰だと思ってるの??」
と威張り散らす人たちに限って、成金なんですよね。
完全な成りあがり(矢沢永吉←わかる人いるかな)。
本当のセレブ、上流階級というか家柄のいい人たちは、
わりかし地味というか謙虚で慎ましく、上品。
代々のお金持ちとか、
一流を知ってる人たちは物腰柔らかいものですのよ。
とはいうものの、
由緒正しき名門に生まれた人にもヘンな人はいて、
善人悪人立派な人キチな人に、家柄も生まれもないものであります。
人格や霊格の低い高いは、貧乏人金持ちも家柄も関係ないので。
等しく生まれてくるとだけ・・・
でも、まあ・・・「自分」という素材で勝負できず、
(中身がないというか価値がないというか)
他に威張り散らす材料がないというか何というか・・・
他人との力関係において、優位に立ちたいと感じたとき、
自分を誇示するのが、「家柄」「親の肩書」しかないので、
そういう人は仕方無いっすね。
ハイハイハイハイハハイハイって感じで。
こういう人に
それではいったい、あなたは
「いままで何をやってきたの?」
「何が出来る人なの?」
「あなたは誰を幸せにしてきたの?」
「社会において、何の役に立ってきたの?」
「何を創造し、生産してきたの?」
「あなたの社会での存在意義は何?」
って聞いたとき、
たぶん答えることは出来ないだろう。
だいたい何もやってきてない人が多いから。
ちなみに、
うちのことを「小汚い職人一家」と差別していたオバハンは、
旦那さんに先立たれ、
「そんな子たちと遊ぶんじゃありません」と守っていた息子が、
自室で死んでいるのにも気づかなかったりで、
今は一人で半分呆けたように孤独に暮らしていらっしゃる。
近所づきあいもしないし、友達もいないし、
身内(親戚)ともお付き合いないんだそうで・・・。
そしてかつてバカにして見下し、蔑んでいた、
その職人の妻(うちの母親ね)が地域の民生委員なものだから、
世話を焼かれることになっちやってたりして・・・
きっと不本意で屈辱的なんだろうけど、
自分がうちにどういうことをしたかなんか忘れてて、
凸してきて愚痴をいったり、助けてくれといいにきたり、
あいも変わらずたくさん迷惑をかけてくれているらしいっっ。
なんていうか、残念な人であったけれども、
可哀想で気の毒な人だとも思ったりするのです。
心が満たされていなくて貧しくて、
愛がない、寂しい孤独な人だったのだと改めて。
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