2020/03/01

作品には魂(愛)または念(邪心)が宿る


良く訪れるギャラリーカフェがあるのですが
そこでは素人からプロまで様々な人の作品を
週単位あるいは月単位で飾っているので
それらと作品が織りなす空間を味わいながら
お茶や食事を楽しむことが出来ます

必ずしも絵や写真といったものでなく
壁に飾ることが出来るものならばなんでもといった感じ

普段お客さんたる"人間"のエネルギーを読み取り
そうしたものから情報を得ている私ですが
そうした作品に関しては無機質に
それが好みか好みでないか
自分の感性に合うか合わないかだけで
敢えてアンテナは立てず広げず
単純に眺めて楽しんでいたのです

ある時ですかねー

とある書画の方の個展にて
入店して壁中に飾られた作品を見た瞬間
(っていうか空間そのものがもう)

「え゛ー ナニコレー! 
 この人 
 一体どうしちゃったの??」

とぼやいてしまいました

その人の作品は前回の個展の時に見ていて
なかなかイイし好きだなって思っていたのですが

ものすごいイヤらしい欲望のエネルギーが
すべての作品からプンプン臭ってるんです
「オレはスゴイ すごいデショ どうよ ふふん」
みたいな自己顕示欲というのかなー
それと相まって
「儲けたるでー金稼ぐでー!」
というお金に対する執着と欲望

もうね きしょい 一言それだけ

いやさアーティストの人が
お金のこと考えちゃダメってのはないです
自分の創り出した作品に
価値としての金額設定をするのは大切だし
それが悪いってのはない
お商売として考えるのも当然だし
そういう現実的な感覚も必要です

そのような気持ちを持ったから
こんなキショいエネルギーが出るというわけでもないです

たぶん
自惚れとかいった自分への過大評価とか
自意識過剰な自己顕示欲とかが加わってしまうこと
して
作品を生み出すときの純粋な楽しさとか創造性の悦びとか
そういうものがまったく微塵の欠片も見られない
って状態がこんな歪んだものを生み出すのかなーと

つまりねー 作品が邪心の塊になってるの

この方の場合 
以前は良いものを創られていた方だけに残念です

ただお会いしたことはないんだけども
作品を通して知り得た情報の枠で言うならば
この人が購入者に対してメッセージを発する言葉を
書として現すことをしているのは
過去生から今生の生き方での償いの意味もあっての
そのための才能の発露だったから
主旨がズレたというか道を間違えちゃったねってホント

いつかスランプに陥ったときに
気が付いて初心に戻って下さるとよいのだけど




あと
ある作家さんの個展のとき
やっぱり うっひゃあ!! な歪んだ空間になってました

聴けばその作家さんは
エネルギーワークもされる方とのことですが

作品を買い取られた方に善くないことが続いてるとのこと
そりゃ そーでしょ 
不幸を呼ぶ呪いのアイテムになってますもの

お話はしないまでもお姿お見かけしましたが
全体的にどす黒い霧で覆われた方で
南国に行かれて一か月位
太陽に当たられて消毒されて来られては…?と
思ったとです

たぶんね おばあ様が同じ仕事していたというから
おばあ様がその仕事でとりこぼしたことを
背負っちゃってるというのもあるのですよね
で それに気づけてなくて
自分の実力の限界を知らないこと(己を知らない)
それが故に色々とスポンジのように
負のエネルギーを吸っちゃってしまっていて
それが作品に入っちゃう人のよう
(当人に聞かれたわけではないので言いませんけど)


それとは逆に

「わぁっー 素敵!
 ものすごく太陽の暖かいエナジーを感じるー」

という作品に出合うことも多いです
まさに幸運のアイテムみたいな愛と光にあふれた作品

これ玄関に飾っとくと光集まってきてキラキラしそうー
いい感じで魔除けになるー

そういう作品を創る作家さんもいて嬉しくなります

今の家は賃貸だから飾るとこもないし
購入とかしませんけど

そして眺めているうちに
作品からその作家さんがどんな人なのか
そういうのもわかるもんだなー

と今さらながら気が付いた
(サイコメトラーのトレーニングかw)

楽しみながら作品を創っているのか
自分を癒すために創っているのか
自分を誇示して表現するために発散しているのか
得られない世界や現実を作品の中に求めているのか

色んな想いをひとつの作品から感じ取ることが出来ます
同時に作家さんの作品からその人そのものや
人生とかカルマのレッスンとか背負っているものや
あれやこれやも読み取ることが出来て面白いなあと
改めてそのことを楽しんでいます



でもって
作品にはその人の魂が宿るとはよく言ったもので
愛のある希望に満ちた心地の良いエネルギーが
宿ったものもそれなりにあるのだけども

哀しみや憂いに満ちたものとか心の叫びとか孤独とか
そういう程度のものならまだ良いのだけど

邪心というのかなー
こればかりはホント頂けないですわ
魔的なアイテムになっているものは
呪いでも込めたんかー?っというような
場を悪くするエネルギーの発生源になってるから

立体的なハンドクラフト作品もそうですが
とくに絵は二次元的なアートとして
色と線の織りなす図形として
一種の波動を生み出して引き寄せるのです

そんな作品がたくさん飾ってあったり
生みの親たる方が出入りしていた日には

オーナーさんも体調悪くします
崩されて当然ですっっ

お客さんも来ないですっていうかー
居心地悪い空間になっちゃなってますよって

たかが絵 されど絵

平面的なアート一枚でさえ
空間に及ぼす影響は侮れないのです

素敵な作品を創り出す作家さんは
たとえシャイで人見知りだったとしても
おしゃべりで陽気な人だったとしても
謙虚で控え目で自分が好きなものや世界に対する
愛が溢れている人たちなんですよね

そこには自分の作品に対する愛着はあっても
自分の力量や作品に対する過大評価は存在しないの

だから作家さんがどんな人かってのを知って
この人の作品を飾りたいなって
それで買うのもありだろーなあ

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