2020/02/28

恐怖の記憶と集団パニック~予防医学と免疫力の大切さ

 

上記の画像は疫病・息災除けの角大師
左のは深大寺のものです

平安時代に比叡山延暦寺の天台宗の中興の祖で
僧侶である良源(慈恵大師・通称は角大師や元三大師など)が
疫病神を追い払うために夜叉になった時の姿を模したもので
この姿絵を魔除け疫病除けの札として加持祈祷を行い開眼し
民家に配布し戸口に貼ったところ霊験すさまじく
この札を貼った家人は疫病にかかることがなかったとのこと

確かこの時の疫病は天然痘だったと思いますが
平安京では長屋王を失脚させて死に至らしめた
悪名高い藤原四兄弟とかも亡くなりました

(天台宗のお寺で見かけることが多いです
気休めかも知れませんが入手できる人はゲットされては?
家族の無事健康を願い祈る心があればきっと役に立つはず)



さて話代わって
私は生来病弱であるにも関わらず
インフルエンザだけには今のところ
罹ったことがありません
アレルギー体質で免疫不全だったり
幼少期に罹る感染症も一通りかかってはいるのですが

いつも高熱が出て「今度こそインフルでは?」と
病院に行くと「違います。咽頭炎です」という診断
職場でインフルが流行っていたり
翌日休んだ隣の席の人が実はインフルだったとか
(8時間も密室で一緒にいて他の人は感染)
インフルで寝込んでいる人のお見舞いに
何度か行って数時間看病したこともありますが
幸いなことに罹患しないのです 

あくまで今のところは…というだけで
これからのことは解りませんが
インフルに関してだけは掛かりにくいようだと
それだけは言えるようです
そして私の両親も姉も
インフルに罹患したことがありません
(まぁうちの姉に関しては
カビのはえたものを食べても
腐ったものを気付かず間違って食べても
お腹一つ壊さないツワモノです)

遺伝子レベル的に
インフルに強い抗体でも持っているんでしょうか
そのあたりは謎です

そして
メディカルハーブとかアロマテラピーとか
民間療法レベルのホリスティック医学とか
いちおう予防医学など習ったことのある私ですが
普段はまったく意識してないというか無頓着です

でも昨年知人がくも膜下出血で倒れたときは
自分も心配になって脳ドックと血液検査を受けました
結果として無問題 心臓も大丈夫
絶対血液ドロドロだと思ったのに血栓とかもなし
13年前に肝臓疾患で余命宣告されたのが嘘のよう

思うに身体の弱い人ほど
自分の心身の状態に敏感で無理をしないというか
ちょっとしたことで大げさに反応し
守りに入って休養を取ったりするから
そのことが健康に繋がっているような気がします

でも身体の丈夫な人とか
肉体の状態に鈍感で無理の利いてしまう人ほど
気が付いた時には手遅れってことが多いような
痛みに強い人ほど限界まで気が付かないですから
痛みに弱い人の方が早く対処するというのかな

だから私もインフルとか
酷い感染症にかからないで済んでいるのでしょう
咽頭炎だけは数年に一回位は掛かってしまいますけど
レイキヒーリングを修得してからは
冷え性ではなくなって(昔は末端が氷のようでした)
花粉症も改善されて一年中風邪を引いているという
そんな状態から脱出できましたし
これも氣の技術と知識を身に着けた結果かなあ

あとやたらお茶(特に紅茶)を飲む人で
もちろんハーブティーも一日に一杯は飲むし
朝はレモン&蜂蜜を飲むし
冬場はひたすらミカン食べてるし
しょっちゅう咽喉を濡らしているのと
便秘知らずな体質のお陰もありますね

それだけでなく
ストレスがない生活をさせて頂いている
お陰が大きいとつくづく思います



過去の記事でも書いたのですが

死の記憶からは恐怖が生まれやすいのです
食べ物のこともさることながら
自分の命を奪ったものに対する拒絶反応というのが
どうしても生まれてしまうのですね

それは道具だったり食べ物だったり
シュチエーションとかもあるんですけどね

例えば
刃物なんかで殺された人はとがったものが苦手とか
カミソリで切られた人は髭剃りとかできなかったり
包丁で刺された人は包丁が未だに持てないとか
飛行機事故で亡くなった人は飛行機恐怖症だとか
溺死した人は水を上手く飲むことが出来ないとか
海やプールとか泳ぐことに抵抗があったり…


病気の原因となったものもそうです
とくに感染症

ペストとか天然痘とかすペイン風邪とか
あらゆる流行病で一家全滅とか
目の前の人がどさどさと死んでいくような
そういうのも強烈なトラウマになるとともに
個人の枠を超えて集団のトラウマになりますね
いわゆる集合体無意識に記憶されるというように
みんなにとっての共通の恐怖になります
大災害とか戦争とか民族浄化とかの
ジェノサイドもそうなんですけど

そして今回のコロナウィルスという
症例結果が十分に得られていない
未知の病原菌に対して
人々も社会も恐怖を抱くわけです

過去の疫病大流行によって
死滅した多くの人々の過去の記憶が
個人そして集団的に蘇るわけです
そこに恐怖を伴って

自分たちを死に貶めた病気の記憶ですね

例えば大洪水の後
汚染された生活水と飲み水によって
大規模かつ広大な範囲に広がっていった感染症

私が以前エジプトに旅行して
カイロ博物館に観光した時
一般人のミイラが
たくさんある部屋の前を通ったのですが
その方たちの中の多くがそうした疾患で
亡くなられた人たちのようでした

また私はネズミがとても嫌いなのですが
(ミッ〇ー〇〇スもカピバ〇もダメ)
それはネイティブアメリカンだったときに
ネズミが衣類やリネン類に触れたことによる
媒介されたウィルスの感染症で死んでいるからです
私だけでなく本当に大勢の人が死にました

当時は別の原因と思われていましたが
ネズミの駆除さえすれば…そして
そこに誰かが気付いてネズミの駆除だけでなく
汚染された衣類をすべて焼却していれば
あんなに広がることなく
もっと早い段階で収束していたはずです

まあ当時は
衛生に対する観念というか知識が乏しかったので
仕方ないと言えばそうなのです

ですから
このような原因を追究し取り組んでいった人が
いることに敬意を表さずにはいられません



ちなみにこの動画オススメです 
手洗いって単純なことがどれほど大切なことか
それを知らしめて当たり前にしてくれた彼の功績に感謝のみです
そして彼の人生は功績に反する結果でとても悲しい

手洗いのことで言えば
飲食店で客側にも手を洗う場所がないことに疑問を覚えます
とくに洋食系でパンを手づかみで食べてくれって
そんな感じなのにおしぼりもなく手洗い場がトイレしかない
そういうのってどうよっていつも思います

日本人は入浴する習慣が西洋より長くある文化で
わりと清潔なんだけど最近は
手洗いとか入浴を疎かにしている人が増えてる気がする
潔癖症すぎるのも何だけど無頓着な人もいて極端かな

ちなみに病気の発生源の近くには必ず
その病原菌や病気に対して有効なものが存在する
というのが自然界の不思議な法則です

コブラの毒に対抗する血漿(毒消し)が
コブラの毒から作られるように

その土地で大流行する病に対抗できる成分を持つ
何かがその近くで見つかることは多いのです

植物がその良い例ですね


マラリアなんかも未だにあるわけですが
日本の蚊帳や蚊取り線香そして
蚊よけになる藍染めの衣類とか
そういうのが蚊の媒介による感染症に
悩まされている地域に広まっていけばいいなと思います


そして免疫力
いま学校が休校になったりイベントが中止になったり
結婚式も取りやめや延期になったりしています
3.11のときの自粛ムードほどではないけど
大勢の人が楽しみにしていたことが無くなって
致し方ないとはいえ
意気消沈した空気でどよーんとしています
そして恐怖の記憶がザワザワと噴出してもいます

人は楽しいことや喜びがないと免疫力が下がります
恐怖や不安も免疫力をめちゃくちゃ下げてしまいます

免疫力だけでなく波動も下がります

免疫力を上げるのは笑いです
もちろん乾いた笑いとかではなくて
お腹から声を出して笑うのが大切です

氣の不足ももちろんよろしくありません

身体を温めるということも大切だし
良質の食事や睡眠をとること
ストレスを上手く発散して気分を上げないことには
免疫力は上がりません

冬は身体が毒素(老廃物)をため込む時期です
そして春に向けての季節の変わり目で
肉体が冬に貯めこんだ老廃物を排出しようと
動き出して様々な不調が心身に出やすい時期です

とくにアレルギー持ちの人
花粉症などを持っている人はとくにこの時期
免疫力が低下してあらゆる刺激に反応します

そして空気が乾燥しているのも感染症を引き起こす
各種ウィルスにとっては最適な活動時期です

だから感染症がもっとも流行りやすい時期なんですね

そうならないためにはインフルの対策と同じで

普段から健康診断を受けて
自分の今の体力や身体の状態を知っておき
検査結果から
弱っているところや異常のあるなしについて
把握することも大切です

身体のコンディション整えるために
運動を生活に取り入れたり民間療法に頼ったり
身体を温めて自然治癒力として生じている
心身のデトックス活動を助けて促すことです
春に眠くなるのは自然なことなんです
身体が睡眠という回復時間を
単に必要としているだけなんですから
冬眠していた身体機能が目覚めようとしている時には
それを穏やかに進めてあげるだけでいいのですから

十分に睡眠をとって
太陽の光に当たってビタミンを取って
楽しいことを考えてたくさん笑って
お洒落をして気分の上がることをして
心身のバランスを取ってください

うがいと手洗いももちろんちゃんとして

お風呂も入って身体を清潔にして
(シャワーだけなんてのはダメで
ちゃんと湯舟で温まって下さい)
家の掃除と換気ももちろんのこと
ゴミもちゃんと捨てて



そうそう家の中の空気をよくするために
アロマテラピーの精油を加湿器で香らせるのもいいですが

ドライハーブを燃やすのも良いですよ

その昔はストローイングハーブといって
疫病除けにドライハーブを室内に飾ったり
床に撒いたものでした
(その名残がリースなど)

セージはもともと呼吸器系疾患を予防するために
タバコとして吸われていました

タイムはティモールという
殺菌作用の強い精油を含んでいますので
生のタイムがあるならお酢につけて
それらで台所用品を消毒するのもベターです

ちなみに中世の時代にペストが大流行した街中で
死体から衣類をはぎ取り金目のものをあさっていた
四人の泥棒がいたのです
彼らはペストに罹患することなく荒稼ぎしていました
その秘密を教えることを条件に罪を赦されたのですが
そのレシピは「四人の盗賊のビネガー」として
今も伝えられています
彼らはこの特別に処方したビネガーを
身体中にまんべんなくつけて
ペストの感染から自らを守っていたのだそうです

ヘンルーダ、タイム、ローズマリー、
セージ、ラベンダー
これらをワインビネガーに4日以上浸して作ります
(エチルアルコールや90度以上のウォッカに浸してもOK)

後世のレシピではこれにクローブ、ガーリック、
ミント、ヒソップ、アンゼリカなどが
加えられたものもあります

こうしたハーブを燃やしてもいいし
抗菌作用のある精油をブレンドして
空気中にスプレーしたりデュヒューザーで
拡散するといいと思います

ティートリー、タイム、セージ、ミルラ
ローズマリー、ラベンダーなど

四人の盗賊のビネガーを手作りして
それらをボディ全体につけて過ごすのもいいかもですね

(それより優秀な消毒薬が安く手に入るけど
最近は品切れになっている可能性が高いので)

でもこれらは西洋のものですから
今回発生源が東洋(中国)と言われているので
中国原産の抗菌作用のある薬草を
もし入手できるのならそれで作ってみるといいのでしょう

ハーブティーなら
エキナセア エルダー キャットミント 
ヒソップ セージ バジルなんか入ったのがいいけど
自分の弱いところダメージのあるところを回復させて
整えておくことが大事だから
胃腸に問題がある人だったらミントとカモミール
肝臓や腎臓とか血管系とか目的別に
ハーブブレンドを選ぶのがよろしいかと

そして全身の抗菌に役に立つという意味で

アーユルベーダの全身トリートメントや
タイ式オイルトリートメントや
下半身を温めるよもぎ蒸しなんかもオススメです
普通の温浴療法としての温泉でまったりももち

そしてこういう時だから瞑想をオススメしますよ
心の平穏を保ち 氣の無駄遣いを減らしますから

もちろん氣の補充もしっかりとなさってください
そのあたりの方法は以前の書き込みに書いております
<「氣の充実と瞑想とヒーリングの恩恵」

そして当サロンのボディヒーリングもオススメですよ
(と営業活動)

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