2020/02/19

エネルギーワークの落とし穴①

以前に知人の方から伺ったことです

その方は自分の問題と向き合うために
とあるエネルギーワークを受けられたそうなのですが
(もしかしたらヒプノだったかも)
お陰様で氣鬱になる状態というか
ダークな気分はなくなったものの
それと同時にそれまで取り組んでいたことへのやる氣
すなわち情熱が自分の中から消失してしまったというか
炎が消えてしまったかのような状態に陥ってしまった

…とのこと

実際どのようなワークであったのか
詳細まで伺ったわけではないので内容が解らず
あくまで想像でしかないのですが

たぶん
その施療者の方がエネルギーブロックと判断した
負のエレメンタル(データ)に対しての
アプローチをされたのだとは思うのですけど
余計なものまで取ってしまったか
穴が開いた部分をきちんと埋めることをしなかったか
書き換えをきちんとしなかったか
そのあたりかなあ…と

以前のどこかの書き込みにも書いていますけど

エレメンタル(記憶たる想念データ)は
過去のものとリアルタイムで作られているもの
過去生のものと今生のものと
実に複雑に入り組んで絡み合い
相互関係を成り立たせながら存在しているので
これらに対してアプローチするときには
慎重にならないといけないのです

肉眼で見て物理的に
確認することの出来ない器官ですから余計に

そしてこれらに働きかけるときには
大量の氣を必要とするので氣の補充が欠かせません

(置き換えていうなら
長時間の外科的手術をするのに
大量の輸血と点滴が必要になる…みたいな
でないと大量出血により失血ダメージを生じ
そのことにより身体全体あるいは一部に
深刻な機能不全の問題が発生してしまう)

このようなことと浄化という名の好転反応
ヒーリングクライシスについて理解していないと
様々な弊害が生じてしまいます
(エネルギー的施療やワーク後の不安定な時期には
遠隔的な施療でサポートできる状態が望ましい)

ヒプノセラピーやエネルギーワークをした後
無気力状態になってしまったとか
鬱を発症したとか健康を損ねてしまったとか
実のところそういう話はよく聞くことなのです





記憶たるエレメンタルのことを
媒体としてのマイクロチップやデータファイル
ディスクに置き換えて説明することもありますが
不必要な電子媒体やレコードをピックアップして
その数枚を処分するというのとは違うのです

複数のエレメンタルの相関図は
シナプスによって繋がっているニューロン
複雑に伝達しあっている脳細胞のようなものです

脳腫瘍の除去などの複雑な脳の手術をするとき
単純に腫瘍部分だけを切除すれば解決ではないように
(血管や神経に食い込んでいたりする場合もあるので)
エレメンタルの書き換えや弱体化をするときには
そのデータを読み込むハード部分すなわち
本体たるその人自身の霊的な身体の健康状態
データが格納されている部分の状態など
様々な要素を鑑みて進めないといけません

その人の霊的な身体の状態(肉体含む3つの身体)は
霊的レベルによって耐性が異なっており
エネルギーフィールドの状態も人それぞれです

現代社会においてはほとんどの人が
極端に氣が不足していて
オーラの損傷がある人ばかりなので
霊的身体の深い部分に触れるより以前に
こちらの問題を整えるのが先なのです

とくにエレメンタルが蓄えられている
チャクラと呼ばれるエーテルセンターは
3つの身体のつなぎ目であり枠組みである
エーテルダブルにある器官なので
ヒプノセラピーや過去生の解放ワークなど
記憶の部分に触れること…すなわち
エレメンタルに対する働きかけをするなら
3つの身体のバランスが整っているのが条件で
そうでない人にこのようなアプローチは
ダメージを与える結果を生むことになります

3つの身体の調和がとれていない人に
そのような働きかけをすることは
3つの身体のバランスを崩してしまうことであって
心身の健康に悪影響を与えるばかりなんですね

それは体力のない人や
他の疾患による問題を抱えている人に
負担のかかる処置や手術をするようなものです

従って離魂病状態の人に対しては
「やってはいけない」ワークなんです

なのでこうしたワークは性急にならず
一度にあれこれと行おうともせず
過剰な干渉を避け自然の成り行きのままに
ゆっくりと少しずつ一歩ずつ
段階を経て進めないといけません

そして相手の状態によっては
今はまだ早いと断ることも大切です




それから
よく「チャクラを開く」
という言い方をする人を良く見かけます

「チャクラを開花させる」
という言い方ならわかりますが(まだ)

「チャクラを開く」ということが
どういうことなのかというと
3つの身体をバラバラにするってことです

チャクラ(サンスクリット語では)
つまりエーテルセンターは
3つの身体それぞれに存在しなおかつ
エーテルダブルという身体の枠組の一部であり
エーテルダブルは同時に
3つの身体を繋ぐ繋ぎ目でもあります

物理的なものに例えていうなれば
エーテルセンターはモノとモノを接合させている
蝶番やボルトのようなものです

このチャクラを開くということは
3つの身体を連結させているボルトを外す
一つの身体になっている3つの身体を
バラバラに解体(分解)する
そういうことです

ちなみに自由自在に外すことの出来る人もいます
仙人や導師みたいな人とか
ある一定の霊的成長のレベルに達した人で
解脱間近の輪廻転生の卒業に近い人たち

何故って
接合部分たるチャクラを外しても
彼らまた自分(自力)で元に戻せるから
分解しても設計図知ってるし
戻し方も知ってるし~というレベルにいるから

また第4の身体たる6次元の身体が成長していて
肉体以外の霊的な2つの身体も
それぞれ独立(自立?)して発達しているので
単独でもバランスを崩すことがほぼないから

でもそうではないレベルの
まだまだ未熟な精神性を持った人は
出来ないというか
それをやってしまったらまず廃人になります
まあ開くことはそうそう出来ないにしても
開こうとして無理に圧力をかけると
正常な働きが阻害されて異常が出てしまう
そんな可能性もなきにしもあらずです

(胃を鍛えようとして大食いチャレンジをして
逆に胃を壊してしまうようなものですね)

だからチャクラに対して過剰に働きかけをする
ワークはやってはいけないんですね

整えること 状態をよくすること
チャクラの働きをよくすること

そのようなワークはよいのだけども
「開く」ことを目的にするワークは
百害あって一利なしです

だから
知らないっていうのは怖いことだなとつくづく思います



アメリカではベトナム戦争の頃に
ヒッピー文化というものが
反戦運動と相まって広がって
フラワーチルドレンて人たちが
東洋の神秘思想や哲学に憧れた時代があって
(ビートルズもインドかぶれになった)

日本では昭和40年代から50年代にかけて
オカルトブームがあって
60年代にニューエイジブームが起こって
チャネリングとか前世療法とか石ブームとか
あったりしました
その後にはスピリチュアルブームが近年に流行り

それによって西洋人がたくさんやってきて
西洋の色んなワークが入ってきました
そして皆さんそれをありがたがってました

それよりもはるか以前19世紀後半から
西欧で近代魔術師と言われた人たちが
(クロウリーとかメイザースとかetc)
東洋の神秘思想に憧れて
タントラとかその他エネルギーワークに
手を出した時期がありました

とはいうものの
東洋人と西洋人の見た目や体格(骨格)
肌の色や生活習慣や食べているものや体質等
住んでいる場所の気候含めて違いがあるように
東洋人と西洋人では
体内の氣の流れにも差異があるし
霊的な身体の仕様にも差異が存在する

だから
東洋のやり方のエネルギーワークが
西洋人には害になることもある
西洋のやり方のエネルギーワークが
東洋人の害になることもある

実際それで健康を損ねている人は多いです

東洋人には東洋人に見合った霊的ワークがあり
西洋人には西洋人に見合った霊的ワークがある

そして同じ東洋人でも
韓国人と中国人は似ているけれど
日本人とはまったく違う
韓国と中国の氣のワークは日本人に合わない

漢方も中国や韓国のものは
日本人にはキツイし強すぎるのです
海外のものは何事も取りすぎはいけないのです
(日本人に合わせて調整されるべき)

まったくダメというのではなく
適量が大事ってヤツです
それか少しずつ年月と時間かけて慣らしていく

外国のものだからって
何でもありがたがるものではないです
その民族にはその民族にふさわしい
霊的かつ精神的なエネルギーワークや
最適なトレーニング法が
ちゃんと確立されて伝えられているのです

それ以外のものにトライするには
まず基礎が出来ていないといけません

そして
19世紀の西洋の魔術師たちが
インドとかチベットで見つけて実践しまくった
エソテリックなエネルギーワークは
初心者向けではない上級者向けのもの
(ほとんどの魔術師が心神喪失や
精神異常を引き起こし廃人となっています
元々の性格もあるでしょうけど
クスリのせいばかりではないですね)
そして彼らが著書に残している秘術と呼ばれる方法は
3つの身体をバラバラにしても
自力で元に戻せる段階に達した
聖者クラス向けの修行法というのかな
超上級者向けのものにチャレンジしているんですから
マジ無謀です

握力5位の人が大リーグ養成ギブスつけて
生活するようなものです


それは
ジョギングはおろかストレッチもしたことのない
まったくの運動未経験者にオリンピック強化選手の
筋肉強化のための特別プログラムをさせるようなもの
(そしてそのような霊的修養やワークをする時には
摂取する食べ物と生活も併せて考えないといけないの
筋トレをするときにプロテイン取ったりするのと同じ)

そういう無茶ぶりをすることが
どういうことかわかりますよね?

自分のペースでの呼吸をしながらの瞑想は
ふつーに誰がやっても安全です

でも呼吸法とか他の特殊な瞑想など
様々なエネルギーワーク的エクササイズをするには
何事もその人の霊的な身体のレベルと状態に合わせて
段階を踏んで進めないと実害が起こりやすいのですね


各種エネルギーワークも
氣をいじることであり氣を扱う行為なのですが

海外からの知恵とテクニックを
そのままに日本人に使うものではないです
日本人の霊的身体の特性や氣の流れの特徴
それを知った上で日本人に適応させて
応用して使っていかないといけない

また個々によっても異なっているので
その人の本来の正常な状態と乱れている今の状態
その差とか
現状のエネルギーフィールドの問題
全体としてのバランス

まあ色んな事総合的かつ相対的に見て
判断していかないとなのですね

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