2020/11/14

事実は小説より奇なり

まとめサイトとかライン動画なんかでたまに見かける話ですが

普通の家族を持ち 恵まれて育った 頭がお花畑?な婚約者が
毒親の元に生まれてしまい家族の存在そのものが災厄の元凶
という相手の現実(背景)をまったく理解出来ず

せっかく縁を切って逃亡に成功出来ているというのに
丁寧かつ根気よく包み隠さず羞恥も捨てて
どのような出来事があったのかを説明しているのにも関わらず

お節介なエセ親切心とやらで「和解できるはず」と思い込み
(子を思わない親などいないとか話せば分かるはずだとかw)
結婚式にサプライズで呼んでしまったり
居場所を教えてしまうような迷惑な"やらかし"をしでかす…

なんてことがあるようです

こんな風に
自分の環境を基準として考え 自分がそうだからとか
自分の家や親がそうだから他も 誰もがそうに違いないと
おのが知っている狭い世界がすべてにあてはまると信じ込み
それ以外のこと 異種の違う環境や世界があることを
理解したり少しも想像することさえ出来ない人が
この21世紀の情報社会においても
未だいることには驚かされるばかりです

いやさTVとか映画とか小説とか見たことないの??って具合に
どれだけ狭い人間関係 情報が制限された閉鎖的な環境
社会の中で生きているんだろうか…
世間や人間を知らなさすぎるにもほどがありますよね


















そうですよね 少数だけどそういう人はいますよね
お嬢様 お坊ちゃま そんなタイプ
育ちがいいとか悪いとかそういうのではなくて、ですが

知らないことや理解できないこと自体が悪いわけではないのです
経験していないこと 見聞きしていないことを
体感的に理解することは難しいです
理解できないということに罪はありません しかたないことです

あくまでそういうものなんだ…と
よく理解は出来ないけれども
相手にとっては不快なことなんだろうと
少しの想像力を働かせた後には
相手に対する思いやりと気遣いから
「これだけはいやなことなのでしないで欲しい」
と言われたことを守ろうとする気持ちがあれば十分で


親が離婚していない家庭の子に
離婚家庭の子の気持ちを分かれと言っても無理な話だし
両親揃っているからいいよねと言われても
いっそ離婚してくれた方がいいのにと
思っている子の気持ちも
そうでない家庭の子にはわからないでしょう


私の場合ですが
両親は揃ってましたけど
ここにも隠さず書いているように機能不全家族で
虐待親で毒親といえばそうだったわけです

でもそういう環境に育っていたからこそ
世の中ふつうの家庭ばかりではない
親が子を愛するのは当たり前ではないこと
血は水よりも濃いとかそんなのが嘘っぱちなのを
物心ついた頃から身に染みて知ることになりました

そういうバックボーンがあるから
他所様の複雑な家庭環境 家族間の問題とか
ありえないようなおかしな関係性とか
想像できたり共感できる土台は作られたかと


そうですね

別の高校に行った中学の友人の同級生のとある子は
お母さんを小さいときに亡くしていたんですけど
ずっとね 
実のお父さんに性的な欲望のはけぐちにされてたんですよ

高校に入って好きな人ができて
その相手からも告白されて少し付き合って
だけど
好きな相手に秘密抱えていることに耐えきれなくなって
嫌われる覚悟で言っちゃったんですよね

で結局どうなったかというと
二人は駆け落ちすることになりました

友達がカンパ募ってね(だから私も知ってるわけ)

彼のセリフ
「そんな親のとこにお前をいさせられないよ」って

そういう男気ある彼でよかったわ
信じられる人で救われた


うん そういう理由で家出する子も世には少なくないのです



大人は何も知らない

子供は大人に何も言えない

子供は大人を信用しない

大人に傷つけられた子供達は大人なんて
信用できる大人なんて何処にもいないこと身に染みて知ってる
学校なんて誰一人頼れる大人がいないことをよく知ってる

今の時代とは違う昭和の時代

学校の先生にレイプされても 学校はそれを隠す
野球部の奴らに輪姦された子がいても
甲子園の出場に差し支えるからって学校は揉み消す
それよりも被害にあった女子生徒が責められる

それで自殺した同級生もいた
屋上から飛び降りたあの子


今の時代ではありえないよね
今はSNSがあるから まだ手段がある
なんとか手立てを探すことも出来る

助けてくれる人や脱出手段を探すことも不可能ではない

でも当時はね 子供達は無力だった
















中学の同級生では
ネグレクトで親が食べさせてくれないから
"売り"をやっている子もいたかな

ハリウッド女優のデミ・ムーアは
実の母親に無理やり売春させられたとのこと

そういう話は別に珍しいことではない
身近なところでも聞いたことのある話

子供を差別して待遇に差異をつけて育てる親とか
(愛頑子と搾取子)
自分の嫁さんを父親に差し出す糞旦那とか

ありえない親や家族とかキチガイな親戚とか
理不尽な田舎の風習とか因習とか
常識の通じない人々や地域もあったり

世の中にはマジかー!!って 
びっくりするような信じられないことって
それなりにあったりするもの

あなたの知らない世界ってことが
わりと身近なところでもあったりするもの


まぁ 2chとかネットで書かれていることは
ネタ師的な釣り書き込み 創作話やホラ話も紛れているから
すべてが本当ではなく 半分くらいかなってのもあるけど

それでも嘘くさいけど事実だってことも
世の中にはまだまだあるのです

認めたくないような信じたくないことも多々ありますが



そして何よりも私のしているこの仕事

過去生だの霊的な世界だの
そっちのほうが妄想とか幻覚とか思い込みとか
事実とは証明できない個人の空想話として
片付けられるような ありえない話ばかりでございまして

ここのblogに書いている内容こそ
信じろって言われても受け入れられない
作り話だろう? って非難されても仕方ない

そんな話ばかりだったりしますからね


あくまでそれを事実とするならば…という過程
前提で進めていく療法(セラピーやワーク)ですから

私が捉えている情報や体感していること
過去に実際にそのようなことが起きたであろうという
クライアントさんに埋め込まれた出来事や記憶のカケラなど

ありえないことというか不思議なことは
世の中にたくさんあるものです


現実として身近なところで起きている家族や家庭の問題
隣人の置かれている自分とは違う異種の環境とか
ちょっと考えたりよくよく目を凝らしてみれば理解できそうな
すぐそこにある問題でさえも見えていない 
見ようともしない 知ろうともしない人は意外と多くて

それはある意味で
自分以外のことには無関心て以外の何ものでもなく

昔と違って 
新聞やテレビとかメディアの偏った情報だけでなく
(そういうものさえもなかった時代ではなく)
今はネットとか世界中の情勢も手に入れられるし
他人と関われば嫌でも知らざるを得ないようなことも多いのに

自分の狭い世界だけの価値観と出来事だけで
それだけで完結してしまっている人のなんと多いことか

見ざる聞かざる言わざると言わんばかりに

なんでまあ こんなにも 物を知らない人が多いのか
知ろうともせず 理解しようともせず

他人と自分は必ずしも同じではない
自分の家庭と他人の家庭はまったく同じではない
それぞれに異なった環境 異なった背景
世の中に様々な人がいるように
多種多様な事情を抱えた人が生きているということを
どうして理解しようとしないのか
いやさ相手には相手の事情があるとの想像が
何故にできないのか それをしないままに生きられるのか

様々なスタンスにいる異なる他人の意見を聞く 
それだけさえすれば
狭い視野を広げて見識を広げることにも繋がるのに

コミュニケーションを取らずとも
他人の意見を読むことも出来るこの時代にそれをしないのは
怠慢なのではないかと思った次第

うん
やはり 人を成長させ育てるのは人なんですよね
他人との関わり合いなくして人は成長できないのは事実で

他人から学ぶことって大きいんだよなあ
(自分の家族と固まってて他者と関わらない人を見て思う)

てなわけで同じ生活レベル 同じ知的レベルの人
趣味嗜好価値観の合う人ばかりと関わっていても
精神的触発や刺激はないのです
共感や共有できる人々は安心と居心地の良さをくれるけど
ぬるま湯ばかり浸かっていても進歩はないなあ
そういう意味で
適度な負荷やストレス?も必要かなー 

自分磨きと進化のためにはっっ
(ようするにヒューマンスキル上げ)

と思ったりするである

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