2015/10/30

ワークショップ(セルフヒプノ)体験談⑯

Sさん 30代女性

<今回のガイドさんについて>
今回ガイドさんといつも待ち合わせの木の下に見えたのは、大きな犬でした。犬と言っても、ハスキーのような。

家を出る前に、漫画の「動物のお医者さん」を読んでしまっていたので、チョビが出てきてしまったか?!と思いましたが全体は白っぽい毛色で、目も白っぽい。チョビよりもっとふかふかした感じでした。動物がガイドになってくれることもあるのかな…と思いながら木の下まで歩いていくと、前のときにも出てきてくれた白いタキシード&シルクハットの金髪のお兄さんもいました。

そのお兄さんが犬に変身していたのかもなのですがその辺はいまいちわからず。ちなみにこの方は前出てきたときは、なぜかレゴの人形のようだったのですが、今回は人間でした。でもいつものごとく、顔は見せてくれなかったです。


<今回見てきた過去生>

時代は8世紀くらいのようです。場所は北アメリカ大陸の白地図だけドーンと出てきました。その中のどの辺りなのかはよくわからず…。グランドキャニオンのような岩山の広がる地帯でした。赤い岩山と、ところどころに背の低い緑色の植物。乾燥しきっているわけではなく、水も困らない程度にはあるような、そんな場所のように思います。(その後、アリゾナ州やユタ州などの辺りらしいと補足がありました)

いわゆる原住民・ネイティブインディアンだったようです。典型的ながっしりしたインディアン顔の男性でした。モンゴロイドの血も濃いぜ!みたいな。
年齢は多分今の私と変わらないくらいか、もしかしたらもう少し若いのかも?
一家の主として、奥さんと4人くらいの小さい子供たちと、テントのような住居で暮らしてました。子供たちと、ウサギ(?)を狩りに行ったりしている、ごく穏やかな幸せな毎日を送っていた様子でした。

しかし、そんな穏やかな日々の中、私は落石事故に巻き込まれます。
どうも村の男衆と狩りに出かけ、バッファローか何かの大きい獲物を捕まえるために、岩を落とす作戦だったようなのですが、失敗したようで…。

赤い岩山の細めの隙間にいる自分めがけて、上から大きい岩がいくつも降ってくる。

そのうちの1つの岩が私の左頭・左耳の辺りを削るように直撃し、意識を失いました。
朦朧とする意識の中、仲間たちが私を馬か何かに乗せて必死で逃げていく姿があったようには思います。

結局私はこのまま意識を回復することなく、死ぬことになります。家では私の左顔面に大きな布のようなものがあてがわれてベッドに寝ており、 家族が心配そうに常に私の周りにいました。

しかし、傷自体は深かったものの、死の直接の原因では無かった様子。その後の傷口の化膿や、それに伴う感染症で死に至ったようです。

その時、浮遊霊状態(?)だった私は正しい治療法・処置法をわかっていたらしく、「これはそんな難しいケガじゃない。治療としてはごく初歩の簡単なものなんだ!こういう風に治療すれば治るんだ!」と必死に家族に伝えようとしていました。
しかし、もちろん伝わるはずは無く、伝えたいのに伝えられないひどくもどかしい思いと、残してしまう家族へ、彼らを守れなかった事を悔やむ死となりました。

恐らく私はケガに対して、正しい治療法を知っていたのだと思いますが、それを伝えられずに死んでしまう無念さ、そして、自分が死んでしまうことによって、これからこの大事な家族はどうなるんだと言う心残りや守れなかった後悔などを、カルマとしてしまったようでした。


<この過去生で残したカルマ>

私が見てきたところだけだと断片断片でしか無く、なかなか全貌がわからなかったのですが…その後の光の存在からのメッセージやアルマさんに補足いただいた話によると、私は当時、その村(部族と言うほどの大きさではなかった)で、唯一のメディシンマンだったとの事でした。(だから私は自分がケガをした時、正しい治療法を知っていたんですね。)

そしてそのメディシンマンとしての知識や技術(他にも思想とか歴史とかいろいろあったみたいですが)は、本来、自分の子供たちに継いでいくべきものだったはずなのですが、
当時の私は、まだ子供たちには何も教えていなかったようです。「まだ早いかな」と思っていたよう。

そのせいで、自分自身が口が聞けない状態になったときに、誰もその対処法がわからない事態なり、結局、自分自身の命を終わらせる事になるのですが、それよりも何よりも、自分が伝えるべき事を伝えなかった事で、これから、残された家族達はどうやって生きていくのか、と。決して致命傷では無い怪我や病気で死んでいく第二第三の自分が出てきてしまうのではないかと、その後悔が大きかったようです。

あとは…本来メディシンマンは不測の事態に備えてあまり狩りとかには出かけない…と言うか行っても、最前線で一緒に狩りしたりしないらしいんですけど、当時の私は狩りが好きだったみたいで、思いっきり参加してました。
そういう、自分の立場・役目をおろそかにして自分の趣味に興じた結果(?)巻き込まれた事故だったので、更に後悔と言うか懺悔の念も残したようです。

伝え、導くことを本来の使命としていた人生のはずだったのに、自分が伝えるべき事を伝えなかったせいで、守れるはずの者達を守れなかったこと、また、後世に残すべき知識や技術を途絶えさせてしまったこと、そうした悔しさ・歯がゆさ・心残りなどがこの人生で私が作った一番のカルマとなったようでした。


<光の存在からのメッセージ>

特にメッセージがあったと言うよりは、「もうおわかりですよね?」と言う感じでした。
これがあなたが(過去生で)使ってたものよ、と言う感じで乳鉢と乳棒を渡されました。

あと、最初に出てきた犬のガイドさんが「ハスキーじゃなくてシルバーウルフなんですけど…」て感じで訴えてきました。(ごめんなさい)


<この人生を振り返って>

もう本当にこれこそが、私が今の人生で今の仕事を今のスタンスでしているルーツ以外の何者でも無いなぁ、と。

この一言に尽きますね。

ちょうどまた仕事の事で悩んでいるところだったのですが、何を迷う必要があるのか?て言う勢いでした。

改めて、自分のやるべき事を確認できた日となり、気合いも新たに今年も頑張ろうと思いました。

今回このような機会をいただき、企画してくださったアルマさん、ご一緒させていただいた皆様も、本当にありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿