2015/10/30

ワークショップ(セルフヒプノ)体験談③

Rさん 30代女性


①迎えに来てくれたガイドさんはどんな人でした?印象、性別、雰囲気など

金髪碧眼でタキシードの若い男性でしたが、しかし、人間ではなく、等身大のブリキのおもちゃみたいな感じでした。


②時代はいつ頃?

はっきりはわかりませんでした。いろんな時代に行ってた…と言うのだけはわかりましたが。

③どこの国?

これもはっきりは…。。。

最初に出てきたのは赤土の乾燥した大地みたいな所でした。その後は、屋久島とかのような森の奥地のような、自然の中。(雰囲気は屋久島に近いですが、屋久島かはわかりませんが)日本や中国にあるような竹林の中みたいな所。だだっぴろい、ゆったりとした、でも浅い川の横の石の河原。東南アジア系の畑。森の中の教会。(教会ですが、中南米あたりな感じがしました)

…の順でいろいろ出てきました。


 ④その人生での自分について教えてください。どんな人物だったか。

赤土の頃は、ネイティブアメリカンの子のような、小さい女の子でした。自然の中のときは、性別はわかりませんでしたが、まだ一桁くらいの年齢の子供で、洞窟のような所で父親と暮らしてました。竹林のような時。は。自分は認識できなかったのですが、ひらすらその林の中を駆け抜けて逃げていってたような気がします。
よく時代劇などで竹林がザザザッと動いてて、スピード感を表現してるような…そんな感じで、かきわけて、すごい速さで移動してるのはわかりました。
河原では、10代前半くらいの女の子でした。何人だったかはちょっと忘れてしまいました。が、男3人くらいに群がられてました。襲われてたのかな。。。
でも、我ながらビックリするくらい、その事に対して無感情な自分がいました。
畑では、10代半ばくらいの女の子。あまり裕福では無いと思います。汚れた服を着て、あぜ道のような所を行ったり来たりしてる姿。畑仕事で働いていたような感じです。

奴隷までは行かないけれど、その畑で、働かされていた感じ。
森の中の教会は、死んだときです。お棺の中から天井を見上げていました。40代くらいかな?女性だったと思います。顔の上半分が花で覆われていたので表情などはわかりませんでした。大きくはなく、こじんまりとはしていましたが、人に囲まれたお葬式でした。


⑤家族構成は? 家族との関係は?

ジャングル時代に、洞窟に住んでいた時にいた父親。黙々と作業をし、口数は少なそうでしたが、信頼していました。その父親は、今、私の男友達の1人でした。出会ってから比較的、日は浅いのですが、かなり初期から、心を開いていろんな相談をさせてもらってました。ちゃんと聞いてくれて、ちゃんと怒ってもくれて、私が驚くくらい、私が求めるアドバイスをしてくれる人で、頼りにしています。
父親時代は寡黙な感じですが、今は彼はとてもおしゃべりですが(笑)


 ⑥その人生で出会った人々、構築した人間関係はどんなのがあった?

東南アジアの畑では、一緒に働らかされていたと思われる人が、前の会社の同僚でした。
前も今も、やっぱり“働かされていた”んですね(^^;


 ⑦その人生でショッキングだった出来事、今の人生に影響を与えた出来事、

河原で襲われていた事でしょうか。
…ですが、あまりにも、襲われている自分も、それを客観的に見ている自分も、我ながら驚くくらいに無感情で、本当にショックなのかどうかがわかりません。

ただ、畑で働いているときの自分も、ものすごく無感動・無表情でした。だから状況として決して楽しい状況では無い気はするのに、ツライとかショックとか思っていたのかどうか、判断できない感じでした。


⑧どんな死だった? その人生の最後の瞬間について

小さいながらもちゃんと人に囲まれていて、天井は白く明るく、天気もよく、死の場所ではありますが、気持ちの良い場所でした。


 ⑨死ぬときにその人生を振り返って、何を思ったか。

あまり覚えていないのですが。。。でも、その時、死んだ時、寂しさも後悔もなく、「うん、やったぞ」て言う感じの、うきうき感さえあった気がします。充実してたのかな…?


 ⑩その人生で自分が学ばなければいけなかったことは何か。

見たのがいろんな時代・いろんな場所の自分を一斉に見たので…気付き・学びを深めていくためにこれから向き合わなければならない事の、ダイジェスト予告編だったのかなと思います。

 ⑪過去の自分から今の自分へのメッセージはあった?

今の自分は、安全だし、平和だ、と。逃げる必要もないし、強制的に働かされてもいないし、自分が自分のために、したいことをできている。


⑫光の存在、ガイドたちからいただいたメッセージは?

「もっと泣けば?」と。
どの時代の私も、辛いはずなのに無表情・無感情でした。敢えて感情を殺すことで自分を守っていたのかもしれませんが、今も確かに、感情を出さない事が多かったのは確かで、
むしろ出し方がわからない所もあります。もっと感情をむき出しにしてみろと言う事かもしれません。


 ⑬この体験、人生を振り返って、一言どうぞ。

1つの人生ではなく、たくさんの過去の人生をダイジェストで見せられた事で、改めて、今の私も、またこれから先に続くたくさんの人生への長い流れの中の1点なんだなと思いました。
今までは過去や今ばかりが気になってましたが、終わった事は、必要な事は受け取り、不必要な事はきちんと捨てて、これからは、未来のために、何をすべきなのか、を
考え、学んでいかなくてはいけないなと思いました。

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