2015/11/05

ベールの向こう(下)

続きです。


私達の意識があるのは、
この目に見えて、触ることができる肉体があって、
他人と自分がはっきりと区別できる
物質界と称される三次元なんだけれども、
私たちの身体っていうのは、
この肉体だけでなくて、あと二つ身体があったりするのね。
『心』の在り処である、感情体(サイキカル体)・・・
これは四次元の身体で、日本語だと幽体とも言う。
『思考』の在り処である、精神体(ノエティカル体)・・・
これは五次元の身体で、日本語だと霊体とも言う。

※それ以外に、育てなくてはいけない身体がもうひとつ、
サイコノエティカル体・・・六次元に育てるべき身体で、
神体とも言って、神道で言うとこの直霊(なおい)のことね。
これは最初、人間の形をしてなくて、
宝珠で表されるあんな形からスタートして、育てなくてはいけないもの。
一般に、魂の成長レベルが高いとか低いとかは、
この身体を見て判断するの。
この身体がちゃんと育っているか否かとか、
輝いてるとか曇ってるとかで霊格を測るわけ。

とりあえず、
この三つの身体を魂の「映し身(投影させたもの)」として
私たちは六次元以下の世界に生きている。
(この辺わかりにくいと思うので、まあ、スルーしてください)

※余談ですが、
たまに三つの身体の輝きとかズレとかを
オーラと勘違いする人がいる。

後光といわれるのは、五次元の身体の輝きだったりするし、
サイキック体も肉体よりちょっとはみでてるから。
で、氣は身体に取り込まれるとスカイブルーに輝く。
これはオーラとも違う。
輪郭たるエーテルダブルも輝いてるから、
これをまたオーラと見てしまう人もいたりなんかして、
まあ色々と・・・



ちょっとわかりにくいのかもしれないけど、
私たちは、
言葉を発したり行動していく身体と、感じたりする心としての身体と、
考えたり分析したりする精神としての身体と三つの身体を持っていて、
まあ、だから、感情と理性は別の身体なのですよ。
別々のものだから心と身体が一致しないとかあるわけで、
同時進行で考えながら感じることもできるわけ。


で、この身体たちは、
身体を維持・修復したり、自らを活動させるために、
エネルギー源として毎日「氣」を必要としている。

で、この身体に取り込んだ「氣」の一部を用いて、私達は、
この身体を使って考えたこと、感じたことを「印象」として、
データ化している。ある意味でそれは「記憶」ともいうね。
記憶のフロッピーディスクというか、マイクロチップというか、
DVDとか、そんなイメージで考えてもいい。
歯磨きとか歩いたこととか、そういった身体を動かしたパターンとかも。

そういうのを総称して「エレメンタル」って言う。
それらは三次元のものではないので肉眼では見えない。


(エレメンタル自体やストックされてる倉庫のことを潜在意識とも言うし、
サイキックやクレヤボンスの人は、
大抵これを読み取って情報を得たりもする→リーディングや透視
エレメンタルのストックルームは、個人のアカシックRとも呼ばれるし。
で、自分と階層の近い、同調するエレメンタルは感知できたり、
視覚的に・・・この場合、四次元や五次元の身体の目で、
捉えることもできる。ただし、自分の属する階層以下のもので、
同じトコでないと捉えることは難しい。
ある程度の階層以上の人は、自分の周囲だけでなく、
それ以下のも感知したり視覚的に捉えることは出来る
六次元以上の存在とか七階あたりにいる人とか)

で、四次元の身体によって、作られた感情のエレメンタルは、
どんな性質の想念なのか・・・というのが重要なのだけど、

49階層ある四次元の中で、それに見合った階層にいく。

五次元の身体によって、作られた思考のエレメンタルもそう。


さて、話を少し戻して。

私たち人間は、もともとは一人ひとりが「創造主」であるんだけど、
六次元以下の世界に、映し身を投影させて生きることになった
都合上、万能ではなくて、タダの人として存在していたりする。
とりあえずまーこの世を構成している宇宙というか、
神の細胞の一つみたいなもんだ(一人ひとりは)。
(かなりはしょって話しています)

転生の終わり・・・仏教でいう解脱は、
四次元と五次元の49階層の一番下、最下層からスタートして、
49階層の一番上まで行くこと。そこがいちおうの終わり。
ていうか、正確には六次元の身体が完成することになる。


※すべての次元は、一箇所にあって、上とか下とかって、
物理的なもので図れるわけではないので、あくまで比喩ですね。
→次元上昇というのは。
どちらかというと、成長することで
波動が荒くて低い段階から、細かくて高いレベルになるってだけ。
そういう世界が重なり合って、「この世」が構成されてる。



万能だった神さまから、何も出来ない赤子のような状態になって、
そこから成長していろんな経験をして大人になって、
再び老成した神さま(元の自分)に戻る・・・みたいな。

でも、六次元の身体・・・最初は
タネみたいな宝珠の形状からスタートする
サイコノエティカル体(私たちはジャガイモくんて呼んでる)を
成長させるにはお約束というか、色んな法則がありまして・・・

簡単に言うと、
三つの身体を鍛えていかないことには、ダメって、そんな感じ。
心を使ってたくさんの感情を覚えて、
いろんなこと考えて思考を鍛えて、理性や倫理的思考を学んで、
智恵を蓄えて、そしてそれらを実際に行動すること。
物理的なレベルで表現していくってこととか・・・
そういうのをしないと、神体は成長しないのデス。

では、成長するとどうなるか、というと、
(三次元の身体はひとつの人生ごとに使い捨て、になりますが)
四次元と五次元の身体は、49階層の一番下から、
徐々にランクアップする(まるで進級)するわけです。
落第はないけど、留年はみなさんお得意だと思いますよ。

たった49しかないのに・・・・
何百回も三次元で人生やってるのに、
いまだ宝珠が薩摩大根になっただけ・・・の人も多いですから。
マシュマロマンとかならスゴイ成長ぶりか? とほほ
(にこちゃん大王みたいな形状はイヤだなあ)

ひとつの人生で、一つのフロアずつ上がっていれば、
50回人生生きれば、終わり・・・なはずですが、

皆さんいまだに人間やってますから(私もね)。

※かなーり簡単に説明してます。いやさ簡単すぎるか・・


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で、三次元の身体を抜かした、二つの身体が、どこにいるか・・・
それが重要なんです。

自分がいま属している階層以上の世界は見えないので。
(だから、サイキックや霊能者でも、人によって見えるもの、
捉えている霊界の世界観が異なるんです。
ただ、サイキックの場合、繋がることができるガイドによっては、
稀に自分より等級が上の存在と、仲介を経て、
コンタクトも可能になる場合がありますが・・・
せいぜい、自分よりひとつ上の階層にいる先輩までが限界)


そして、これまで自分が通り過ぎてきた階層には、
過去に作ってきたたくさんのエレメンタルがあります。
このエレメンタルは、前世としてのパーソナリティをはじめとして、
まーいろんなものがあります。感情のゴミとかトラウマとかetc
でもって、低い階層にあるエレメンタルは、
足を引っ張ってくれるものが多いんですね。

そして、自分がこれまで歩んできた道のりにおいて、
よりたくさんのエレメンタルを大量に蓄えている階層・・・が、
まあ曲者なんですよ。

他人が創った同種のエレメンタル(想念体)と
波動の法則で引き合いますから。

引きずられて、引っ張られてしまうというか、
そこをつかれるとどうにもダメっぽっていうような、
「弱み」みたいなものでして・・・
刺激されて過剰反応してしまうんです。

そして、その階層にたくさんエレメンタルを持ってる
ということで、「お引寄せ」もしてしまう。


※過去を癒すこととか、潜在意識のお掃除って、
結局は、このエレメンタルの力を奪ったりとか、
書き換えをしたりとか、そういうことになります。



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で、前置きつーか説明がやたら長くなってしまいましたが、

なぜテレビを見たり、漫画や本を読むだけで、
実際に行ってはいない、その場所と繋がることができるのか。

それは、三次元の肉体はそこに行かなくても、
四次元、五次元の肉体が、
その場所と波長を合わせることができるからです。

この場合、幽体離脱とはまったく違います。


その雑誌やテレビで取り上げられていた場所の、
目で見える部分は三次元の世界ですが、
そこにも49階層の世界があるんです。
(そこもかしこもどこも、いまあなたがいる場所や家もそう)

見た目・・・三次元がキレイでも、49階層の世界で見たときに、
下の階層の汚れがどっちゃり溜まってるとこかもしれない。

逆に三次元ではごちゃごちゃしてても、
49階層の世界で見たときには、あまり汚れのない、
すっきりキレイな土地だったりするかも知れない。

テレビの画面を見ただけで、
テレビの向こうのネガティブな存在を呼んでしまった・・・
という人は、
そこに移った場所の何処かの階層の「何か」に、
自分の所有しているエレメンタルが反応したってことです。

あるいは、それが「わかる」人で、
災難にも波長を合わせることができちゃったってことですね。

いずれにしても、良くない影響を受けるって意味では、
それを呼び込む同質なものを、良くも悪くも持ってる、ってことだから。
(知ってるということなので)


うーん。
この説明でわかるかしら・・・

わかんないかな・・・

説明下手で、ごめんなさいです。

まあ、生徒さんたちには、わかるから、それでいいか。
それ以外の人には、何がなんだか・・・かも。

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