こちらのブログ、なかなか更新しなくてスミマセン。
ていうかー 前月に結構頑張って記事を書いたので、
今年中のノルマを達成?した気になっていたりして・・・
さて、
ちょっと思うことありましたので、久しぶりに書いてみます。
私自身も占いの原稿(毎月の運勢やらコンテンツやら)を
書いていたことがある人間なので、
占い記事を否定することはしたくないのですが。
なんていいますか・・・皆、それに振り回されすぎ。
記事としての占いはあくまで「読み物」にしか過ぎず、
読み手は情報娯楽として割り切るべきなんですよ。
信じるに値しないというと語弊があるんですが、
記事としての占いは「良いこと」ばかり書いていると、
「当たらなかったじゃないか」と、
クレームの元にもなりやすいんですね。
でも「悪いこと」すなわち「注意喚起」を書いていると、
人って、「私がついていない理由はまさにコレだ」
と、占いの結果の「せい」にしたりする(責任転化)。
※だいたいにおいて、人には何かのせいにしたがるし、
幸福よりも不幸や不運に目がいくので<日本人は特に
そういう意味では、
「悪い予言」は人々に求められてるものとも云える
とはいうものの、雑誌や書籍のタイプにもよりますし、
やはり、「脅し」的要素の強い、ネガティブなことばかりはダメで、
普通は明るく前向きな気持ちになるような文章が好まれるもので、
期待させすぎず、適度に「これをしたら良いことが!」的な、
そんな書き方をするのがフツーですけれど。
結局は、占い記事もコピーラィティングだということです。
対象とする読者やどんなタイプの雑誌かで、文章傾向が決まるわけで。
かといって、
書き手が占い師である場合(たまに素人のライターさんの場合がある)、
占いの手法(主に命学)をまったく無視した方法で、
タイプ別の運勢を書いているわけではないです。
もちろん根拠、があってのこと。
しかし、一人ひとり違う存在で、個別の個性である以上、
万民に共通する占い(未来予知)なんて、
はっきりいって、ありえないのです。
自分と同じタイプとして同一のカテゴリに属している、
何千万人もの人々に対して発せられたメッセージ・・・なんですから、
あくまで「おみくじ」的なものとして受け止めて、
軽く楽しむ程度にするべきなんですよ。
それから風水も。
ここでも以前、書いたことありますけど。
風水に関して、気学とごっちゃになっている人、多すぎます。
風水では方位を見ない、というわけではありませんが、
もともと「墓相」を見るための命学であって、
今住んでいる家と、先祖のお墓の位置関係を見て、
その上で子孫繁栄と吉凶を判断するものです。
だから、お墓との位置関係を考えないで、
その土地だけ見たって、始まらないんですよ。
土地と建物を見るにしたって、
周辺の地形、風の向き、気脈の流れ、地脈の上がり方(水はけ)、
春夏秋冬を通した変化(気候や日照条件)とかとか、
そういうのを見ていくのが風水であって、
東西南北だけ(南だからこの色とか北にこれがあってはダメとか)を、
問題視してもねー なんです。
その土地の形状と周辺環境(建物)、陰陽の氣の流れ、を見た上で、
どうすればその建物(家)の中に、
陽の氣を引き込み、それらを溜め込んでおけるのか、
陰の氣を逃がして、家の中に溜まらないようにして、
なおかつ外から入ってくるのを防げるのか・・・
そこやんないと、ですから。
風水を誤解している人より、
ちゃんとした一級建築士の人のほうが、
運気のあがる「良い家」は建てられます。
コレ、ホント。
すなわち、
施工主の意見や希望を聞きつつも、予算のことを考慮しながら、
土地の形状や採光、湿気対策、暮らしやすさやライフスタイルなど、
色々考えてくれて、わかりやすく説明もしてくれ、
止めたほうがいいことはハッキリ意見を伝えてくれる、
住む人が幸せになるような家作りを目指している建築士さんのほうが、
風水の哲学なんて微塵も知らなくても、
ちゃんとその「土地」を活かす、建物創りができる人だったりするのです。
(つまりは、風通しとか採光とか気候とか、
土地の形状や地域性ならではの特徴をきちんと考慮して、
建物を作れる建築士さんのほうが、
それと知らずに、風水理論に忠実な家を建てられるのです)
そんな建築士さんが創る家のほうが、運気UPする家になるんです。
「家」も作品だし、どんな人が創ったかって大事だから。
でも、そういう人を探すのが至難のわざなのかも。
だから、相性の良い建築士さんと、
その建築士さんが信頼してて、
建築士さんとコンビネーションの良い業者(工務店)を探すのが、
家作りを失敗しないコツなのかも知れません。
正直で誠実な仕事をしてくれる人。
そういうご縁がきっと、大事なんでしょう。
大手メーカーだからって、
決して安心できて信頼できるわけじゃないというのもあるし。
(現場の仕事は下請けさんだから)
私は、祖父が大工で、実家が建具家だったりして、
そんなんでまー
子供の頃には建築現場はたくさん見る機会があったけど。
職人ってのが、頑固で偏屈で、男尊女卑だとか、
なんとなく、その業界の雰囲気とか、ルールとか傾向というのかな?
そういうのくらいですけど、わかることは。
あとは大手メーカーと下請けの裏事情も多少・・・
建築や設計、不動産に関してはまったくの素人で、
判らないことだらけだから、口挟むのは生意気なんですけどね。
(でも職人が家建てると、材料費も工賃も安く住むし、
さすがに創りはしっかりしてるけど、
左官屋も大工さんもみんな知り合いだから手抜きしないでくれるけど
設計は素人だからセンス0で、間取りは最悪です<実家
ああっっっ 私が設計したら、あんな変な間取りにはしないのに(涙)
こんな仕事ですから、
クライアントさんからの相談で現場に行くこともたまにあったりするのですが、
たまに、
「あ゛ー」とか思うわけです。
本見て、鵜呑みにするのはやめましょうよ、と。
確かに、ちゃんとした風水師さんに頼むと高いから、
本を頼りにしてしまうのも、わかるんですけどね。
一番困るケースは、
風水を取り入れてると思い込んでいる建築士さんの存在かも。
頼むほうは、「風水を勉強した人なんだー」と信頼するわけですから。
けど、市販されている気学もどきの風水の本読んで、
「風水を取り入れてます」って、のたまわっている人のことは、
ふつうの人は見抜けませんからね。
うーん・・・
家って一生のうちで、とても高い買い物ですからねー
簡単に壊して立て直すわけにはいかない大きなモノだし、
建てるのも大変だし、手続きとか認可とか、いろいろいろいろ・・・
うーん・・・
むむむむむ
と、アレコレ思う今日この頃でした。
※たいとるは「門前の小僧、経を読む」からですが、
この場合、家業がゆえに建築の基本的な知識を学べる環境にいたのに、
青写真とかまったく読めない、わたし・・・のことを言ってたりして。
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