仕事以外で・・・依頼されてもいないのに勝手に他人のことを、
覗き見(リーディング)するのは決してしてはいけないこと。
けれど、そんなポリシーに反して、
自動的に情報をキャッチしてしまうことがあります。
例えば、
以前ボディケア(指圧とか整体)に行ったとき、
その施療者の男性に身体を触られたとき、
ふっと、ヴィジュアルが飛び込んできて、
『ああ、この人がこの道(指圧師)に進んだのは、
かつて宦官として、宮廷の女性たちに仕えてたとき、
女性のご機嫌取りとか世話を焼くという仕事のうちで、
マッサージとか、そんなことやらされてて、
いつの間にか腕が磨かれちゃったというか、
わがままに応えるうちに得意分野になったからなんだな』
・・・と。
このときの人の場合、天命とか天職とか言うよりも、
たまたま私が見たとある人生で培った才能を現世に生かしてるって、
そんなとこだったようです。
他の人生で磨いた技術も能力もあったんだろうけど、
今の人生で収入を稼ぐには、その技術が役に立っているのでしょう。
別にボディケアの道に進む人全員が、
この方と似たような過去の人生を生きてきたわけではありませんが、
たまに中性的でフェミニンなボディワーカーさんの中には、
宦官だったりお小姓だったりと、上司が女性か男性かの違いこそあれ、
権力者のご機嫌取りに苦労しつつ、ボディケアの腕を磨いたのだなー
という人を見つけることが出来たりします。
こういうのは過去生で磨いた財産とも言えましょう。
過去生というと、私の仕事(セッション)では
”トラウマ”とかPTSD的な体験を扱うことが圧倒的に多いのですが、
その人の天分や今に活かせる才能を見つけることも。
どちらかというと、”恐怖の種”を見つけて取り除くより、
意外な才能や磨けば光る技術なんかを見つけるほうが、
仕事としては楽しそうです。(本人にとっても)
でも、本人がその道に今回は進みたくないとか、
もっと別にやりたいことがあるとか、関心を持たないこともあるし、
別のことに既に着手していて、活かせる才能や天分方面に進むには、
既に時遅しってケースも多々。
時代の波というか時流とか、現代事情にあってないと、
才能があっても、それを開花させるには難しいので。
とはいうものの、知ってか知らずか・・・
無意識的に、やはり過去に就いていた職業と
類似の職業に就いている人は少なくないです。
例えば、私のクライアントさんの中でも・・・
過去:写本の仕事をしていた⇒現在:出版関係
過去:お針子⇒現在:アパレル関係
過去:ステンドグラス職人⇒現在:グラフィックデザイナー
とかとか。
それと、面白いなーって思ったのが、薬剤師さん。
薬剤師さんの過去を見ると、
中国とかで漢方系の仕事をしていた人と、
西洋や東洋、北米などでフリーダムな薬草療法師だった人と、
あと、キリスト教系の、すなわち教会の修道士や修道女だった人たち
の三パターンくらいに分かれるんですよ。
お医者さんなんかは、薬草療法師だった人とか、
やっぱ何度も医師というか、
病人の治療に関わってきた人が多いですね。
変り種では錬金術とか、天文学とか、占星術とか、
そっち方面の医師だった人も混じってますが。
いつも常に同じ仕事をするわけではないけれど、
寄り道してまったく別の仕事(異業種)をしてから、
かなり以前に極めたことのある仕事に戻ったり、
少しずつ路線を変えていく人もいたり・・・。
まあ、時代が進化して、無くなっていく滅びる職業もあるし、
その逆で新しく生まれていく仕事もありますので、
昔とまったく同じことをしようと思っても、
時代が即していなかったり、状況がかなわない場合もあるので。
時々、そんな風に
「この人が今こんなことをしているのは、
むかしこんなことをしていたからなんだなあ・・・」と、
ああ、なるほどー と思わされるときがあります。
でも、そういうのって、その人がその過去を生かして、
生き生きと仕事をしているから、輝いているので、
その過去の栄光が漏れでているだけなんですよね。
魂の輝きが強くなっているから、
たまたま見ようとしなくても見えちゃうっていうだけで。
いやいややっていたら、そうはならないから。
それと現在の職業にもたらされる恩恵って、
過去生で培ったノウハウばかりではなく、
先祖が貯金してきたものも影響することが多々あります。
その職業、道に進むために有利なエネルギー的遺産。
ただし、先祖がギフトしてあげたい子孫にしか、
伝えられることはありませんケド。
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