「ミディアム~霊能者アリソン・デュボア(原題・Medium)」とは、
実在のミディアムをモデルとした、
超能力捜査ものの米国ドラマで、私も途中までは見てた。
(主役のアリソンがかなりのヒステリーで、そこだけがちょっとっっ)
ミディアムは霊媒という訳でOKなのだとは思う。
けれど、霊能者=サイキックとしてしまうとちょっと違うけど、
まあ他にいいようがないのであろう。
んでもって、霊媒と霊能者はベツモノ。
なので、このタイトルだとアリソンは一体どっちなんだ?という感じ。
ドラマの設定だと霊媒かな。
で、やってることもやっぱそうだったりする。
同時期のアメリカドラマ、
「ゴースト~天国からのささやき」のメリンダもやはり霊媒だ。
このドラマも良かった。感動しました。
最後のシーズンまではレンタルしなかったけど。
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確か以前にも、霊媒と霊能者の違いについては、
どこかで書いたと思うのですが、
ちょっと違う角度からの説明です。
霊媒は確かに感受性が強く、感情的(時にヒステリック)であるから、
サイキカルボディが発達した人ではあるのだけれども、
霊媒は霊能者にあらず、だったりする。
霊媒はサイキカル体が敏感なことから、得てして霊感体質で、
四次元の空間に漂うエレメンタルやら幽霊となった人やら、
そうしたものの意図や情報を読み込むことが得意だ。
けれど、霊聴能力や霊視能力は決して高いとはいえず、
霊とエレメンタルの違いが判らない人が多い。
そして、サイキカルボディとノエティカルボディのバランスが悪く、
三つの身体の成長度が一定でない。
※サイキカルボディとノエティカルボディ=エーテル体のこと
対して、霊能者というのは、
霊感を越えた霊聴能力や霊視能力がある人のことを言う。
そして、ノエティカルボディが発達していて、
サイキカルボディとノエティカルボディのバランスがとてもよい。
さらに三つの身体の成長度が一定している。
とても強い意志の力を持っていて、思考する力が逞しい。
集中力も観察力も判断力も秀でているし、
意識的に生きることが出来ている人たちだ。
霊媒は優柔不断で意志もメンタルも弱い人が多い。
他人や周囲、環境の影響を受けやすく、精神が不安定だ。
その点、霊能者は確固たる信念を持ち、心が強く、
とても理性的で精神が常に安定している。
つまり、ホンモノの霊能者は、
人間的にとても安定していて、メンタルが強い人たちなのである。
そしてスピリチュアル性がとても高い。
このあたりが、霊媒と霊能者の違い。
霊媒は霊と無意識にコンタクトを取ったり、
中には意図的に取ることが出来る人もいたりするから、
その霊の力を借りて、ヒーリングなんかが出来ることもある。
そして、相手が話のわかる霊であれば説得できたりして、
結果的に浄霊が出来てしまうこともあったりするけど、
いつもそれができるわけではない。
自分の力でやっているわけではないので。
たまに、勘違いして「霊能者」と名乗っている人がいる。
そういう人たちは自らのスピリチュアルナルシズムや
エゴイズムに負けてしまいやすく、落とし穴にはまりやすい。
霊能者は単なる説得ではなく、霊をいさめ、時に叱りとばし、
自分の前にねじ伏せるほどの神通力のようなものを備えている。
霊や神仏の力を借りることもあるが、自らの想念の力を駆使して、
四次元の下等な存在に打ち勝つことが出来る。
エレメンタルマスターまではいかなくても、そんな感じ。
それから決定的な違いがある。
霊媒は得てしてお金に困っている(笑)
ていうか、経済的に欠乏し困窮する運命、といったらいいのかな
霊的な仕事に限らず、食べていくにギリギリの生活を送らされたり、
ときに「不幸」や「借金」という十字架を背負わされる。
お金のことで言えば・・・例えば、沖縄のユタさん。
ユタは、一人前のユタになるまでに、
様々な課題を出されることになるのだが、
自らのお金を投資して霊的な儀式をたくさん行うことになる。
行わざるを得ないというのかな・・・
土地を浄化して、たくさんの霊的を成仏させて、
海や山、土地の神様、祖先の霊に捧げものをするために、
何百万もの出費をしなければいけなかったりする。
人によっては借金をしてまでご奉公という名の
修行をさせられるってとこで。
何故か。
まず、
自分ではない誰か(大体が身内や先祖)のカルマを
背負っていて、それをキレイにするっていう課題を、
否応なしにやらないといけないというのがある。
お金を使うことでね。
そして、
霊媒は、人間的に未熟だから。
というのもある。
サイキカルボディ(感情体)だけが突出している過敏体質なのに、
ノエティカルボディ(思考体)が未発達なので、
意志の力で自らの感情を制御できない人たちばかりなので。
つまりは、人間的にバランスを欠いた「甘ちゃん」が多いってこと。
「甘ちゃん」なのに、多次元空間において、
肉体と意識が存在する三次元上の世界(主に四次元)の存在が、
キャッチできてしまうので、結果的に必要以上に
四次元のものに振り回されてしまう。
(だから、現実的にお金を稼ぐっていう、
もっとも世俗的なことに日常で向き合っていくことで、
世間から離れずに現実社会との繋がりを持ち、他者と関わり、
自らの人間性を研磨していく機会を持たなくてはならない)
本来は、三つの身体は同時に成長していくべきで、
肉体も感情体も思考体も、バランスよく育たないといけない。
霊能者はどちらかというと、
思考体の成長が感情体をちょっとだけ上回っている。
だから、思考体が感情体を上手くコントロールできる。
また、想像したことをしっかりと創造することも出来る。
ビジュアライゼーションの力、集中力は素晴らしい。
真のクリエイターといってもいい。
でも、霊媒は思考力が脆弱で、感情のコントロールが出来ない。
そして、移り気で気まぐれで子供っぽい人が多い。
(実際、霊媒には子供の霊がたくさんついてることが多いが)
想像はたくさんするが持続力がないので創造までは行きにくい。
夢想家ではあるが考えにまとまりがなく、集中力に欠ける。
器用貧乏な人が多いが、クリエイターではない。
して、霊能者の人はお金にはあまり困らない(いいなあ)。
霊的な仕事をしなくても、他の仕事で食べていける人たちでもある。
得てして、本職を持っていて、収入源が確保されていたり、
自然と霊的な仕事に導かれるが、
宣伝しなくてもお客は来るし、お金も入ってくる。
中には霊的な仕事をボランティアとして行っても問題なくらい、
他に収入があったり、何かとお金が集まってくる人たちだったりする。
だから、ホンモノとニセモノはそうしたことで見分けることも出来る。
霊能者でお金に困っている人はダメっていうか偽物だが、
霊媒がお金に困窮しているのは当たり前と思ったほうがいい。
霊媒と霊能者の違いは、お金に困っている人が否か、でも判別できる。
霊媒が金銭的な欠乏に追い詰められるのは・・・
霊的な能力をお金を払ってまで研磨させられるという、
経験に追い詰められるのには・・・ちゃんと理由がある。
別に選ばれた人たちっていうのではない。
(霊能者ももちろん選ばれた、というのではない)
選ばれた人たちだから、特出した体質を持っているとか、
そんなことではない。全然違う。
バランスをひどく欠いた霊的な能力を剪定する必要があるからだ。
お金を稼ぐために社会で働くことで足りない思考力を磨くこと、
修行という場の学び・・・霊的な仕事のトライアルをすることで、
その道の達人の指導を受け、軟弱な自分を叩きなおすこと・・・など。
そうした機会を得る必要があるがために、
霊媒は人生でたくさんの苦労をする必要がある。
すべての霊媒が、ではないが、
金銭的な苦労をさせられることで生じる様々な障害や
感情を乱される出来事でノエティカルボディを成長させる経験を、
たくさんたくさんノルマとして課せられる。
つまりは霊的な能力を使わされるように仕向けられるのは、
バランス悪く発達したサイキカルボディ、
過剰に蓄えられすぎた感情的エネルギーを、
そっちで使うことで生産的かつ建設的に用いる術を覚えるがため。
雷のエネルギーを避雷針で流す、みたいな・・・違うか。
上手に感情のエネルギーを使えるようになるまでは。
うん。でなければ、霊媒は憑依体質から永遠に抜けられない。
霊媒体質のすべての人が優れた霊媒になるわけでも、
その職業に就くわけでもないけど、中には
霊媒体質がいいほうに転んで、職業的才能を発揮している人もいる。
役者さんとか芸術家とかっっっ
霊能者は霊媒的なことも出来なくはないが、
自分を見失うことはない。
霊能者もエゴイズムやナルシズムのワナにはまることはありますが。
別の言い方をすれば、
霊能者は霊的な能力をあまり磨く必要性のない人たちで、
霊媒は、自らの能力を研磨鍛錬する必要がある人たち。
そうした違いもあったりする。
数としては、霊能者は限りなく少ない。
霊媒は・・・霊媒体質は腐るほどいるって感じかな。
霊能者はマルチな人が多いけど一芸に秀でてる。
霊媒は器用貧乏で習得は早いけど、
これって極めているものは少ないかも。
(不安定で根気のない人が多いからね)
そして霊媒は霊能者予備軍である。
霊媒であるうちは今生ではまず無理だけど、
いつか霊能者の道に進むかも、知れない。
可能性を秘めた人たちってことで。
ちなみにうちの生徒さんたちのほとんどが霊媒体質。
そして私も霊媒(爆)
おほほほほほっーっほっっっ
んなわけで、グループレッスンはある意味、
霊媒体質の人のためのトレーニング場とも言えるかも。
霊媒体質の人のための改善プログラム・・・
そうした特質。個性と上手く付き合い、
意志の力を鍛えて、感情をコントロールして、
意識的に生きるための力を身に付けるための、みたいな。
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