~ヒーリングやテレパシーの能力、
奇跡を起こす力などは、本当は重要でないのです。
それらの能力を得て人を助けることができれば、
それに越したことはありません。
しかし、もし私たちがエゴイズムを持ったまま、
それらの能力を持つと、
勘違いのもとになることがあり、とても危険です。
特別な能力を持っているからと、
それだけでその人を信用してはいけません。
真に素晴らしい人かどうかは、能力ではなく、
エゴイズムがあるかないかで決まります。
自分のエゴイズムでヒーリングをしている人は大勢います。
そういう人たちにも天使は謙虚で助けてくれるので、
ある程度まではヒーリングすることはできます。
~略~
一般的に私たちは、人の超能力に憧れる傾向があります。
何か物を動かしたり、人の考えていることが読めたり、
前世がわかるとか、そういう人を見ると、
すごいと思ったり感動したりします。
しかし、
そのことでその人の精神面の成長を判断することはできません。
本当の人間の成長度は、
その人にエゴイズムがあるかないかで決まります。
安易に人の能力に感心したり、感動しないことです。
なぜなら一生懸命練習すれば、
誰でもそのような能力を身に付けることが出来るからです。
黒魔術の人でもその程度の能力を持っています。
人の成長度はそんな表面の能力ではなく、
その人に「エゴイズムがあるかどうか」が基本なのです。
成長している人は謙虚さと愛情があり、エゴイズムがありません。
そういう人は目立たないものです。
エゴイズムの中にはあらゆる種類の「プライド」が入っています。
たとえば自分の肉体の美しさに関するプライド、
それはナルシシズム(自己陶酔)というものです。
また自分はほかの人より上だという優越感のプライド、
それを否定されるとひどく感情を害します。
また知識があって、自分がほかの人より頭が良いというプライド、
これは前の2つよりも恐ろしいものです。
なぜなら盲目になり、事実が見えなくなるからです。
しかしこの3つより恐ろしい4番目のプライドがあります。
これに陥ると、何百年もの間、そこから出られないことがあります。
それは、「スピリチュアルなナルシシズム」です。
スピリチュアルな勉強をしている人たちは、
誰でも最初は謙虚な心で始めます。
しかし何年か経つと、修練によっていろいろな能力がついてきて、
ヒーリングをしたり、人に教えたりすると、人が集まってきて、
その人たちの憧れを受けます。
すると、
自分が何か特別な存在になってしまったように勘違いしてしまい、
その人の成長はそこで止まってしまうのです。
これは真理の探究者によく起こることがあるので、
特に気をつけなくてはいけません。
このエゴイズムは、
昔から高いレベルの聖者たちが一番恐れていたことです。
なぜなら、どんなに成長しても、
この罠におちいる危険性がいつでもあるからです。
byハリー・ランバート
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有名な某占い館で働いていた知人が、
休憩から戻ってきた際、自分のブースの机の上に、
たくさんのゴキブリの死骸を置かれていたことがある。
明らかに意図的な嫌がらせ。
お客さんがそれをするっていうことはまず無いわけで。
別に珍しい話ではない。
この業界、陰湿なイジメはよくあること。
「洗礼」を受けない人のほうがラッキーと言える。
ネットの誹謗中傷も九割がた同業者。
どんな業界もコミュニティでも、色んな人がいる。
歪んだ人も嫉妬深い人も面倒くさい変人も。
占いや癒しの現場もそれは同じでいずこと変わらない。
同業者とは関わらないというルールを決めている人を知っているが、
それはそれで正解なのだとも思う。閉鎖的と責めることはできない。
なんだろうな。
悩みという「エゴイズム」にとり憑かれた、
たくさんの人たちに日々接する仕事だからか、
知らず知らずのうちに吸い取ってしまい、
「エゴイズム」に感染して飲み込まれてしまうのだろう。
今になって気づかされるというか、そう思う。
なんたって私も「エゴイズム」に呑まれて、
最前線突っ走ったことあるから。
私の場合、幸いにも他人を誹謗中傷したりとか、
悪口や叩き方面には流れなかったけれども・・・
どちらかというと、ホンネをそのまま当人にぶつけてしまったり、
生意気だから余計な一言とかエラソーなこと言って憤慨され嫌われ。
(でもさ実際書いたり言ったりとか行動に移して顕さなくても、
似た様なことを腹に溜めていたり思ったり考えたりした段階で、
同罪というか、根はあんまし変わらないと思ったりします)
怒りっぽくて、他人の過ちとか非礼を赦せなくって、
ひどいことや失礼なことされた(私にとって)と思うと、
喧々囂々で「誤れ」とばかりに噛み付いて、
イジワルな買い言葉をいって、毒撒き散らしていましたわ。
キレイごとや妙な正義感を振りかざすタイプのようでして、私。
怒りにまかせてそのまま怒りをぶつけることもありました。
まるで自分が裁定者か執政者になったかのような思いあがりが膨張して。
あと、ヘンなプライドも増長していましたねー
まさに「ナニサマ」でした。
我ながら吐き気がするほどに。
過去の自分を振り返って反省するとき、
「エゴイズム」に取り憑かれて醜態さらしている人のことを
憐れとも気の毒と思えこそ、責められんのよ。
早く気がついて目を覚まし、そこから抜けて欲しいなあ、と願うのみ。
私が始めてレイキヒーリングを受けて、
アチューンメントもして下さった方は、
最初こそ謙虚で可愛らしい方だったんだけど、
途中から、
『スピリチュアル・ナルシシズム』に引っかかっちゃったみたいで、
「私には観音様がついている」
と私はスゴイ人とばかりに、勘違い路線いっちゃって、
練習会に参加しても、教祖サマとお取り巻きみたいな、
なんかもーヘンな宗教っぽくなってしまい、
話も通じないし、電波発言ばかりで、
徐々にフェードアウトさせていただいた。
別のヒーラーさんで、
やたらと芸能人との繋がりを自慢する人がいた。
「今日はこの後、○○さんのパーティに呼ばれているんです」とか。
「私のところには芸能人のお客さんも多いンです」
「自宅サロンではVIPとしてのお客さん、著名人の方だけをお招きします」
気のせいか、ピノキオのごとく、
自慢話がチラリと出るたびに、お鼻がお高くなっていくような・・・
そんな風に、
天狗になってしまうライトワーカーさんたちを何人か見てきた。
みんな才能があって、良い素養のある人であるばかりに、
残念で、がっかりもさせられる。
ハリーさんの言うように、
成長することをやめて4番目のプライドにはまってしまった人たち。
同胞であり仲間である彼女彼たちに、反面教師として、
私は多くのことを教えられ、気づかせていただいてもいる。
そしてどうして、こういうタイプの人たちと
一時的にせよ、関わり持つことになったのか・・・
それもまた引き寄せの法則のひとつで、
私の中にも、彼女彼らが見せている傲慢な『エゴイズム』の種があって、
似たもの同士というか、彼彼女らはかつての私の姿でもあり、
再びその罠に陥らないよう、私に痛みを与えつつ警告をくれている。
油断するとすぐ傲慢や余計なプライドが、顔を覗かせてしまうから。
この仕事をやっている中で、何度も反芻し、自問自答する。
教えてくれた人々の姿を鏡として、自分の「エゴイズム」と対面し、
彼らが身をもって示し、与えてくれた教訓をムダにせぬよう、
「そこに愛はあるのか?」と、振り返りつつ。
絶対に間違いを犯さないという保証はなく、安心もない。
実際、
「やっぱ、まだまだです、ぢぶん」
「私もお鼻が伸びて、ピノキオになりかけてます、ヤバイ」と・・・
トホホな自己嫌悪を繰り返しつつ。
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我々が知っているのは、
我々はまだ何も知らないということだけである
byソクラテス
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さも自分は何でも判っていて、何でも知っているという上から目線、
何にも分かっちゃいないクセに、ほんのちょっと知りえたことで『錯覚』して、
ついついエラソーにしたり顔な説教者になってしまうことは多々。
例えばそう、
「ケースファイル(スピリチュアルカルテ)」の
どこぞに書いた人のときなんかもそうだったんだけれども・・・
過去の人生において、
生来の怠け者が故に安易に快楽に流されてしまうクセを持ったその人・・・が、
ブループリントとしての今生の計画の中に、そうした過去の生き方を反省して、
「今生では怠惰に流されずマジメにコツコツ地道に努力する大切さを学びます」
「スピリチュアルな真理を勉強し、霊性を高めるトレーニングをすることで、
過去の償いを少しでも早く贖える自分になっていきたいです」
という目標・理想を掲げていたのに、
「辛いのイヤ、しんどいのイヤ!
自分の欠点とか見ていくのイヤ! 過去の反省とかイヤ!
注意されたりするのイヤ! 楽しくないのイヤ!」
で、やっぱ
マジメで地味な内省を嫌い、
ウキウキワクワク、ふわふわキレイなほうに流れ。
他人に尊敬されたい、評価されたいという『エゴイズム』が強い人だったから、
オラクル系カードでリーディングする道に行き、
「せっかくアドバイスしているのに、
言うことを聞かない人に対して、腹がたつ」
みたいなこと言ってるしなあ・・・うーん。
ダメだ、まったく更正できてないじゃないか!
中間生で反省したことと、逆方向行ってるしっっっ涙
そんでもって、私ときたら、そんなその人を観てムラムラっと・・・、
「てめぇ~!
あんたのその性格のせいで、
どれだけの人が迷惑被ったと思ってンの!
そうやって、
考えるの嫌い、面倒臭いのイヤ、退屈なことイヤって、
おのれに与えられた立場や役割を考えない無責任さのお陰で、
どれほどの人々が死んだと思ってんの?
あんたみたいな阿呆で無能なボンボンが跡継ぎだったせいでっっっ
国一つまるまる滅ぼしておいて、
その元凶を作っておいて、ふざけたこといってんじゃねぇ!!
罪滅ぼしをしたいって言ってた同じクチで、
寝ぼけたこと言ってんじゃねーよ!!
お前のせいで一族全員、女子供も、老人も、
みんな虫けらみたいに殺されて死んでったんだぞ!
何が、『過去の反省するのは痛いからイヤ!』だとぅ?
アホンダラ!
拷問されてズタボロなゴミ屑のように
死んでった人々だって、
誰一人死ぬのも痛いのもイヤだったンだぞ!
今生で、
そのアンポンタンな性格見つめなおすくらいのことを、
しんどいってゆーなぁぁあああああああ!!
ごぉおりゃあああああ~!!怒」
って、
あしたのためにその一、そのニ、その三、で
アッパーカットに左ストレートかまし、
ローリングサンダースペシャルとかギャラクティカマグナムとか、
ついつい、お見舞いしたくなっちゃうなど、
今でもイカリングでメラメラしちゃうから・・・
こういうエラソーなナニサマ目線・・・
まだまだ『エゴイズム』との付き合いは続く、で、
なかなかどうして、コレをコントロールするには先が長いです。
怒りを完全に手放すのは難しいですわ。
仙人には・・・なれんのシ。
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