2015/11/05

霊能力とエゴイズム

私の仕事のことを、
何をしている人なのか?と、自分流に答えてみるならば、

「その人の魂が、
本来行きたいと思っている場所に、導くためのナビゲーター」

・・・と、いったところだろうか?

この場合のクライアントの行きたい場所というのは、
その人のエゴイズムを満たすための場所ではなく、

カルマを解消したり、魂を成長させるための・・・
との注訳付になるが。

現在のことを紐解いたり、過去生の情報を伝えるリーディングや
その傷を解放したり、癒すためのセラピーや
霊的な事柄に対する対処法、そしてヒーリングといったものは、
そのための付属的な処置にしか過ぎず、
それは本分でないと言っていいかも知れない。

なんか小難しいことをのたまわっているけれども。


私には大したことができるわけじゃない。

何もできないちっぽけな人間の一人で、
私のこの手はあまりにも無力で、
意味のある多くのことを成せるわけではない。

私ができることはどれも、たいしたことではない。

人に見えないものが知覚できたり、認識できたり、
多少の知識を持っていて、それらに対処できる方法を知っていたとしても、
それが私という人間の価値を決めているわけではない。

霊能力といえるほどの力でもない。

よしんばそれがあったとしても、それは私の人間性がゆえなのではない。

人としてはあまりにも不完全で、優良か不良かと言われれば、
出来損ないで、過ちもたくさん犯してきたし、
それは過去だけの話ではなくて、今もそうだ。
社会不適合格者といえばそうだし、
世の中に価値のある、生産的なことを多く生み出してきたわけじゃない。

私一人いなくても、世の中はちっとも困らない。

私のしてきたことなんて、それっぽっちのことだ。

これは卑下ではなく、事実を述べている。

「天は人の上に人を作らず」

私のような仕事をしている人間が、何か特別ということはないということだ。

極めて現実的で、常識的というか、
理論的で科学的な見解を持っている人々からすれば、
非科学的な世界・・・
心霊科学やオカルト的な世界に足を突っ込んでいるものが、
異端だったり、妄想的で狂心的な現実逃避者にしか見えないように、
その逆に、そのような能力を示すものに対して、
盲目的に崇拝意識を持つものからすれば、
自分もそうなりたいという憧憬の念から、
何か一段高いところにいる存在のように見てしまいがちのようだが、
もっとその中間で、中立的に物事を眺めてみる必要があるだろう。


動物的な本能が退化せず残っているとか、
あるいはそれらが発達したとして、霊的な能力等を考えてみたとき、
サイキック的な能力は、人間の示せる可能性の一部に過ぎない。


傲慢と自惚れ、偏見は、こうした仕事をするものにとって、
一番の敵であり、落とし穴であり、自らを崩壊させ、貶める道筋となる。

一番怖いのは、エゴイズムだ。

その罠にはまった瞬間に、人は自らを正しく認識することができなくなる。
自分の姿を見誤ってしまうのだ。

そうした罠にはまってしまった人々を私は何人も知っている。

そして、私自身、何度もその罠にはまっては、脱出したと錯覚して、
再びエゴイズムにかすめとられてしまうことが多々ある。

何度も何度も、自らのうちにあるエゴイズムに気づかされる。

気づいたと思っては、まだその迷路の中で、
気づいたと思ったその気持ち自身が、まさにエゴイズムだったときも。


知っているようで、私たちはまだ何も知らない。

知ったと思っていても、それすらも知ったことにはならない。

すべてを知ったと思っているうちは、
あいかわらず私たちは、何一つ知らないという世界の中にいる。



霊的な能力に憧れる人は、決して少なくない。

自らがその能力を手に入れようとする人も。

エゴイズムがゆえに、「人を癒そう」と、その道に憧れるものも。

しかし、エゴイズムはさまざまな弊害を私たちにもたらす。
エゴイズムは、悪を引き寄せ、罠を作り上げる。

ときに罠に陥ることも、人間の成長過程には必要で、
そこを直視して、乗り越えていかなければ・・・
過ちを犯す痛みを知り、他人の痛みを理解できるところまでには、
知識と経験を智恵に変えて、
思考と感情のマスターになっていくことを覚えなければ・・・

本当の自分の人生を生きることはできなかったりする。

私たちはあらゆる感情を学び、それを知り、蓄え、
他者を寛容に赦せるようにならないといけないので。
いつか同朋たるすべての人類、
他者のために生きることを、自己犠牲と考えずに、
愛を体現することができるようになる、その日までは。

さて、最近「智恵袋」で見つけた、

その通りだと、うなづけることが多かった良き書き込み。

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n3360

書かれたことにモロ手をふって、すべて賛成・同意というわけではないが、
真実をついているし、この警告はとても正しい。

ある一面では本当のことを言ってるし、
一般の人向けの、とても良い回答だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿