2015/11/01

エジプト旅行記「ナイルの夕陽よ、もう一度!!」⑥

ニューカタラクト・ホテル...そこはまるで楽園のようだった。

13時だったろうか??

少しばかり遅い昼食を食べに、
我々が向ったのは今夜 泊まる予定のニュー・カタラクト・ホテル。
ここはもう ホントに夢のような場所だった。

想い出すたびに ほぉっ...!! はああっ!!

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カタラクト・ホテル・・・・
ミステリーの女王、アガサ・クリスティが
「ナイルに死す」を執筆したホテルで、
その原作を映像化した映画
「ナイル殺人事件」の舞台にもなったトコロ・・・


しかし アタシたちは本館である カタラクト・・ではなくて、
新館の方のニュー・カタラクト・ホテルの方に部屋が用意されていた。
なんだ・・残念・・と、最初は思ったけれど、
お昼ご飯の後、それぞれの部屋に通されて、窓からの景色を臨んだ時、
その小さな失望はやがて大きな感動と感謝に変わったのだ。

だって この世のものとは思えないような 美しい景色だったんだモン。

我々のツアー客のために用意された部屋は8階と9階にあって、
アタシたち3人のは9階だったのね。
鍵をもらって、真新しい新館の部屋のドアを開けたとき・・・・
正面にあるかなり大きめの窓(ベランダ)から 垣間見た景色・・・

思わず三人でいっせいに近寄って、そのあまりにも感動的な美しさに、
三人揃って感嘆の声をあげちゃったのだ。
すると、他のツアー客もほぼ同時に部屋に入って 窓の外の景色を見たんだろう。
隣から下から あちこちから 一斉に感動の悲鳴が聞こえてきたの。

「わあーーーーーーーーーー!!」
「きゃあああああああああああああああああっ~~!!」
「おおおおおおおおおおおっっっ~~~~~!!」
「わ~おっ!」
「ヒュ~(口笛の音)」

なんて 具合に(笑)


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旅は人の心を解放し、容易に感動的かつセンチメンタルにさせる。
旅先には なんてったって 仕事や人間関係のわずらわしさがない。
見るもの聞くもの感動で、楽しいものばかり、
心はうきうき舞い上がってま~す! だもん。。
時間にも縛られず、ストレスなんて いっさい感じない!
ホントに素ン晴らしい。

心も優しくなれるから、心からの笑顔で人にもいっぱい優しくできる。
そして 見ず知らずの人たちと、笑いあい、
感動を共有している気安さで、あっという間に打ち解けあえてしまうのです。


旅の気安さと行動を共にした事で、顔をようやく覚えたからかな??
ここに来て ようやく ツアーの他のお客さんとも
気軽におしゃべりを交わせるようになった。
なんかねー みんな きさくでいい人!
(旅って、心のガードを解き放って、
連帯感で結びやすくしてしまうのかな?)

子供たちも手を離れたし、
お金を後に残して もめごとの種にしてしまうよりは、
生きている間に二人てやりたい事に使って、
人生エンジョイしようと、あちこち旅している老夫婦。。。

このおじいさんには、うちらビールだとかいっぱい御馳走になっちゃった。
年配の女友達3人組。会社の友達同士・・・
漫画「王家の紋章」のファンで
エジプトに来たかったという友達二人の女の子たち。
旅行が趣味という若夫婦。

そして、中東に旅行に行くという娘を心配して着いてきたという母と娘。
一人でツアーに参加している人もたくさん居たなあ。。。
一人であちこち行ってる写真が趣味の男性。

親から、若いうちに経験を積んで世界中を見てこいと
無理矢理旅行に出されたという名古屋のボンボン。
女の子でも一人での参加って子いたし・・

幸いな事にいい人たちばっかりで 楽しかった~
みんな優しくて親切で思いやりもあってね。
あちこち旅行行ってる人たちばかりだったから、いろんなハナシも聴けたし・・・
今思うと、仲良くなった子とか住所控えておけばよかったと、後悔もしかり。
とはいうものの、帰国したらお互いの写真を見せっこしましょうと、
いいだしてくれた人がいて、約束して別れて、それは実現したのだった(笑)


◆ ランチ
ここでの料理はスープとパンとサラダと、
メインディッシュはチョイスできる魚か肉料理だった。
サラダはとにかく 野菜がでかい!!
ほとんど丸のまんまカットされた野菜が皿にのってるだけという感じ。
ドリンクは、おススメのカルカデジュースというのを頼んだんだけど、
なんかねー ハイビスカスティーのアイス版ってな感じだったよん。

んでもって、食事は本館である、カタラクトの方だったのね、
部屋に荷物をおく前に レストランでご飯を食べたの。
ウェイターのおじさんがねー 茶目っけのある人で楽しかった~

なんちゅーか ジョークがあるのよ、ユーモアがね!
日本のホテルマンにはあーいうのがないからねー!
食事のあと、各自の部屋に通されたんだけど~
それについてはすでに書いた通り。
いやー もうねー アレは実際 見た人でないと駄目よ。伝えられないのよ。
後日 写真現像してから見たけど、違~うって感じ。


ニュー・カタラクト・ホテルからの窓からは カタラクト・ホテルが見えて、
そしてナイル河・・・ナイル河には小さな島が浮かんでてね、
その島には遺跡となったクヌム神殿があるの!
熱帯にあるような その島や河岸の植物たちに、
水辺に浮かぶ帆かけ船(ファルーカ)たちの群れ。
岸辺遠くには、アスワンの街並み。。

ああっ!! オオッ・グレート!! ハウ・ワンダフォー!!
イッツ・ア・ビューティフルゥ~!! なのだ。

思わず うちらは口ぐちに、
こんなに美しい景色を見たのは生まれて始めて~と うっとり。。
うるるんっ(T^T)

なんかねー !! ああいったトコロは 新婚旅行におススメよ!!
あんな素晴らしい この世の楽園みたいな感動的な景色は
ぜひとも愛する人と見ていただきたいっ!!

是非っ!! ご推薦なのだぁ~!!

もぉ~ うるとらロマンチックよぉ~~!!

超ムーディな気分に浸れます。

(と、いうわけで アタシは帰国してから のべつ友達に推薦しまくった!!
あげく 新潟の友達が感化されて、
ちゃっかり新婚旅行にエジプト行ったんだよん。
あー アタシャ エジプト観光局のまわしものかっっ!!)

アタシもらぶらぶまいだーりんと並んであの景色をもう一度 見たいわぁ~
(相変わらずの単なる妄想で~す)



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