2015/11/01

エジプト旅行記「ナイルの夕陽よ、もう一度!!」⑤

ハードな格安パックツアーというものは、
朝が非情に早いんである(TT)


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と、いうわけで 6時には起床。
ホテルにて簡単な朝食を済ませ、
われら一行はバスにて、カイロ空港へと向った。
昨日着いたばかりのカイロ空港。
だけど、今度は国内線のロビーで国内線の小型飛行機に乗る。

飛行機の中のスチュワートは
なんか郷ひろみ似の濃い顔をしたお兄さんであった。

寝不足には違いないが、
とりあえず まだテンションたかく 、気分はハイ!ハイ!ハイ!

きゃあ~! いよいよアブシンベル神殿だあ~~!!
カイロの街並みが遠ざかると、真下には 広大な砂漠が広がってる。

おぉっ! リビア砂漠ぢゃあ~~!
何となく アラビアのロレンスや十戒なんかの映画を思い出してしまったのよ。

空は青々と晴れているし~ この白い景色がまた たまんないのよ~
とにかく 太陽が白くて、日差しが眩しいんだ。

んでもって 飛行機から 目指すアブシンベル神殿がくっきりと見えるっ!!


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うわっ! 何という感動~!

カイロから 2,3時間ってとこだったかな??(ちょっと忘れた)
お昼くらいに、アブシンベル空港について、バスに乗り換える。
そのバスの中から見える景色がまた。。。なんとも いえないんだな。

遺跡だとか歴史や世界史好きな人なら 知ってると思うけど、
アブシンベル神殿は、世界遺産の一つだけど、
何年かおきに起るナイルの氾濫を防ぐためのアスワン・ハイ・ダムの建設で、
その湖底に沈む予定だった遺跡なんだよね。
だけれど、貴重な人類の資産を守ろうという、
世界中からの呼びかけと寄付で現在の場所に移設された遺跡なのだ。

さてさて バスに乗って 30,40分?もすると ナセル湖が見えてきた

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出た~っ!アブシンベル大神殿どぅえっす!






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神殿の内部なのだ






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神殿の奥にある4体の像






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王妃ネフェルタリのために建てられた
アブシンベル小神殿






うわあ~~~~~~~~~~~~!! デカイっ!!

なんか遺跡だぞおっ~て感じ。
ピラミッドよりも感動したご対面でした...
ああっ! 足元には白い砂・・・いよいよ 神殿内に突入だ~!

アブシンベル神殿はラムセス2世が建立した神殿で、
王のために創られた大神殿と王妃のための小神殿とがあったりする。
神殿の入り口には、4人のラムセス2世の巨大な像。

20代、30代、40代、50代の・・王の姿なんだって。
んでもって、
足元には愛妻であるネフェルタリの像がとっても小さいんだけど、
よりそうように彫られてる。

ここは、春分と秋分の日に、太陽が入ってきて、
神殿の内部にある4体の像を照らし出すようになっている。

この像を説明すると、
左から、クヌム神、ラムセス2世、アテン神、オシリス神・・・・となる。
んでもって、神様たちと王が同じ大きさで彫られているのは、
王は神と同等であるという、意味なんだそう。
小神殿の方は、王妃のために創られたものなので、
さすがにちっちゃぁい・・・

けど 当時 女性の地位は低かったから、
こんなのが創られたってだけでも
王の王妃への愛の深さが分かるってものなのよね。

遺跡の周辺には 観光客目当ての土産物屋がズラーリッ!!
しかし ここいらは アラブ顔の人はほとんど少なくて、
アフリカンな黒人がいっぱい。 聴くと彼らはヌビア人だという。

日差しは強く、眩しくて目がついつい細くなる。
マジでサングラスは必需品なのだ。
景色といい、ああっ!! ここはすでに灼熱の砂漠地方なのぢゃ~



さて お次はバスに乗って アスワンへ・・・



◆アスワン・ハイ・ダム
んーーーーーーっ ダムなんだよ(笑)
それ以外にコメントがない・・・・・

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アスワンハイダムからナセル湖をのぞむ







◆アスワンの石切り場
遺跡やオベリスクなんかのための石を切ってた場所・・・らしい。
ここではハトシェプト女王の未完のオベリスクなんかを見たなあ。
んーーーーーーーーー 石 好きです。

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石切り場にて。ハトシェプスト女王の未完のオベリスク

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