2015/11/04

うつし世は夢、夜の夢こそまこと(後半)

そして、その日の午後は法隆寺へ。

修学旅行とかでは行ってないけど、
とりあえず昨年に続いて二度目の法隆寺。

じっくりまったり観光を楽しみたく、
大人の時間を過ごしたい者の天敵(修学旅行生)のいない間を見計り、

「敵は去ったっっ 今だっっ!」 と、

私と○○さんは五重の塔にダッシュ!

中を覗くと、面白い頭の子供(左右に髪を束ねた感じの)が、
姿を隠すようにさっーと、走り去っていく。

もちろん、ナマの人間ではない。
幽霊ってのでもない。まあ、エレメンタルですな。

歳は7、8歳くらい? いやさもう少し上なのか??下なのか?
わからない、微妙です。

で、姿隠すわりには、気になるのか、
隠れたつもりになって、そっーと、こっちの様子伺ってるし(可愛い)。

うーん・・・誰なんだろう?

誰のエレメンタルなんだか?? 謎

他のとこ(五重の塔は東西南北から覗ける)から覗くと、
パタパタと下駄音?靴音?のような独特の足音を立てて走って、
私たちのいるほうを好奇心丸出しに、でも恐る恐るに、
おっかなびっくりで、様子を伺っていたりする。

かわいい~♪(私はショタコンだったのか)


「ダイジョブよ、おばさん、怖くないよ~」(十分怖いか)

と、言いたかったけれども、
はっきりいって、コンタクトは取れなさそうだし、
それが目的な旅ではないし・・・まっいいか。


そして、その後。

「いい天気やー」
「ほんと、ほんとー」

みたいにまったり見学している私たち。

そして夢殿に向って、たらたら歩いて、
きょろきょろとしていると・・・


「私はね。この斑鳩の地に理想郷を作りたかったのですよ。
 上も下もない、身分もなにもなく、人が人同士として、
 ともに力をあわせ、暮らせる町。
 そして、新羅も百済も、大和の人間もなく、
 単なる仏の弟子として、小さきものたちが助け合って、
 生かされてることを感謝しながら、分かち合って暮らせる場所を」


とつぜん左隣に表れた、なんか
おっさんいやさ男性がつぶやいてる。
(言葉つーかセリフは正確ではないです)

「え゛、それは私に向って話してるんですかい??
それとも、ただの独り言で?? どど、どっち?」

でしたけど。

もちろん、肉眼で捉えられる存在ではありません<
おっさん

なんかよくわからないけど・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

も、もしかして、アナタは??

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、いいや。

追求したり、考えるのは止めよう。


やめたほうがいいな、うん。


まー 
その後もいろいろとお話聞きました
(一方的に語られたようなっっっ汗)けれども。
主に、国の行く末というのかな・・・民のこととか、国の将来を憂うことね。


で・・・

「その立場に生まれたものには、
やんなくちゃいけないことがあるんだよ」


ってことをまたしても、言われたー(涙)

ぐげー


なんなんでしょう。単なる観光なのに。

行く先々でお説教。

そのうちに、エアロスミスが目前でライブおっぱじめそうな勢い。
(曲はもちろん「ウォークディスウェイ」)。


そんなこんなの二月の奈良旅行。

だったのでした。

笑えるのが、その後に巣鴨から今のトコに引越するわけですが、
第一希望が港区だったのにも関わらず、なぜか想定外の新宿区。

氏神様にご挨拶にいったなら、
末社に珍しく聖徳太子が祭ってあるし、
おまけに近くには毘沙門天のお寺が(笑)

そして、土地自体、上杉家に縁が・・・

笑っちゃう。


ま、そういうこともありますね。


上杉謙信にしても、その後の軍人さんたちにしても、
・・太子にしても、

ホンモノかどうかわからないわけですよ。
成りすましかも知れないし・・・
ファン心理などの憧れ、崇拝の果てに、
自分が当人と思い込むようになっちゃった勘違いちゃんかも知れないし、

「謙信て、太子ってこんな人だったはずー」

と、大衆が、その人物に寄せて創り出したイメージの産物としての、
『まぼろし』(人形みたいな影)かも知れないし。

いずれにしても、死後そーとー経ってますから、
仮にホンモノだったとしてもね、
八甲田山の人たちを除き、いずれの人たちも「霊」として
存在できる年月はとっくに過ぎているので、
残留思念だったり、
当時のパーソナリティとしての抜け殻なんですが。


まーホンモノだったら、すごいなあ、って思ったりするぢぶん。

でも、テレビで彼らの役柄を演じる役者さんたちのほうが、
らしいというか・・・なんというか、ビジュアルがいいので、
かなり、ガックシ・・・くる。

つーか、

夢がなくなるなー


と。


△∵▲∴△∵▲∴△∵▲∴△∵▲∴△∵▲∴△∵▲∴△∵▲∴△


そして、先日・・・

ちょうどこないだの日食の話が出て、

国家占星学とか、
陰陽道的な日食の暗示的なことを解説してたわけです。
(あんま解説らしい解説にはなってなかったような?)
「東京で見れるってことはねー 
 つまり、○○で○○だから、アレなんだよー」

「日食の直後すぐ、一年以内に何か起きるとかでなくてー
 ゆっくり確実に時間掛けて国の基盤がかわっていくというかー
 前のときは、130年位前だから、
 あ゛ー
 あの時は、あのあと、明治維新だかんねー」

なんて、だらだらと。


したらば、

「ん?」

話をしていた差し向かいの○○さんの左に、誰か立ってるし。

んでもって、○○さん。

「なんか、急に頭と右手が痛い」


そこに立っているその人の格好・・・

ええっとー

どう見ても、新撰組の服装なんですけどー??

ええええ? どうして??

そして、○○さん曰く

「テレビでよく見る新撰組の人に見えます」
(彼女も生徒さんの一人で、そっちの方面ばっちり)

「だ、誰?」

近藤勇や土方歳三は、世間的に写真が出回ってるから、
彼・・・が彼ら二人でないのは事実。

ヒラメ顔でもないから、沖田総司でもない(ちぇっ!)。

血気はやった志士というより、
どちらかってーと、文系の顔(どういう顔?ってつまり知的)。


とりあえず、知ってる志士たちの名前を上げ連ねてみると、
(あんま詳しくないけど、戦国武将よりはわかる<新撰組)

「○○○○○○さん?

「・・・いかにも」

一人に該当。
(そだなー あだ名つけるとしたら、カッシー
それでわかる人はわかるよね?)


でも、あーた、亡くなったの、江戸でなくて、京都でしょ?
どして、東京に??

なんて尋ねてみたところで
あっちの世界に、距離は関係ないから、アレか。

ちなみに、残留思念ではなく、
ギリギリやばいけれども、まだ霊だった。
(霊として存在できる、ギリギリアウトのすんで)

だから、話をするのに困難があって、ちょっと大変だったり。

カッシー曰く

「・・・日本が、あぶない・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

内心、そんなこと、アタクシに言われましても、です。

ああ、日食の話で、
今後の日本があーだこーだ的な話をしていたからか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しまった~っっ! また余計なものを呼んでしまった<冷や汗

(イタコ体質な私は、油断すると色んなものを引寄せてしまふ。
少し前なんか、湖に沈んで凍死&溺死した大量のロシア人たちと、
繋がってしまい人数多すぎて数ヶ月もかかってしまった。
私に平和な日常が訪れるのはいつなんだろう・・・涙)


歴史上の有名な人物(しかし死人)を呼び寄せてしまった好奇心よりも、
わーん、どうしよ的な気持ちが強いわけです。トホホ

カッシーの言いたいことも、国の未来を思う気持ちも、
心配もよ~くわかるんだけど、

成仏していない段階で、それやろうとしても、
まず無理だって・・・というのがある。

力ないもの。

しかも、カッシー。
志を同じく、つーか似たような意見や想い持ってる人たち(みんな死人)
・・・色んな時代のエレメンタルや
霊たち(2.23事件のもいた)と集団になってて、
ひとつ道や方向性を間違えると、
日本に影落とすグループエレメンタル(集合体無意識)になっちゃうし、
三次元の世界のことばかし気にして、干渉していると、
敏感な人に良くない影響を与えてしまう可能性のほうが強い。

つまりはキミタチ、悪霊になってまうがな~

・・・なんですよね。



どうでもいいから、つかー

気持ちはわかるが、一回上がってからにしてくれ。

でした。

ちゃんと「霊」としての人生を終えて、
「魂」に戻ってから、その後で、仕事してね・・・ってホント。
物質社会に対して働きかけるにしても、
手順は踏んでもらわないと、です。


ああ、でも、カッシー。
待ち伏せされて殺されたという話ですが、
右手を切り落とされていたのね。
痛かったでしょーね。
あ゛ーいや、そんなこと感じてるヒマもなかったかー

テレビドラマだと、

竜崎勝さんという役者さんが演じたカッシーが私は一番好きでした。

※とってもナイスミドルなステキなおじさまでしたの~<竜崎さん

しかし、顔は・・・・まったく似てません。

残念無念。


で、ネットで調べると肖像画が・・・

「え゛ー こんな顔じゃない、なかったよ~
 いちおう、月代あったしぃー
 んな、狐顔じゃなかったんだけど・・・」


似てない。

しかし、動乱の時代を生き抜いた弟さんの写真は残ってた。

はい。弟さんの顔に似てましたー。

どちらかというと丸顔だったし、目はちっこかったし。

ああ、よかった。どうやら、モノホンらしい。

そして、ハタと気づく私。

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あがってもらう前に、いろいろ質問すればよかった・・・・と。


「し、しまった~!!」

せっかく、歴史上のことを知りえるかもしれないチャンスだったのにねー

私って、アホや。



そして、その後、さあご飯食べよう~と、はーやれやれと思っていたら

もう一人。。。


出てきちゃった。

その人のことはここでははしょります。

とりあえず、うちの先祖の上司(というよりオーナー様?)。

でも、史実で語られている人物像とはちょっとイメージが違うのでした。

「なぜ、私たちのところに?」

という問いには、

「なかなか、声を聞いてくれる人がいない」

とのことでしたが。


うーん・・・・。

最近、幕末づいてる?

ていいますかー

少し前の個人セッションでいらした人で、
ふたつくらい前の人生で、「白虎隊」の一人として、
あのお山で割腹自殺された過去を持つ人がいらしたので。
(相談内容はまったく関係のないことだったから、伝えてないです。
跡継ぎとは言え、まだ甘えたいところのある子供で、
親兄弟を残して死んだことのトラウマはしっかり残ってましたが)


なんか、まあ、その時代のことが騒ぎ出している時期なんでしょうね。

日本という国のサイクル的に。



まー そんなこんなで、

私は・・・疑り深いというかなんというか、


「ホントか?」っていう感じで、
褪めた目で見ています。

自分が経験していることに対しては。

それに、奈良での出来事は、

どちらかってーと、私に何かモノ申したい
誰かが(例えばうちのガイド)、
彼らの着ぐるみをきて、
この人の話になら、耳を傾けるだろー

みたいなノリで、お小言を言ってくださったのではないかと、

そんなふうにも勘ぐってみたりするのです。

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