アルバイトだけでも、一日だけのものから長期のものまで、
あまりにもたくさんしてきてしまったので、
数え切れないし、覚えていないものもあったりする。
サクラのバイトとか焼き鳥の串打ちや、ケータリングの調理補助、
アパレルのピンキング作業、調査業務やコンサートスタッフ、
某アニメショップの店員、遺跡の発掘、接骨院のスタッフ
歯科助手とかもやったかなあ。
その間、
交通事故にあったり、病気で寝込んだり、
なんだかんだ人生も流れ流れてあれやこれや。
占い師の仕事もね。
最初の占い館は時給500円だったの。渋谷で。
交通費こそ月に5000円だけ出たけれど。
でも、普通は売上げの50%だから、
時給が保証されているだけマシなんだけどね。業界的には。
でも、どんだけ稼いでも時給500円。
テレビでレギュラー持ってた先輩でさえ650円。
キツイなーと思ってた頃、
専属にならないかとスカウトしてももらって、
「日給1万でどうでっか?交通費も2万まで出しましょ」と・・・
某占い家に移ったわけだけど、この給料はもー破格だった。
先輩が紹介してくれたお陰で、
花やしきとか後楽園の占いコーナーとかで仕事にありつくも、
違和感ありありだったので、結局断ることに。
ああいうところは売上げの50%(交通費必要経費込)なので、
一日の売上げが1万なら自分の取り分は5000円て計算。
売上げがよかったので引き止めてくれたけど、
ゲーム機の大音響の中で仕事するのはきつかった。
まあ、贅沢だったと思う。やめるなんて。
みんな、場所を欲しがって、順番待っているというのに。
当時占いの仕事は、私にとって不本意というか、
やりたい仕事ではなかったので・・・
他に出来ることがないから仕方なくやってる感ありありで。
機会さえあれば、辞めて他の仕事に!って、いつも考えてたし。
電話占い会社に在籍して電話鑑定の仕事は続けてたし、
個人鑑定とかイベントのなんかもしてたことはしてたわけだけど、
そんなんで、ダラダラやりながらも、転職活動をしたり、
他のバイトをしたりとか、またまた流転の日々。
先輩の友達で、
雑誌にバンバン連載持ってる占い師さんを紹介してもらい、
アシスタントとして原稿書きを手伝ったりもした。
このときに、占いの原稿の書き方を教わったんだよね。
その人は良い人で、ご馳走してくれたり、すごく良くしてくれたもの。
でも、人を雇ってはいられない状況になってしまった。
けれど、辞めた後もいろいろと親身になってくださって、
自分にはちょっとという仕事を回してくれたりとか、優しい人で、
本当にE先生には感謝している。ご恩返しはあまり出来なかったけど。
その直後に未経験でもOKの事務のバイトを見つけたり。
これは時給1000円だったかなあ。普通のバイトでは初めての4桁時給。
高校生時代からずっと、アルバイトはサービスとかが主流だったので、
事務とか、そうした頭を使う仕事は自分には無理だと思っていたのだけど、
なんか採用されてしまって、我ながらビックリ。
とても小さな業界新聞社さんで、社員も少なくてアットホームなとこ。
仕事は電話の取次ぎと入金消しこみとか、ホント簡単なファイリング。
ここでの事務の経験がなかったなら、
その後に派遣の仕事なんか絶対に就けなかったろう。
次にしたのは、クレジット会社での督促コールの仕事。
時給は1300円だった。けれど、シフト制で月に12日位しか入れなくて。
ヒステリーで仲の悪い女性社員三人のギクシャクした空気の中、
仕事は決して楽しいものではなかったけれど、
20代から50代の幅広いパート仲間は楽しく、一年も続けちゃったし、
その後でちょっとだけ出戻ったりもした。
いまはその会社合併されちゃってないんだよなあ。
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事務のアルバイトの経験があったので、
クレジット会社でのパート仲間いわく、
「だったら、派遣のほうが時給いいし、オススメだよ。登録したら?」
とのきっかけで、ダメもとで登録したらば、
(高校は卒業してないので学歴詐称です。
社員の経験はいちおうあったけど。どっちもサービスですもんね)
とりあえずパソコンが使えたりしたので、
データ入力の仕事を紹介してもらえちゃったりして。
そこでアクセスのデータベースへの入力をし、
それがまたデータ入力経験ということになって、
次が紹介してもらえて、それで少しずつ経験が積まれていったのであった。
高校だってマトモに行ってない私が、
大手の名前ある会社に仕事で行かせて頂いて、
お仕事もらって、社員である上司に生意気な口聞いてたり・・・ねぇ(爆)
お給料を頂きながら、仕事を覚えて、
その覚えた仕事が経験となって・・・
そういうのが面白くて、楽しかったかなあ。
新しいことを覚えるのはとても刺激的で、
自分に出来ることが増えていくというのは、新鮮で、
本当に面白かったのね。
派遣の仕事を始めたとき、私はすでに30歳を過ぎていたけれど。
それまではブルーカラー的な仕事が多くて、ほとんどが男尊女卑で、
社員もアルバイトも、ぞんざいに扱う、
労働基準法違反なとこばかりだったけれど、
ホワイトカラーな会社って、いいなあ・・・って思った。待遇よくて。
ちゃんと人として扱ってくれるっていうのが驚きで。
もちろん、すべてが紳士的ではなく、ひどい会社もあったけれども。
同族とか、縁故関係で固められているとことか、
一日で、「ここダメです!」なんて、ガマンできない職場ももちある。
それでも、かつて私が仕事してきた業界よりはマシに思えた。
サラリーマン、OLいいなあってしみじみ。
しかし、転職グセって恐ろしく、
困ったことに派遣に関しても、長期でも1年が最長で、
大人になったから忍耐もと思いきや、大人になったからこそ、
ガマンできないことも増え・・・
短期が向いているなあ、と短期専門の派遣になってしまった。
ダメだここ・・・と思うところはワガママにも断ってしまったり。
やれやれ・・・くまったもんだ。
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そういうわけで、私の職務経歴書はエライことになっている。
履歴書には書ききれるはずもなく、
逆に正直に今までの経歴を書いてしまうと、
どこからも敬遠される人材というわけで書類だけで落ちてしまう。
正社員なんて絶対になれない経歴だし、
アルバイトやパートでさえも難しい。
派遣でさえも、ここまで短期が多いと、ねぇー。
なわけで、たくさん省略して、まとめて書いているけれど。
とてもお恥ずかしいことに、
ひとつの会社に長く留まっていたこともないし、
ひとつのことに腰をすえてずっとそればかりをやってきたわけではない。
業界も職種もまちまちで、ピンからキリまでエトセトラetc....
この年齢にして、何かを極めたということもないから、
人生の落伍者とも言えるし、社会人としては失格だろうと思う。
学生時代の頃から続けてきたというか、続いていることといえば、
占いとか他人へのカウンセリングとか、どうしてもそっちになり、
辞めるー 辞めたいとうだうだいいつつ、抵抗したり反逆しつつ、
結局いつもそこに戻ってしまうし。そのくらいか。
けれど、私としては、
今までトライしてきた社員やアルバイトも派遣の仕事も、
その仕事を経験したことに後悔はなく、
むしろ、一箇所のところにいたら、、
覗いたり伺い知ることの出来なかった世界ばかりで、
出会うことが出来なかった人もいるし
貴重な体験をしたと心から思っていたりする。
転職経験が豊富なのは、はっきりいって褒められたことではないし、
忍耐がないの一言で片付けられてもしまうんだけど。
向いてないこともたくさんやってしまって、
その方面の人には迷惑かけたけど、
トライしなければ向いてないと気づけなかったし、
やってみて意外と向いてたとか、上手くこなせたとか、
意外な自分の才能を発揮できて、可能性を試せたわけだし。
サービス業で接客の仕事を経験したことは、
初対面の人と会っても物怖じしない自分を鍛えられたし、
接遇の経験があるから、今の仕事も難なく出来ているんだと思う。
アルバイトを教育する立場に立った経験も、
教室で教えていることにも役に立ってるし。
ワードや一太郎なんかのワープロソフトを使えるようになっていたからこそ、
セミナーやスクール用のテキストも作れるわけだし、
DTP補助の仕事をかじったことが画像処理に役立ったし。
エクセルやパワポ、各種データベースにしたってそうね。
派遣で企画広報部の部長アシスタントをしたときに、
自社サイトのページをHTMLで作ったり、管理したり、
様々なソフトを扱えるようになったことは、
自分のサイトを創ったり、立ち上げるときとても役に立ったし・・・
製薬会社に勤務できたから、
健康情報とか、治験のこととか、GCPとか、
薬事法とか、そういうこと多少でも理解できるようになったし、
セッションでヒーリングの仕事を説明するとき、
そしてエネルギーのことを図解して説明するときとか、
この頃に得た知識は滅茶苦茶役に立ってるんだよね。
ホテルや宴会上でサービスの仕事をしたから、
テーブルマナーやセッティングのことも多少かじったし。
デ○ーズでバイトして、パフェとかたくさん仕事で作ったから、
パフェとかの飾りつけ、イマも出来るわけですよ(笑)
これまでにやってきたひとつひとつの仕事はてんでバラバラで、
関係性がないっていうか、
私のこれまでの経歴を見た人は、「何がしたいんだかわからない」
と、忍耐のない、何事も中途半端にしている怠け人のようにいうし、
実際、私は人生の堕ちこぼれだけれども、
それでも、私はいろんなことにチャレンジしてきて楽しかった。
いろんな場所で様々な人にあって、いろんな仕事があって面白かった。
身につかなかったこともたくさんあるけれど、
自分のモノになったスキルもたくさんあって、
それが出来るようになった自分が嬉しかった。
いまもこれからも、使う機会のない技術かも知れないけれど。
こんな経歴、誰も評価してくれないし、
今の時代、日本では不利以外の何物でもなく、、
銀行からも融資してもらえない、信用もしてもらえない経歴だけど・・・
でもまー
他人の話を聞いて、セラピーをすることには大いに役立ってるのかな。
知ってることが多いと、背景を想像したり、置かれた立場を理解したり、
いろんなことをイメージしたり、情報ひっばってくるのに楽だしね。
良識あるエリートさんや面接官には嫌われる
胡散臭い職業の、これまたいい加減な経歴の私ですが、
それでも、その経験を積んだことに後悔はないし、
経験を生かすも殺すも、私次第というやつで、
使える道はちゃんとこうして目の前にあるんだしね・・・ってつくづく。
そんなわけで私は、
人生に無駄なことなんてないんだと勝手に思っている。
これまでの自分の人生の時間や経験したことを
無駄にしてしまうかどうか、というのは・・・
その経験が繋がっているとか一貫性があるとか、
そういうことではないんだって思うし。
ひとつのことに忍耐強く、辛抱を重ねて取り組むのも素晴らしいし、
それが出来る人のことを心から尊敬するけれど・・・
それはそれ、これはこれで、並べ比べてどちらがどうとか、
優越を誇るものでもないと思うんですよね。
経験は確かに積み重ねるものではあるけれど、
それは多方面からの体験でも、重ねることはできるのだと思う。
一見、関係性がないようなことでも、
その人の中で繋がって、ひとつのものに構築できれば、
それは立派な智恵やスキルになるんではないかに~。
ようするに、その人が自分の中でどうまとめるかってだけで。
自分の血肉にするかしないか、それだけなんだでは?と思ったり。
うん。
経験したことは、「自分」という器を通して、どう表現するか否か。
素材を味付けして、盛り付けて、作品に仕上げて、
人の口に合うようなものにするかどうかでせう。
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